2026年サッカーW杯の視聴方法|放映(地上波・配信)最新動向と自宅/スポーツバー/現地/PVの4パターン

W杯を近場で応援するならスポカフェで検索!

スポーツバーで好きなチームを応援しよう!

2026年6月、世界中のサッカーファンが待ち望む「FIFAワールドカップ(W杯)」が、史上最大規模となって開催されます。アメリカ・カナダ・メキシコの3か国による史上初の共催、出場国は32から48か国へ、そして総試合数は64から104試合へと大幅に拡大される歴史的な大会です。

本記事では、2025年11月時点の公式情報と有力な報道、そして過去大会の実績に基づき、2026年W杯を最大限に楽しむための「4つの視聴スタイル」を徹底解説します。

  1. 自宅観戦(テレビ放送・ネット配信の最新動向)
  2. スポーツバー観戦(予約のコツ、料金目安、お店の探し方)
  3. 現地観戦(チケット購入、東京からのルート、スタジアムからの「終電リスク」)
  4. パブリックビューイング(PV)(開催の見通しと参加のポイント)

それぞれのメリット・デメリット、具体的な料金シミュレーション、準備すべきチェックリストまで網羅しました。ご自身のライフスタイルに合った最適な観戦計画を立てるための決定版ガイドとしてご活用ください。

*W杯のチケット購入についての情報はこちらで発信しています。

 

2026年W杯の基本情報(日程・開催地・時差)

まずは大会の全体像を把握しましょう。今回のW杯は「広さ」と「時差」が観戦計画の大きな鍵となります。

開催地と主要スタジアム

大会期間は2026年6月11日の開幕から、7月19日の決勝戦まで約1ヶ月以上に及びます。開催都市は3か国16都市に分散しており、移動距離が非常に長いのが特徴です。

  • 開幕戦(6月11日): メキシコシティ(メキシコ)/エスタディオ・アステカ
  • 決勝戦(7月19日): ニューヨーク・ニュージャージー(アメリカ)/メットライフ・スタジアム
    • アメリカ(11都市): アトランタ、ボストン、ダラス、ヒューストン、カンザスシティ、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク/ニュージャージー、フィラデルフィア、サンフランシスコ・ベイエリア、シアトル
    • カナダ(2都市): トロント、バンクーバー
    • メキシコ(3都市): メキシコシティ、グアダラハラ、モンテレイ開催都市(全16都市):

これだけ広範囲にわたるため、現地観戦をする場合は都市間の飛行機移動が必須となります。

 

日本時間のキックオフ帯

北米大陸で開催されるため、日本との時差は13時間(東海岸)から16時間(西海岸)程度あります。これにより、日本での視聴時間帯は以下のようなパターンが多くなると予想されます。

  • 現地 夜開催(19:00〜21:00頃)日本時間 翌朝〜昼(09:00〜13:00頃)
  • 現地 昼開催(13:00〜16:00頃)日本時間 深夜〜早朝(03:00〜07:00頃)

社会人の方は平日の午前中に行われる注目試合をどう観るか(有給休暇の活用や見逃し配信の利用)、学生やファミリー層は深夜・早朝の試合による寝不足をどう防ぐかなど、ライフスタイルに合わせた視聴戦略がこれまで以上に重要になります。

スポーツバーで現地観戦さながらの盛り上がりを!
\”サッカー日本代表”を応援できるお店はこちらからチェック/

 

放映・配信の最新状況(2025/11月時点)

「どこで観られるのか?」という最も重要な疑問について、現状を整理します。

国内公式情報は「未定」

2025年11月9日現在、日本国内の放映権は公式未発表です。一方で、Lemino(NTTドコモ)とDAZNが共同で権利を取得し、配信を分担するとの報道が複数出ています(※ドコモは現時点で公式確定のコメントは出していません)。正式発表が出しだい、本稿も更新します。2022年カタール大会ではABEMAが全試合無料生中継を行いましたが、今回は試合数が104試合へ激増し、放映権料も高騰していることから、前回と同じ座組みになる可能性は低いと見られています。

地上波(NHK/民放)の見込み

公式発表前ではありますが、過去の事例やスポーツ中継の慣例から、日本代表戦を中心とした重要な試合は地上波テレビで放送される可能性が高いと考えられます。特にNHKは、公共放送としての役割から、日本戦、開幕戦、決勝戦などの主要試合のサブライセンス(二次放映権)を取得し、全国放送を行う公算が大きいでしょう。ただし、全104試合を地上波でカバーすることは物理的にもコスト的にも不可能です。

配信(Lemino/DAZN)と料金シミュレーション

2025年11月に入り、有料動画配信サービスがW杯中継の主役になるとの有力な報道が出ています。具体的には、NTTドコモが運営する「Lemino(レミノ)」と、スポーツ配信大手の「DAZN(ダゾーン)」が共同で放映権を取得し、試合を分け合って配信するというシナリオです。

もしこの報道が現実となった場合、視聴にかかる費用はどうなるのでしょうか。現行の料金体系を基にシミュレーションしてみます。

  • Leminoプレミアム: 月額990円(税込)/初回初月無料トライアルあり
  • DAZN Standard: 月額4,200円(税込)

