本場、名古屋の「味噌カツ」が味わえる居酒屋

居酒屋にして「味噌カツ」をはじめ、「手羽先」や「天むす」など、名古屋の名物料理が味わえるお店。

岐阜県出身のマスター・林さんが、「かつて味わったこれらの料理を店のウリにしたい」と独学で研究。2004年のオープンと同時に、店の看板メニューのひとつに加えた。

広さ8坪にして20人も入れば満席になる、こぢんまりとした店だが、逆に言えばアットホーム。「狭いだけに知らないお客さん同士、自然とコミュニティーを作ってしまう」という。今も中野区のサッカーチームでプレーをしているという林さん。もちろん酒の肴は「サッカーが中心」だそうです。

家族総出でお店を応援

居酒屋に子どもが？？と不思議に思いきや、なんとマスターのお子さん。日曜の夜は奥さんと2人の息子さんが、こうして毎週お店の手伝いにやって来るのだとか。そんな微笑ましい様子を眺めながら、さっそく名古屋名物の味噌カツ（串カツ/1本180円）をいただく。

甘辛の赤味噌（八丁味噌）をベースにした独特の味噌ダレに思わず舌鼓。その瞬間、店名の由来にハタと気付き「馬鹿に上手いタレだから“ばかたれ”なの？」とマスターにたずねたところ、ニヤッと笑いながら親指を突き出してくれました（笑）。

カウンターには焼酎がズラリ	マスターのお子さんが手伝いに

知る人ぞ知る「とんちゃん」を食らう

続いては、マスターが「ルーツは岐阜」と豪語してやまない、赤味噌に豚のモツと野菜をからめ炒めたモツ鍋風鉄板焼“とんちゃん”（480円）。50種類以上揃えた焼酎の中から、特に口当たりのいい良質の芋焼酎をセレクトしてもらいながら今宵も飲んだくれました。

味噌串カツ	とんちゃん