20年前、オーナーが見て歩いたアメリカンバーのイメージを再現

アメリカに憧れ、25年前に渡米。その時に各地のバーを見て歩きしたオーナーは、TVモニターから映し出されるスポーツや音楽チャンネル（MTV）の映像を観ながら楽しそうにお酒を酌み交わしている客の姿を見て心動かされる。

そして帰国後、ノートに書き写してきたそれぞれのバーの特徴を設計に反映し19年前にオープンしたのが同店。カウンターには米国産の一本松を使い、通常よりやや高めの120センチに。これも米国から輸入したカウンターチェアに高さを合わせたためだ。

フードメニューは予防医学を取り入れたヘルシーメニューが中心で女性にも人気。オリジナルカクテルも充実。

あの選手の意外なエピソードが聞けるかも！？

打ちっぱなしのコンクリートの壁には各界スポーツ選手の無数のサインが。聞けば、「番長」こと清原選手が西武時代、「とっても気に入っていたお店」とのこと。以来、西武ライオンズの選手をはじめ、清原選手の人脈によって他のスポーツ界で活躍する選手も来店するようになったという、文字通り「隠れ家」的なお店。

全60席のゆとりある店内はカウンター席をはじめ、メインホール、そして中2階にはカップル席も。個人的にはカウンターで1人グラス片手にハードボイルドで決めたいんですが（笑）。それくらい渋くてカッコイイお店だ。

各界スポーツ選手のユニが展示	ハードボイルドなカウンター

選手の要望でメニュー化されたドリンク、グルメも多数あり。

スティック状の牛肉（国産和牛）を惜し気なく使い、オイスターベースのピリ辛ソースと生卵のコラボレーションが見事な、ボリューム満点の「気のきいたピラフ」（980円）に舌づつみ。何をかくそう清原選手が西武時代に考案したメニューで、現在も人気ナンバー1のパワーディッシュ。

目玉焼きバージョンもある「気のきいたピラフ	岡野選手（浦和レッズ）愛飲の裏メニュー「野人サワー」