※料金は2025年11月時点の公式掲載額を基準に試算しています。実際の加入形態(月間/年間プラン)やアプリ経由での課金によっては金額が異なる場合があります。

【ケースA:完全分配モデル】 もし104試合をLeminoとDAZNが52試合ずつ「独占配信」する形になった場合、全試合を観たいコアなファンは両方のサービスに加入する必要が出てきます。この場合、月額合計は約5,190円となります。

【ケースB:重複配信モデル】 日本代表戦や決勝トーナメントなどの主要試合は両方のプラットフォームで配信され、その他の試合を分け合う形も考えられます。この場合、ライトなファンであれば、より安価なLemino(月額990円)だけでも、見たい試合の多くをカバーできる可能性があります。

いずれにせよ、2026年大会は「無料ですべて観られる」時代から、「観たい試合に応じてサービスを選び、対価を払う」時代へとシフトする転換点になるかもしれません。

前回大会(2022年)の実績からの予想

2022年カタール大会での「ABEMA全64試合無料生中継」は、日本のスポーツ視聴史に残る画期的な出来事でした。しかし、これはABEMA(サイバーエージェント)による巨額の先行投資という意味合いが強く、特例的なケースだったと捉えるのが冷静な見方です。試合数が約1.6倍(64→104試合)に増える次回大会では、放映権料の負担も運営コストも跳ね上がります。そのため、有料配信サービスをベースにしつつ、社会的関心の高い試合のみ地上波(無料)で補完するという「ハイブリッド型」が、現実的な着地点として予想されています。

スポーツバーで現地観戦さながらの盛り上がりを!
\”サッカー日本代表”を応援できるお店はこちらからチェック/

 

【スポーツバー観戦】お店の探しおすすめは〇〇?

「仲間と一緒に盛り上がりたい!」「スタジアムさながらの熱気を味わいたい!」という方には、スポーツバーでの観戦が最適です。

お店の探し方(スポカフェ活用)

スポーツ観戦ができる飲食店を検索できる情報サイト「スポカフェ」などを活用するのが便利です。2026年大会では時差があるため、以下のポイントでお店を探すと良いでしょう。

  • 深夜・早朝営業: キックオフ時間に合わせて営業時間を延長・変更しているか。
  • エリア: 帰宅しやすい、または始発まで過ごせる繁華街にあるか。
  • 設備: 大型スクリーンや複数モニターがあり、どの席からでも見やすいか。
  • 予約可否: 日本代表戦などの人気カードは、数週間前から予約で埋まることも珍しくありません。

 

料金目安・店内ルール

W杯期間中は、通常営業とは異なる特別な料金システムになるお店が多くあります。

  • チャージ料: 入店時に「席料」として1,000円〜3,000円程度がかかる場合があります。人気店では、このチャージ料に1〜2ドリンクが含まれているパック料金を設定することもあります。
  • 最低オーダー制: 「1人につき〇品以上」「1時間ごとに1ドリンク追加オーダー」といったルールが設けられることもあります。
  • トータル予算: チャージ料と飲食代を合わせると、1試合の観戦で1人あたり3,000円〜5,000円程度を見込んでおくと安心です。

また、混雑時は「相席」をお願いされるケースも多いので、事前に了承しておきましょう。お店によっては、特定のチームのユニフォーム着用を推奨(または禁止)している場合もあるので、店舗のSNSなどで雰囲気をチェックしておくのもおすすめです。

「スポカフェ」で日本代表放映店を簡単検索

「スポカフェ」なら、今回の「FIFA W杯 2026」を観戦できる全国のスポーツバー・カフェを簡単に検索できます。お近くのお店で、世紀の一戦を一緒に応援しましょう!

スポーツバーで観戦しよう

営業時間・大型スクリーン・予約可など条件で絞り込み。深夜帯OKの店舗も!

“サッカー日本代表”を応援できるお店はこちらからチェック!

 

【現地観戦】チケット価格や東京発~現地までの詳細ルートをご紹介!

「一生に一度はW杯を現地で!」という夢を叶えるためには、綿密な計画とリスク管理が不可欠です。2026年大会は移動距離が長く、チケットも高騰傾向にあります。

チケットの買い方(FIFA ID/抽選・先着・リセール)

W杯のチケットは、原則としてFIFA(国際サッカー連盟)の公式サイトを通じてのみ販売されます。

  1. FIFA ID登録: まずはFIFA公式サイトでアカウントを作成します。
  2. 販売フェーズ: 「抽選販売(ランダムドロー)」→「先着販売(First Come First Served)」の順で実施されます。第一次販売となる「Visa Presale Draw」は2025年9月10日~19日にすでに実施されました。
  3. 公式リセール: 行けなくなった人が定価でチケットを譲渡できる公式プラットフォームも後日開設されます。国によってリセールルールが異なる場合がある(例:開催国居住者向けと国際向けで異なるなど)ので注意が必要です。
  4. 注意喚起: 非公式の転売サイトやSNSでの個人間取引は、チケットが無効になるリスクや詐欺の危険性が高いため、絶対に避けましょう。

