ビジネス街の喧騒が嘘のような、癒しとワクワクが同居した空間

もうイチから説明するまでもなく、ここは多くの外国人が郷愁を感じて集まる本格的なアイリッシュパブ。本国から直輸入される食材や地ビール、サイダーなどがそのエッセンスだ。

約40席の店内は、プレミアリーグを中心としたサッカー観戦やアイリッシュ・ミュージックのライブなど、楽しみ方が色々。ライブの他にも演奏を楽しみたい方に、練習の場としてお店を開放していて、この日、記者の隣で演奏してくれたのも、練習を兼ねたオープンセッションに集まった方々。

ゲートシティのオープン以来多くの人に愛されて7年目ということだが、もっと古くからそこにあった気がする。そんなパブだ。

スタッフと一緒に、アイルランド代表を応援！

ラグビーアイルランド代表とのテストマッチにおいて、記者は各地のパブのスタッフや常連さん達が、アイルランド代表応援団に参加するという情報を入手、自らも緑の代表ジャージを着て応援団に紛れ込んだ。そこでTHE SHANNONS‘さんのスタッフと遭遇、試合後そのまま取材へ向かった。

お店の外のスペースにも、幻想的なアイリッシュ音楽が響く。BGMかと思ったら、これがナント生演奏。暑い秩父宮の興奮も、優しい音色にクールダウンする。心地よい疲労感と本場のスタウトで、すっかりほろ酔いです。

秩父宮のスタンドで。	即興セッション中。

レシピもビールも食材も、そのまま運んできています。

おそらく日本ではこちらでしか飲めない輸入ビールがある。本日は、自社輸入ならではのメニューを頂いた。『レッド・ビディ』と『フィニアンズ・スタウト』（共に800円）。コクのあるスタウトとハーブの効いたエールは、同じく自社輸入のムール貝と共に、アイルランドの風を感じるメニューだ。

ムール貝のオーブン焼き 1,200円	日本では珍しいビールを賞味。