【WBC2026チケット完全ガイド】侍ジャパン東京ドーム戦からアメリカでの決勝まで!チケット購入・発売スケジュール・渡航費を徹底解説

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2026年3月、世界中の野球ファンが熱狂する「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」が再び開催されます。2023年大会、侍ジャパンが見せた劇的な優勝の興奮は、今も多くのファンの心に深く刻まれていることでしょう。その熱気を受け、2026年大会の観戦チケットは、前回をはるかに上回る熾烈な争奪戦となることが確実視されています。

さらに、今大会は日本国内のテレビ地上波中継がなく、Netflixでの独占配信となることが国内外の主要メディアで報じられており、「あの感動を現地で味わいたい」というファンの思いは最高潮に達するはずです。まさに“プラチナチケット”化は必至と言えるでしょう 。

この記事では、侍ジャパンが1次ラウンドを戦う東京ドーム開催分から、準々決勝以降の舞台となるアメリカ開催分まで、チケットを正規ルートで手に入れるための全知識を徹底的に解説します。最重要となる先行販売のスケジュールから、各種チケットの購入方法、万が一入手できなかった場合の次善策である「公式リセール」の活用法、さらには決勝ラウンドを現地観戦するための渡航費用まで、あらゆる情報を網羅しました。

夢の舞台をその目で見るために、今からできる準備と戦略のすべてが、ここにあります。

  • 侍ジャパン戦(東京プール)のチケットは、2025年10月24日(金)17:00が申込締切の「パッケージ販売(抽選)」が、最初の、そして最も重要なチャンス
  • チケットの公式販売窓口は、日本開催分がローソンチケット、アメリカ開催分はMLB公式サイト(Ticketmaster等)と明確に分かれており、それぞれで準備が必要
  • アメリカ開催分は公式販売で完売した場合でも、MLBが公認する公式リセール市場(二次流通)での購入が一般的であり、日本在住ファンにとっても現実的な選択肢
  • 決勝ラウンドのマイアミ現地観戦には、チケット代とは別に渡航費(航空券・ホテル代など)と、アメリカ入国に必須のESTA(電子渡航認証システム)の事前申請が必須

2026年WBCの概要と侍ジャパンの戦いの道のり

まずは大会そのものについて理解を深めましょう。WBC2026は、世界トップクラスの選手たちが国の誇りをかけて戦う、最高峰の国際大会です。侍ジャパンが連覇を果たすためには、厳しい戦いを勝ち抜く必要があります。

WBC2026は2026年3月に日本、プエルトリコ、アメリカの3か国4会場で開催されます。侍ジャパンはまず東京ドームで1次ラウンドを戦い、プール上位2チームに入れば、決戦の地アメリカ・マイアミで行われる決勝トーナメントに進出するという道のりです。

大会全体の流れとスケジュール

大会は大きく分けて2つのステージで構成されます。

  • 1次ラウンド(2026年3月5日〜11日頃): 参加20チームが4つのプール(A〜D)に分かれ、各プールで5チームによる総当たり戦を行います。ここを勝ち抜いた各プールの上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出します。
  • 決勝トーナメント(2026年3月中旬): 8チームによるノックアウト方式のトーナメントです。準々決勝はアメリカのヒューストンとマイアミで、準決勝および決勝はマイアミのローンデポ・パークで開催される予定です。

侍ジャパンが東京プールを勝ち上がった場合、準々決勝以降の試合はすべてマイアミで行われることになります。

各プールの開催地と主な参加国

今大会の1次ラウンドは、以下の4つの都市で開催されます。

  • プールA(プエルトリコ・サンフアン:ヒラム・ビソーン・スタジアム): プエルトリコなど5か国が参加
  • プールB(アメリカ・ヒューストン:ダイキン・パーク): 大会ホスト国のアメリカなど5か国が参加
  • プールC(日本・東京:東京ドーム): 我らが日本(侍ジャパン)、そして長年のライバルである韓国、オーストラリア、チェコ、予選を勝ち上がった台湾(チャイニーズ・タイペイ)が激突します
  • プールD(アメリカ・マイアミ:ローンデポ・パーク): ドミニカ共和国など、強豪国が集うプール

