ガーナの首都アクラで堪能するアイリッシュパブ

ガーナの首都アクラの中心地、オス（OSU）地区。現地に住む日本人曰く、「ガーナの渋谷」という程、栄えたエリアだ。目抜き通りのオックスフォード通りから南に入ったTroas street沿いにこのライアンズアイリッシュパブがある。

平日の夜7時過ぎに店に入ったが、既にほとんどの席が埋まっていた。客の8割は白人で、店内はセレブ感が漂う作りになっている。

店のスタッフ曰く、普段はアイルランド人に人気のラグビーやサッカーの試合を上映しているようだが、この日は平日木曜だったため、ゴルフの中継が流れていた。

アフリカにしては珍しい、お酒の種類が多彩なバー

席に案内された後、とりあえずビールを注文した。ガーナ人にも人気のGulderという銘柄である。毎日昼は30度を超すアフリカの地で、キンキンに冷えたビールは格別だ。カウンターに行ってみたところ、たくさんの種類のリキュールが置いてあり、種類豊富なカクテルが楽しめそうだ。

お店のマネージャーと話してみたところ、昼も営業しており、特に平日のランチの時間帯はビジネスマンで混み合うとのこと。ということは食事もさぞかし美味であろうと、早速メニューを広げ料理を注文した。

店内のほとんどの客が白人である	カウンターには多くのリキュールが

ボリュームたっぷりの料理がテーブルを彩る

まず運ばれてきたのは、ローストチキン。幾分濃い味付けでビールが進む。その後、フライドポテトとグリーンサラダが順にテーブルに並び、アフリカではあまり料理を出す順番を気にしないのだなと感じた。最後にイタリアンピザが登場。キッシュのような厚みのある具が特徴的で、絶品だった。

しめて3人で87セディ（約5400円）、一人当たり1800円。現地人にとっては高過ぎる夕食だが、観光客にとってはリーズナブルと言えよう。

ふんわりした卵の具材が印象的なピザ	上品な味付けのローストチキン