【東京オリンピック】錦織圭・大坂なおみはテニスでメダルを獲得できるのか?

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こんにちは、スポカフェ編集部です!

日本時間の7月2日(金)、東京オリンピックに出場するテニス競技の全選手が発表されました!日本代表で参加するのはシングルス・ダブルスを含め全10名です。

今回は東京オリンピックのテニスでメダル獲得の可能性がある選手について紹介していきたいと思います。

錦織圭・大坂なおみが東京オリンピックに出場!

7月2日(金)、国際テニス連盟(ITF)から東京オリンピック・テニス競技への出場が決まった選手が正式に発表されました。

日本代表が参加するのは、男子シングルス・女子シングルス・男子ダブルス・女子ダブルスの4種目です。

男子シングルスには錦織圭(31)・ダニエル太郎(28)・西岡良仁(25)・杉田祐一(32)の4人、女子シングルスに大坂なおみ(23)・土居美咲(30)・日比野菜緒(26)の3人が出場します。

男子ダブルスと女子ダブルスの代表は、錦織圭(31)・マクラクラン勉(29)組と青山修子(33)、柴原瑛菜(23)組の1組ずつとなっており、錦織選手は男子シングルスと男子ダブルス2種目に出場することが決定しました。

ちなみに、東京オリンピックにおけるテニスの開催期間は7月24日(土)~8月1日(日)で、日本代表が出場する種目は以下のようなスケジュールが予定されています。

テニス競技スケジュール

【男子シングルス】
1回戦 7月24日(土)~25日(日)
2回戦 7月26日(月)~27日(火)
3回戦 7月28日(水)
準々決勝 7月29日(木)
準決勝 7月30日(金)
決勝戦 8月1日(日)

【女子シングルス】
1回戦 7月24日(土)~25日(日)
2回戦 7月26日(月)
3回戦 7月27日(火)
準々決勝 7月28日(水)
準決勝 7月29日(木)
決勝戦 7月31日(土)

【男子ダブルス】
1回戦 7月24日(土)~25日(日)
2回戦 7月26日(月)
準々決勝 7月27日(火)
準決勝 7月28日(水)
決勝戦 7月30日(金)

【女子ダブルス】
1回戦 7月24日(土)~25日(日)
2回戦 7月26日(月)~27日(火)
準々決勝 7月27日(火)~28日(水)
準決勝 7月29日(木)
決勝戦 8月1日(日)

錦織圭がメダルを獲得する可能性は?

日本が誇る世界的テニスプレイヤーと言えば、男子ではやはり錦織圭選手の名前が挙がるでしょう。

日本男子テニス界の第1人者である錦織選手ですが、最新のATPシングルスランキング(7月12日発表)では67位に位置しており、かつてと比較すると大きく順位を落としてしまっています。

錦織選手は2019年9月の右ひじ手術以降、1年間ツアーから離れていました。

長期のブランクがあったことから、現在は以前に比べると思うようにプレーできていない部分もありますが、東京オリンピックは以前から視野に入れていた大会でもあるので、照準を合わせてコンディションを整えているでしょう。

錦織選手のオリンピック出場は、2008年北京オリンピック・2012年ロンドンオリンピック・2016年リオオリンピックに続いて4大会連続となり、もうベテランと言えます。

前回のリオオリンピックでは、ラファエル・ナダル選手とメダルをかけた3位決定戦で、2時間49分の死闘の末、銅メダルを獲得した実績も持っています。

最近は調子を取り戻しつつあるところだとも言われていますし、今回の東京オリンピック出場をめぐっては、ラファエル・ナダル選手(スペイン,ATPランキング3位)やドミニク・ティエム選手(オーストリア,ATPランキング5位)らの上位選手が不参加を表明しているので、開催国である地の利も含めてメダル獲得に向けて期待が高まりますね。

大坂なおみがメダルを獲得する可能性は?

女子テニス界のスター選手である大坂なおみ選手。以前からオリンピックで金メダルを取りたいという内容を公言しており、東京オリンピックに日本代表として参加する意向を表明していましたね。

女王セリーナ・ウィリアムズを初めて倒した2018年の全米オープン以降、公私において注目を集めるアスリートとなった大坂選手ですが、今年5月の全仏オープンの2回戦目にはリタイアを表明し、うつ病に苦しんでいた事実を公表しました。

その後は、同じくグランドスラムのウィンブルドンにも出場せず、家族や近しい友人とプライベートな時間を過ごしているそうなのですが、大坂選手の代理人からは、東京オリンピックに向けて準備していて、母国である日本のファンの前でプレーできることを楽しみにしている、という近況が明らかにされています。

うつ病の状態が心配ではありますが、グランドスラム4回優勝(2018年全米オープン、2019年全豪オープン、2020年全米オープン、2021年全豪オープン)経験と現在WTAランキング2位という実績からみても、メダル獲得の可能性は高いと言えるでしょう。

さらに言うなれば、過去のオリンピックで金メダルを4個獲得しているセリーナ・ウィリアムズ選手(アメリカ・WTAランキング8位)やシモナ・ハレプ選手(ルーマニア・WTAランキング3位)ら上位選手が東京オリンピック不参加を発表している点、オリンピックでは全豪オープンや全米オープンと同じ大坂選手が得意とするハードコートの試合になることからも期待が高まっています。

心身ともに万全のコンディションで東京オリンピックに臨んでほしいですね。

女子テニスの青山修子、柴原瑛菜組もメダル候補

男女シングルスに目を奪われがちではありますが、東京オリンピックに出場する女子ダブルス青山修子・柴原瑛菜組も、実はランキング上位に位置する実力ペアで、青山修子選手と柴原瑛菜選手のWTAダブルスランキングはともに13位です。

直近のウィンブルドンでは、準決勝進出を果たしたというニュースが大きく報道されましたね。

青山・柴原ペアは、今シーズンのアブダビオープンおよびヤラバレー・クラシック優勝、マイアミ・オープンでのタイトル獲得などビッグトーナメントでの優勝も経験して調子を上げてきていたうえでのウィンブルドン準決勝進出であっただけに、このまま上向きで続けば十分にメダル獲得圏内にあると言えるでしょう。

まとめ

東京オリンピック開幕まであとわずかです。テニスは開会式翌日から開催される人気種目なので注目したいですね。

今年は、錦織圭選手が再びメダル獲得できるのか、また女子シングルスの大坂なおみ選手と女子ダブルスの青山修子・柴原瑛菜組がオリンピック初出場でメダル獲得を成し遂げられるのか、日本中の熱い視線が集まることでしょう。

十分な実力のある選手たちなので、メダル獲得には大きな期待が寄せられる大会となるでしょう。