チケット価格について、FIFAは需要に応じて価格が変動する「動的価格制(ダイナミックプライシング)」の導入を発表しています。これにより、日本戦や決勝トーナメントといった人気カードは、定価ベースでも高額になる可能性があります。

\チケット購入方法についてはこちらの記事で詳細をご紹介しています/

概算費用(例:日本戦3試合)

日本から渡航し、グループステージの3試合を観戦する場合の最低ラインの費用イメージです(※1ドル=150円換算、あくまで概算)。

  • 往復航空券(東京⇔北米): 20万〜40万円(燃油サーチャージ込、時期・経由便有無で大きく変動)
  • 現地宿泊費(10泊〜14泊): 20万〜50万円(円安と大会期間中の特別価格で高騰が予想されます)
  • 北米内移動費(飛行機など): 10万〜20万円(開催都市間の移動)
  • チケット代(3試合分): 5万〜15万円(カテゴリーによる)
  • 食費・雑費: 10万〜20万円

合計すると、節約型の旅行でも最低60万〜80万円以上、余裕を持った計画なら100万円以上の予算を見ておくのが現実的です。

 

東京→主要ハブ都市の基本ルート

日本からのアクセスが良い主要な「観戦ハブ都市」へのルート例です。

  • ニューヨーク周辺(NY/NJ): 羽田・成田からJFK空港またはニューアーク空港(EWR)へ直行便で約13〜14時間。便数も多く、東海岸観戦の拠点に最適です。
  • ロサンゼルス(LA): 羽田・成田からLAX空港へ直行便で約10時間。西海岸エリアのハブとなります。
  • メキシコシティ: 成田から直行便(約12時間)がありますが、便数は限られます。アメリカ(ヒューストンやダラスなど)経由でのアクセスも一般的です。

 

スポーツバーで現地観戦さながらの盛り上がりを!
\”サッカー日本代表”を応援できるお店はこちらからチェック/

 

【パブリックビューイング】過去実績と2026年W杯での開催見通しとは?

 

多くの人と感動を共有したいけれど、スポーツバーは少し敷居が高い…という方には、パブリックビューイング(PV)がおすすめです。

過去実績と2026の見通し

2022年大会をはじめ、過去のW杯では、日本サッカー協会(JFA)や自治体、公式スポンサーなどが主催する大規模なPVが全国各地で開催されました。スタジアムやアリーナ、映画館などが会場となり、入場無料(または低価格)で参加できるケースも多かったです。

2026年大会についても、日本代表の出場が決定し、大会が近づくにつれて、各所からPV開催のアナウンスがあると予想されます。ただし、時差の関係で平日の午前中開催となる試合では、大規模な集客が難しく、開催規模が縮小される可能性もゼロではありません。最新情報はJFA公式サイトや、お住まいの自治体の広報をこまめにチェックしましょう。

 

参加に必要な準備

  • 事前申込制: 人気の日本戦PVは、混雑回避のために事前抽選や整理券配布となることが多いです。募集開始を見逃さないようにしましょう。
  • 年齢制限: 深夜帯にかかる試合の場合、条例により18歳未満の入場が制限されることがあります。
  • 環境対策: 屋外会場の場合は、雨具(傘は使用禁止の場合が多いのでレインコート推奨)や、気温に応じた服装の準備が必要です。また、長時間立ち見になる可能性もあるので、動きやすい靴で参加しましょう。

 

FAQ(よくある質問)

Q: 2026年W杯は無料で全部観られますか?

A: 2025年11月時点では確定していませんが、全試合を無料で観られる可能性は低いと見られています。放映権料の高騰により、有料配信サービスへの加入が必要になるケースが有力視されています。

Q: 見逃し配信はありますか?

A: 放映権を獲得した配信サービス(LeminoやDAZNなど)で、アーカイブ配信が提供される可能性が高いです。ただし、すべての試合がアーカイブされるか、視聴可能期間がいつまでかは、各サービスの発表を待つ必要があります。

Q: 一番安く観る方法は?

A: もしNHKなどで地上波放送があれば、それが最も安い(無料)方法です。全試合をカバーしたい場合は、放映権を持つ配信サービスの中で、最も月額料金が安いプランを選ぶのが経済的でしょう(例:報道通りならLeminoの月額990円など)。

 

まとめ

2026年W杯は、史上最大規模の興奮が期待される一方、日本のファンにとっては「時差」と「視聴環境の変化」に適応する必要がある大会となりそうです。

現時点(2025年11月)では放映権の最終決定を待ちつつ、ご自身のライフスタイルに合わせて「自宅でじっくり」「バーで仲間と熱狂」「現地で一生の思い出を」といった観戦計画を練り始めてみてはいかがでしょうか。

今後、放映権の公式発表や、日本代表の組み合わせ決定など、新しい情報が入り次第、本記事も随時アップデートしていきます。4年に一度の祭典を、最高の形で迎えましょう!