決定版!侍ジャパン(プールC)の試合日程

チケット購入戦略を立てる上で最も重要となる、東京ドームでの侍ジャパンの試合日程は以下の通りです。全試合ナイトゲーム(19:00開始)となっています。

日付 時間(日本時間) 対戦カード(ホーム vs アウェー) 1塁側 3塁側
2026年3月6日(金) 19:00 日本 vs チャイニーズ・タイペイ 日本 チャイニーズ・タイペイ
2026年3月7日(土) 19:00 日本 vs 韓国 日本 韓国
2026年3月8日(日) 19:00 日本 vs オーストラリア 日本 オーストラリア
2026年3月10日(火) 19:00 日本 vs チェコ 日本 チェコ

出典: 2026wbc.jp

特に3月7日の日韓戦は、チケット争奪戦が最も激化する試合の一つとなることは間違いないでしょう。

【最重要】日本開催(東京プール)チケット購入完全ガイド

ここからは、本題であるチケットの購入方法について、最も競争の激しい東京プールの侍ジャパン戦を中心に、ステップ・バイ・ステップで詳しく解説していきます。

東京プールのチケットは「ローソンチケット」が国内の公式販売窓口です。最優先で狙うべきは10月24日(金)17:00に申込が締め切られるパッケージ販売(抽選)です。このチャンスを逃した場合、12月に行われる先行販売(抽選・先着)に臨むことになりますが、競争率は格段に上がります。当選確率を少しでも上げるには、ローソンチケットの有料会員(LEncore会員など)への登録が有効な戦略となります。

フェーズ1:パッケージ販売(日本戦4試合/全10試合パック)【10月24日(金) 17:00 締切】

侍ジャパンの試合を確実に、そして良い席で観たいと願うファンにとって、このパッケージ販売が最初で最大のチャンスです。個別試合のチケット争奪戦が始まる前に、より限定された申込者プールの中で抽選が行われるため、相対的に当選確率は最も高いと考えられます。

  • 申込期間: 2025年10月1日(水) 10:00 〜 2025年10月24日(金) 17:00まで
  • 抽選結果発表: 2025年10月29日(水) 12:00予定
  • 対象チケット:
    1. 日本戦4試合パック: 侍ジャパンの1次ラウンド全4試合を、同じ席種・同じ座席で観戦できるセット券。熱心なファン向けのプレミアムチケットです。特典としてオリジナルデザインチケットと1ドリンク券が付きます。
    2. 全10試合パック: 東京ドームで開催される全10試合(日本戦4試合+他国カード6試合)のセット券。世界のトップレベルの野球を余すことなく楽しみたいファンにおすすめです。
  • 申込方法と注意点:
    • ローソンチケットWEB会員登録(無料)が必須です。
    • 支払いはクレジットカード決済に限定されます。
    • 1人4枚まで申し込み可能です。チケットは全てオリジナルデザイン券となり、配送でのお届けに限定されます。

フェーズ2:最重要関門「先行販売」(2025年11月〜12月)

パッケージ販売の抽選に外れてしまった場合、次なる戦いの舞台はこの先行販売フェーズです。ここからは個別試合ごとの販売となり、大多数のファンがこのタイミングでチケットを争うことになります。

  • ① 読売ジャイアンツ・シーズンシートオーナー先行抽選(11月10日〜25日): 年間シート契約者向けの特別枠です。支払いはクレジットカード限定、発券は店頭Loppiでの受け取りとなります。
  • ② ローソンチケット1次先行抽選(12月1日〜5日): 有料会員(LEncore会員およびローチケHMVプレミアム会員)限定の抽選です。これが一般ファン向けの最初の先行抽選となり、最も多くのチケットが割り当てられると予想されます。
  • ③ ローソンチケット2次先行抽選(12月10日〜15日): こちらも有料会員限定の抽選です。1次で外れた場合のセカンドチャンスとなります 。
  • ④ ローソンチケット先行(先着販売)(12月18日10:00〜22日): 無料会員を含む、全てのローソンWEB会員が対象の先着順販売です。確保するのは極めて困難な戦いとなるでしょう。

【戦略的アドバイス】
本気でチケットを狙うのであれば、ローソンチケットの有料会員登録は非常に有効な投資と言えます。無料会員に比べて抽選機会が圧倒的に多く、競争率の低い段階で勝負できるためです。運に左右される先着販売よりも、抽選に複数回チャレンジする方が、はるかに現実的な戦略です 。

フェーズ3:一般発売(2026年1月15日(木) 19:00〜)

公式の一般発売は2026年1月15日からとアナウンスされています。ローソンチケットのほか、他のプレイガイドでも販売が予定されていますが、現時点でその具体的な名称は公式に発表されていません。

