こんにちは、スポカフェ編集部です!
U-24の若い世代が中心となって活躍した東京オリンピック。
惜しくもメダルは逃しましたが、世界の強豪を相手に戦った経験はこれからの日本サッカーを担う若い選手に大きな糧を与えたことでしょう。
あれから約1か月が経ち、2022年W杯(ワールドカップ)アジア最終予選が始まりました。
年齢の枠が取り払われ、選手達は新たな日本代表チームを形成していくわけですが、これからはチームとして力を合わせながらW杯(ワールドカップ)出場を懸けて戦うとともに、もう一方ではW杯メンバーの座を懸けた選手同士の争いが激しさを増していくと言えるでしょう。
そこで今回は、2022年サッカーW杯(ワールドカップ)日本代表メンバー候補について、ポジション別に注目の有力候補選手を紹介します。
サッカーW杯(ワールドカップ)に出場できるメンバーは何名?
国の名誉を懸けた国際大会に出場する代表メンバーに選ばれるのは、とても名誉なことですよね。
試合では基本的に11名の代表選手がピッチに立っているわけですが、長い大会を戦うためにはそれ以上の選手達が集められていなければいけません。大会ごとのベンチメンバー含む代表メンバーは11人よりもかなり多くなります。
それが具体的に何人なのか即答できる人は意外と少ないかもしれません。
W杯(ワールドカップ)においては、公式大会本部に提出する登録選手は1チーム23人までとされています。
大まかな流れでは、5月の中旬ごろにFIFAが設定する30人の選手を予備登録メンバーとして提出し、6月上旬の定められた期限までの間に最終登録選手23名に絞り込むのです。
最終的に絞り込まれたこの23名の選手がW杯(ワールドカップ)出場資格を得られるということになります。
歴代のW杯(ワールドカップ)ではそれぞれのポジションで何名選出?
W杯(ワールドカップ)に出場できる選手の数は基本的に23人と言うことですが、サッカーの試合に出ている選手は守備位置や役割によって人数が異なります。
では、その23人の中でポジションごとの人数はどのようになっているのでしょうか。
歴代のW杯(ワールドカップ)におけるポジション別メンバー数を見てみましょう。
【1998年 W杯フランス大会】
監督:岡田武史
大会成績:グループリーグ敗退
GK:3名、DF:8名、MF:7名、FW:4名 合計:22名
【2002年 W杯日韓大会】
監督:フィリップ・トルシエ
大会成績:ベスト16
GK:3名、DF:5名、MF:11名、FW:4名 合計:23名
【2006年 W杯ドイツ大会】
監督:ジーコ(本名:アルトゥール・アントゥネス・コインブラ)
大会成績:グループリーグ敗退
GK:3名、DF:8名、MF:7名、FW:5名 合計:23名
【2010年 W杯南アフリカ大会】
監督:岡田武史
大会成績:ベスト16
GK:3名、DF:7名、MF:8名、FW:5名 合計:23名
【2014年 W杯ブラジル大会】
監督:アルベルト・ザッケローニ
大会成績:グループリーグ敗退
GK:3名、DF:8名、MF:4名、FW:8名 合計:23名
【2018年 W杯ロシア大会】
監督:西野朗
大会成績:ベスト16
GK:3名、DF:8名、MF:9名、FW:3名 合計:23名
2002年の日韓大会や2014年ブラジル大会のように、監督の戦略や采配によりバランスが大きく変わるというのがわかりますが、ある程度大まかな一定の人数で構成されていると言えます。
【ポジション別】W杯(ワールドカップ)日本代表メンバー候補選手
1998年以降6大会連続で出場してきた日本代表をポジション別に見てみると、大まかな比率が確認できることがわかりました。
2022年のカタール大会は森保監督の元でメンバーが決定されますが、オリンピックの流れから察すると特別大きく構成が変わることはないと予想されます。
それでは、W杯(ワールドカップ)出場を懸け、そしてさらには試合出場を懸けたポジション争いで切磋琢磨している2022年W杯(ワールドカップ)日本代表メンバー候補をご紹介しましょう。
GK(3名)
・川島 永嗣(かわしまえいじ)38歳
RCストラスブール(フランス)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:3回
・権田 修一(ごんだしゅういち)32歳
清水エスパルス所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:3回
・谷晃生(たにこうせい)20歳
湘南ベルマーレ所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:0回
DF(7名)
・長友 佑都(ながともゆうと)35歳
無所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:3回
・吉田 麻也(よしだまや)33歳
サンプドリア(イタリア)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:2回
・酒井 宏樹(さかいひろき)31歳
浦和レッズ所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:2回
・室屋成(むろやせい)27歳
ハノーファー96(ドイツ)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:0回
・植田 直通(うえだなおみち)27歳
ニーム・オリンピック(フランス)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:1回
・中山雄太(なかやまゆうた)24歳
PECズヴォレ(オランダ)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:0回
・冨安 健洋(とみやすたけひろ)23歳
アーセナル(イングランド)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:0回
MF(10名)
・原口 元気(はらぐちげんき)30歳
1.FCウニオン・ベルリン(ドイツ)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:1回
・柴崎 岳(しばざきがく)29歳
CDレガネス(スペイン)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:1回
・遠藤 航(えんどうわたる)28歳
VfBシュツットガルト(ドイツ)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:1回
・伊東 純也(いとうじゅんや)28歳
KRCヘンク(ベルギー)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:0回
・橋本 拳人(はしもとけんと)28歳
FCロストフ(ロシア)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:0回
・中島 翔哉(なかじましょうや)27歳
FCポルト(ポルトガル)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:0回
・南野 拓実(みなみのたくみ)26歳
リバプールFC(イングランド)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:0回
・板倉 滉(いたくらこう)24歳
シャルケ04(ドイツ)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:0回
・堂安 律(どうあんりつ)23歳
PSVアイントホーフェン(オランダ)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:0回
・久保 建英(くぼたけふさ)20歳
RCDマジョルカ(スペイン)所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:0回
FW(3名)
・古橋亨梧(ふるはしきょうご)26歳
セルティックFC所属(スコットランド)
W杯(ワールドカップ)出場経験:0回
・大迫 勇也(おおさこゆうや)31歳
ヴィッセル神戸所属
W杯(ワールドカップ)出場経験:2回
・オナイウ阿道(おないうあどう)26歳
トゥールーズFC所属(フランス)
W杯(ワールドカップ)出場経験:0回
現在行われている予選の結果を受けて、ベテラン組の選手からはW杯(ワールドカップ)へ駆り立てられる思いがプレーにもつながると発言しています。初参加組の若手選手の思いが強い原動力になってほしいですね。
まとめ
2022年カタール・W杯(ワールドカップ)アジア最終予選も2試合が行われ、日本チームは1勝1敗の成績を残しています。
森保監督の元、世代を超えた代表メンバーの力を合わせて、まずは予選突破してW杯(ワールドカップ)連続出場を更新できるよう期待しましょう。