どこが違うの?オリンピック競技ボートとカヌーを徹底解説!それぞれの楽しさを知って両方楽しもう!

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こんにちは、スポカフェ編集部です!

2020年東京オリンピック・パラリンピックでボート・カヌーが行われます。
日常的に放映されている競技ではないため、見どころやルールがわからないという方も多いのではないのでしょうか。
それぞれの競技が水上で船を漕ぎ順位を争う競技、というのは漠然と知っていてもルールがいまいち良くわからない方も多いのでは。
ボート・カヌーは人気の高い水上スポーツ。魅力を知るとハマりますよ!チケットを持っている方も、テレビ観戦の方も手に汗握るレースを楽しみましょう!

目次

・ボート・カヌー、会場となるのは「海の森水上競技場」

・フィニッシュラインを一直線に目指す!ボート競技の魅力とは

・大自然の中で爽快に走るカヌー競技の魅力はこちら!

ボート・カヌー、会場となるのは「海の森水上競技場」

2020年東京オリンピック・パラリンピックボート・カヌー、会場となるのは「海の森水上競技場」です。
東京港中央防波堤内側及び外側埋立地間の水路に新しく整備された施設です。
オリンピックではカヌー(スプリント)、ボート、パラリンピックではカヌーとボート競技がそれぞれ行われます。

それぞれの競技を見ていきましょう!

フィニッシュラインを一直線に目指す!ボート競技の魅力とは

ボート競技は、水上の直線コースでオールを使ってボートを漕ぎ、順位を競います。ボートに足を固定し、レール上に設置されたシートが前後に動き、主に脚力を使って進みます。進行方向に向かって進むカヌーとは逆で、ボートは進行方向に背中を向けて漕ぎます。
パラリンピックのレースの距離はリオデジャネイロ2016大会までは1,000メートルでしたが、2017年にオリンピックと同じ2,000メートルに変更されました。オリンピック・パラリンピックともに2,000メートルで行われます。

ボート競技は何種類?

ボート競技の種目は大きく分けて2つ、スカルとスウィープです。オールを右手と左手に1本ずつ、合わせて2本持って漕ぐ競技がスカル。一方スウィープはオールを1人がそれぞれ1本ずつ持って漕ぐ競技になります。
オールを持って漕ぐ人数で分けると、スカルにはシングル(1人)、ダブル(2人)、クオドルプル(4人)の3種類があります。また、スウィープにはペア(2人)、フォア(4人)エイト(8人)の3種類があります。
東京オリンピックでは、スウィープの「エイト」のみ漕手8人のほかに舵手であるコックスが乗ります。また、種目により体重制限の設けられた「軽量級」があります。
軽量級は、男子の漕手各人が72.5kg以下で平均体重が70.0kg以下、女子は漕手各人が59.0kg以下で平均体重が57.0kg以下となっています。

パラリンピックの種目はボートの種類別に、シングルスカル(1人乗り)、ダブルスカル(2人乗り)、舵手つきフォア(5人乗り4人漕ぎ)の3種目で、それぞれ対象となる障がいが規定されています。

2020年東京オリンピック・パラリンピック、ボート競技の日程

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✴︎ 【ミライトワの会場紹介!】 今回は、海の森水上競技場です✨海の森水上競技場では、ボートとカヌー(スプリント)が開催されます🙌 6月に完成したばかりのまだ新しい会場で、フィールドと観客席の距離も近く、選手たちの迫力や熱気がダイレクトに感じられそうです😆✊ミライトワ、観客席でもう応援の練習をしているのかな?👏 ✴︎ Miraitowa’s Venue Introduction! This time it’s the Sea Forest Waterway!Rowing and Canoe (Sprint) are held at the Sea Forest Waterway.It’s a new venue that just completed this June, where the distance between the course and spectator seats are so close it’s like you can feel the intensity and excitement of the athletes!Miraitowa, it looks like you’re already practicing your cheers at the venue! ✴︎ #ミライトワ #MIRAITOWA #海の森水上競技場 #ボート #カヌースプリント #rowing #canoesprint #Tokyo2020 #Tokyo2020OlympicMascot #東京2020オリンピックマスコット #theOlympicGamesTokyo2020 #東京2020オリンピック

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2020年東京オリンピックのボート競技の日程は7月25日から8月1日までとなっています。また、パラリンピックの日程は8月28日から30日までとなっています。

ボート競技は一直線に水の上をぐいぐい進んでいくスピード感が魅力です。風や波といった自然環境を読み、一気に加速し走りぬけていく姿は爽快。
特に二人以上の種目では息の合った力強い漕ぎにも注目です。

大自然の中で爽快に走るカヌー競技の魅力はこちら!

カヌー競技は2016年リオデジャネイロオリンピックで、日本人選手である羽根田卓也選手がオリンピックでアジア初のメダルを獲得したことで、注目が集まりました。
小舟をパドルで漕ぎ、速さを競います。アウトドアで渓流くだりやレクリエーションとしてもポピュラーになってきているので、実際に体験したことがある方も多いのではないでしょうか。
東京オリンピック2020では、スラロームとスプリントという2つのカヌー競技が行われます。

カヌーは一見するとボート競技に似ていますが、漕ぎ手の向きがカヌーは前向きで、後ろ向きのボートとは逆です。またボートはオールで漕ぎますが、カヌーはパドルという道具で漕ぎます。パドルは艇に固定されていないので、細かな操作が可能です。

カヌー競技は何種目行われる?

2020東京オリンピックで行われるカヌー競技は「スラローム」と「スプリント」の2種目があります。2つの種目はそれぞれ水面を漕ぐパドルのブレード(水かき)が片側だけについている「カナディアン」と、両側についている「カヤック」に分かれています。
さらにスプリントにはシングル(1人乗り)、ペア(2人乗り)、フォア(4人乗り)の区別があり、距離も200m、500m、1,000mの3種類があります。
これらを組み合わせて男女でスプリントが計12種目、スラロームが4種目行われます。2020年東京五輪では以下の16種目が行われます。

スプリントは、流れのない直線コースで一斉にスタートし、着順を競います。スラロームは激流を下りながら吊されたゲートを順に通過してタイムと技術を競います。

2020年東京オリンピック・パラリンピック、カヌー競技の日程

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2020オリンピックのカヌー会場 #カヌー

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2020年東京オリンピックのカヌー競技.は7月26日日曜日にはじまり、8月8日土曜日まで開催されます。
パラリンピックカヌー競技の日程は9月3日から5日までの3日間となっています。

カヌーは、ウォーターレーシングと呼ばれるくらい、一斉にスタートしてゴールまでまっすぐ進んでいくレースです。
猛スピードで水上を滑るように突き進んでいくカヌーは迫力があり、見ていて爽快で興奮します。
スタートダッシュの激しさも、最後に水しぶきを上げながらスパートする様子も圧巻で魅了されます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

2020年東京オリンピック・パラリンピック、「海の森水上競技場」で行われるボート・カヌー競技、少しでも興味がわいたでしょうか。テレビでも十分伝わるこの魅力、見逃す手はないですよ!

しっかりルール等を確認して、ボート・カヌー競技をわくわくしながら待ちましょう!