過去のWBCや大規模イベントの実績から判断すると、この段階で侍ジャパン戦のチケットが残っている可能性は極めて低いと考えざるを得ません。もし販売されるとしても、「見切れ席」やキャンセルが出たごく少数の席に限られるでしょう。

日本開催分のチケット価格と価値

2026年大会のチケット価格は、「日本戦」と「日本戦以外」で明確な二重価格構造が採用されています。

  • 侍ジャパン戦の価格例: エキサイトシートS: 70,000円, 指定席S: 18,000円
  • 日本戦以外の価格例: 指定席S: 5,000円, 指定席B: 3,000円

野球ファンにとっては、日本戦以外の試合が、破格のコストパフォーマンスで世界最高峰のプレーを観戦できる絶好の機会と言えるでしょう。

日本開催チケットの注意点:紙チケットと入場・転売ルール

  • 公式リセール: 現時点(2025年10月19日現在)で、WBC2026日本開催分に関する公式リセールプラットフォームの発表はありません
  • 入場方法: 今大会の日本開催チケットは、全て紙チケットが配送される形式に限定されています。そのため、スマートフォンのバーコード画像などを提示しても入場はできません
  • 転売について: 「チケット不正転売禁止法」が適用され、主催者の同意のない有償譲渡は禁止されています。非公式ルートでの購入は詐欺などのトラブルの元となるため、絶対に避けるべきです

 

もしチケット購入が難しいなら…。スポーツバーで現地観戦さながらの”熱”を体験する?

高額なチケットや難易度の高さを考えると、スポーツバーでの観戦も非常におすすめの選択肢です。侍ジャパン、そして大谷選手の歴史的な一挙手一投足に盛り上がる。その一体感は、自宅での一人観戦では決して味わえません。大都市圏を中心に、野球中継に力を入れているスポーツバーは数多く存在します。特にWBCともなれば、特別営業で観戦イベントを開催するお店も出てくるでしょう。

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アメリカ開催(準々決勝〜決勝)チケットの買い方

侍ジャパンが1次ラウンドを突破した場合、戦いの舞台はアメリカに移ります。ここからはチケットの購入方法が大きく変わるため、しっかりと理解しておく必要があります。

アメリカ開催分のチケットはMLB公式サイトまたはMLBが提携するTicketmaster(チケットマスター)などの公式プラットフォームで購入します。最大の特徴は、安全な「公式認定リセール市場」が活発であること。これは一般的な購入手段であり、公式販売で売り切れた後でもチケットを入手できる可能性が高いです。入場には電子チケットを表示するための専用アプリ「MLB Ballpark」が必須です 。

購入のステップガイド

  1. 事前準備: MLB公式サイトでアカウントを作成し、クレジットカード情報を登録。スマートフォンに「MLB Ballpark」アプリをダウンロードしてログインしておく。
  2. 購入: 一般発売日(2026年1月15日予定)に、WBC公式サイトまたはMLB公式サイトのチケットページにアクセスし購入。
  3. チケット受取: 購入完了後、チケットは「MLB Ballpark」アプリに電子チケットとして配信されます。試合当日はアプリのQRコードを提示して入場します。スクリーンショットでは入場できないため注意が必要です。

日本との最大の違い!「公式リセール」を賢く使う

アメリカのチケット文化の最大の特徴が、この公式認定リセール市場の存在です。

  • 仕組みと安全性: シーズンチケット保有者などが、MLB公認のプラットフォーム(Ticketmaster, SeatGeekなど)で再販売する仕組みです。MLBのシステムと連携しているため、購入したチケットは即座に自分のアプリに転送され、偽造リスクがなく極めて安全です。
  • 購入方法: これは特定の人におすすめされる特別な方法というより、アメリカのスポーツ観戦においては安全性が高く、ごく一般的なチケット入手手段の一つとして広く利用されています。
  • 価格: 価格は出品者が設定するため、需要に応じて定価を上回ることも下回ることもあります。決勝ラウンドのような人気カードは高騰しますが、安全性を考えれば十分に活用する価値があります。

チケット価格の目安と注意点

  • 価格帯: チケット価格は会場や対戦カード、そして需要によって大きく変動します。特定の価格レンジを一概に示すことは困難ですが、参考として、現在のリセール市場では準決勝・決勝のチケットは数百ドルから出品されている例も見られます。人気カードは価格が高騰することを念頭に置いておきましょう。
  • 手数料に注意: アメリカのチケット価格表示は、税金やサービス手数料が含まれていないのが一般的です。決済画面に進むと、表示価格に20〜30%程度の手数料が上乗せされるため、最終的な支払額をしっかり確認しましょう。

