こんにちは、スポカフェ編集部です!!
総合格闘技「RIZIN」は今年も最初のイベントとなる「RIZIN.41」が4月1日に開催されます。今大会も日本人ファイターを中心に注目のカードが組まれており、ファンにとっては大興奮の戦いが予想されます。
昨年の大晦日も世界中のトップファイターが集結し、大きな盛り上がりをみせたRIZIN。すでに日本国内では一大イベントとしてその名前は広く知られています。
RIZINでは総合ルールだけでなく、立ち技の競技も行われ、また「LANDMARK」という派生イベントも行われており、回を重ねる毎に注目を集めています。
今回はRIZINについての紹介や、詳しいルールの説明、視聴可能なコンテンツも掘り下げていきたいと思います!!
RIZINとは？
LANDMARKとの違い
「RIZIN」の正式名称は「RIZIN FIGHTING FEDERATION（ライジン・ファイティング・フェデレーション）」です。
通称で「RIZIN」や「RIZIN FF」とも呼ばれていて総合格闘技ルールやキックボクシング、グラップリングなど各種ルールの対戦が一回の興行で行われる場合もあります。
会場もさいたまスーパーアリーナや、横浜アリーナ、大阪城ホール、ドルフィンズアリーナ、マリンメッセ福岡などの大会場で行われています。特に年末、大晦日は有名選手が参戦するなど、例年大きな賑わいを見せる、一年の総決算の大会が行われます。
また2021年10月からRIZINの新たな試みとしてスタートしたのが、「RIZIN LANDMARK」です。
当初はU-NEXTなどの有料ライブ配信に特化した開催地非公表かつ招待制という形で観客の人数を抑えたスタジオマッチとして開催されていました。その後、六角形ケージを用いた大会として行われています。
また、2021年から2022年まで計3回開催され、共催者CEOのスキャンダルの影響に伴い休止状態となった「RIZIN TRIGGER」を廃止し、従来のRIZIN LANDMARKと統合させ、ケージを用いた有観客の大会としてリニューアルさせています。
RIZINのルールについて紹介
総合格闘技ルール
試合時間は、10分＋5分の変則2ラウンド制か、5分3ラウンド制のどちらかです。女子は5分3ラウンド制です。
・勝敗の決定
打撃によるKO・TKO・絞め技などによるタップアウト、またはレフェリーストップで、勝敗が決まります。
試合時間内に決着がつかなければ、3名のジャッジによる優先順位を考慮した総合判定になります。
・判定での優先順位
判定の優先順位は以下の通りです。
①相手に与えたダメージ
打撃とグラップリング（投げ技やサブミッションなど）は同じ重みで考え、試合への影響度を評価します。
②アグレッシブネス
積極的かつ攻撃的な行為を評価します。
③ジェネラルシップ
場所、試合のペース、ポジションなどの支配について評価します。
・試合で有効な攻撃
パンチ、キック、投げ、関節技、絞め技、および倒れている相手に行うサッカーボールキックや、顔面の踏み付けも認められています。
・試合での禁止行為
頭突き、目突き、噛みつき、金的蹴り、後頭部・延髄・脊髄への攻撃およびロープをつかむ行為は禁止されています。
RIZIN MMAでは体重別の階級にはなっておらず、試合ごとに契約体重を決めています。
また、かつては試合中の頭部・顔面への肘攻撃などの危険行為も両者合意があれば認められていましたが、RIZIN.28からは全試合肘攻撃が認められることになりました。
ただし、グラウンド（寝ている）状態での頭部への膝蹴りについては、両者の体重差が15キロ以上の場合、実施の選択権は軽い方の選手に与えられます。
キックボクシングルール
試合時間は、3分3ラウンド制です。
・勝敗の決定
1ラウンド中に3回ダウンするとKOとなるスリーノックダウン制です。
KOまたはTKOで勝敗が決着しない場合は、10点法による判定になります。
・有効な打撃
打撃のみです。また、片手で瞬間的に相手をつかむ、膝蹴りや首をつかんでの攻撃は1回限りで認められます。
・禁止行為
肘での攻撃や、投げ、絞め技は認められていません。
日本の格闘技一覧
K-1
空手やキックボクシング、拳法など、打撃系立ち技のNO.1を決める格闘技イベントです。K-1の「K」は、それぞれの競技名や「KING」の頭文字からきていると言われています。
1990年代にスタートしてからは年末にビッグイベントを開催するなど、格闘技人気の火付け役ともいえる存在でした。運営会社変更を繰り返し、2021年現在は「K-1 WORLD GP」という名称で重量級の格闘技イベントを開催しています。
RISE
主にキックボクシングの興行を行う格闘技団体で、王者には団体名である「RISE」の称号が与えられます。打撃系立ち技という点でK-1 と似ており、両者の提携も盛んになっています。
また、アマチュアキックボクシングの大会も定期的に開催しており、格闘技の裾野拡大にも貢献しているのです。
PRIDE
PRIDEは、1997年から2007年まで開催されていた総合格闘技イベントです。関節技や締め技などあらゆる要素を詰め込んだ「真の強者」を決めるための格闘技大会として、日本の総合格闘技ブームを巻き起こし、米国の「UFC」をも超える勢いを誇っていた時期もありました。
ちなみに、プロデューサーの榊原氏はRIZINの立ち上げ人であり、現在実行委員長を努めています。PRIDEはRIZINの前身ともいえる団体です。
RIZINの試合はどこで見られる？
RIZINの視聴は現在、以下のコンテンツで行うことが出来ます。
・ABEMA
・U-NEXT
・RIZIN Stream Pass
・スカパー
大会ごとに配信サービスが変更になることもあるので、事前にチェックしておきましょう。
また、これらのコンテンツではイベントごとに観戦チケットの購入するペイパービュー（PPV）方式となっています。
プロ野球やJリーグのライブ中継であれば、月額料金を払うことで全試合が見放題になることが多いですが、RIZINの場合は1試合ごとに精算するという形式がとられています。
まとめ
トップファイターが集結し、ハイレベルな戦いが繰り広げられることも大きな特徴であるRIZIN。今年も多くのドラマを生み、アツいファイトをみせてくれることを期待しましょう!!
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