【実践編】決勝の地・マイアミへの道!渡航費と準備

無事に決勝ラウンドのチケットを手に入れたら、次はいよいよ現地への渡航準備です。チケット代以外にも大きな費用がかかるため、計画的に進める必要があります。

決勝ラウンドをマイアミで観戦する場合、チケット代とは別に航空券とホテル代で最低でも30万円〜50万円以上の予算を見込んでおくのが現実的です。また、アメリカへ渡航するには、有効なパスポートとESTA(電子渡航認証システム)の事前申請が絶対に必要になります。

航空券・ホテル代の概算費用(2026年3月想定)

WBCの開催時期(3月)は、マイアミでは「スプリングブレイク(春休み)」とも重なる旅行のピークシーズンです。そのため、航空券やホテルの価格は高騰する傾向にあり、早めの計画と予約が費用を抑えるための絶対条件となります。

  • 航空券: 日本(東京)からマイアミへの直行便はなく、最低1回の乗り継ぎが必要です。2025年10月現在の調査では、エコノミークラス往復で1人あたり25万円〜45万円程度が相場です。
  • ホテル代: スタンダードクラスのホテルで1泊あたり30,000円〜60,000円程度を見込む必要があります。5泊で15万円〜30万円かかる計算です。
  • 現地滞在費など: 5日間で7万円〜10万円ほど見積もっておくと安心です。

【総額予算の目安】 チケット代とは別に、航空券、ホテル代(5泊)、現地滞在費を合わせると、1人あたり最低でも50万円〜80万円程度の予算を考えておくのが現実的なラインと言えるでしょう。

東京の空港からローンデポ・パークまでの具体的なアクセス

  1. ステップ1:東京 → マイアミ国際空港(MIA): アメリカ国内の主要空港で乗り継ぎ、マイアミへ。所要時間は16時間以上。
  2. ステップ2:空港 → ホテル: 配車サービス(Uber/Lyft)が最も便利です($25〜$40程度)。
  3. ステップ3:ホテル → ローンデポ・パーク: こちらも配車サービスが最も簡単で安全です($15〜$25程度)。ただし試合前後は料金が高騰する可能性に注意が必要です。

渡航前に必須の準備

  • パスポート: 帰国日まで有効なものが必要です。
  • ESTA(エスタ): 出発の72時間前までにオンラインでの申請が義務付けられています。
  • 海外旅行保険: アメリカの医療費は高額なため、加入を強く推奨します。

現地の気候と注意点

  • 気候: 3月のマイアミは平均気温20℃〜25℃と非常に過ごしやすいです。日本の初夏のような服装が目安です。
  • その他: 通信手段(Wi-Fi、SIM)、「MLB Ballpark」アプリの使用に必須。通貨(米ドル)、治安情報などを事前に確認しましょう。

まとめ

2026年ワールド・ベースボール・クラシックの観戦チケット、特に侍ジャパンが出場する試合は、これまでにないほどの争奪戦となるでしょう。その中で栄光のチケットを掴むためには、正確な情報に基づいた事前の準備と、スケジュールに沿った迅速な行動が何よりも重要です。

まず、全ての野球ファンが取るべき最初の行動は、2025年10月24日(金)17:00に申込が締め切られる、東京プールの「パッケージ販売(抽選)」に申し込むことです。これが、侍ジャパンの戦いを日本で応援するための最も確実で、最善の策と言えます。

もし、この抽選に外れてしまっても、まだ道はあります。12月の先行販売に全力を注ぎ、それでも難しい場合は、日本戦以外のカードに目を向けてみるのも素晴らしい選択です。そして、侍ジャパンが決勝トーナメントに進んだ暁には、アメリカの**「公式リセール市場」**という、安全でごく一般的なチケット入手方法が我々を待っています。

この記事でご紹介したスケジュールと戦略が、あなたのチケット確保の一助となれば幸いです。万全の準備を整え、歴史に残るであろう野球の祭典を、最高の場所で楽しみ尽くしましょう。そして、万が一チケットが手に入らなかったとしても、Netflixでの配信で、私たち全員が侍ジャパンの熱戦を見届け、応援することができます。それぞれの場所から、世界一への道を応援しましょう!