こんにちは、スポカフェ編集部です!
オリンピックが開催されるたびに話題になるのが、各国のメダル獲得数です。今回の記事では、今までの夏季オリンピックにおける国別通算メダル獲得数のランキングをご紹介します。
夏季オリンピック国別メダル獲得数ランキング TOP10
1896年のアテネ大会から2016年のリオデジャネイロ五輪まで、近代夏季オリンピックは、合計31回開催されてきました。この31回のオリンピックによる各国のメダル獲得数の順位は以下のとおりです。
1位 アメリカ
(金メダル:1022個 銀メダル:795個 銅メダル:705個 総数:2522個)
ダントツのメダル獲得数第1位はアメリカ合衆国です。第2位とは1000個以上の大差がついています。
陸上競技を始めとして競泳やレスリングで多くのメダリストを生み出しています。カール・ルイス(陸上短距離)やフローレンス・ジョイナー(陸上短距離)、アンソニー・アービン(競泳)といった個人競技の選手はもちろん、2012年(ロンドン)と2016年(リオ・デ・ジャネイロ)の女子体操団体金メダルも話題になったのは記憶に新しいところです。
2位 ソビエト連邦
(金メダル:395個 銀メダル:319個 銅メダル:296個 総数:1010個)
第2位はソビエト連邦です。陸上競技では195個のメダルを獲得していますが、ソビエト連邦の夏季オリンピックといえば、体操競技を最初に思い浮かべる人は少なくないでしょう。そして、柔道の強国でもあります。
代表的なメダリストは、セルゲイ・ブブカ(陸上棒高跳び)、ウラジミール・ニコライビッチ・アルチョーモフ(体操)といった個人競技の他に、女子バレーボール(1988年ソウルオリンピックで金メダル)や男女バスケットボールが何度もメダルを獲得しています。
3位 イギリス
(金メダル:263個 銀メダル:295個 銅メダル:291個 総数:849個)
第3位のイギリスは陸上競技で205個のメダル、自転車競技でも87個のメダルを獲得しています。他にもボート競技やセーリングなどにも強みを持っており、毎回メダルを狙うことができる種目です。
代表的なメダリストは、セバスチャン・コ―(陸上)、ブラッドリー・ウィギンス(自転車)、マックス・ウィットロック(体操)らが挙げられます。団体競技では馬術や7人制ラクビー、ホッケーでメダルを獲得したことがあります。
4位 フランス
(金メダル:212個 銀メダル:241個 銅メダル:263個 総数:716個)
ヨーロッパの中でも特に柔道大国であるフランス。夏のオリンピックでは毎回のように柔道のメダリストを輩出しています。そして、2012年のロンドンオリンピックでは、水泳の男子4×100メートルリレーでマイケル・フェルプスを擁するアメリカに競り勝ち、金メダルを手にしています。
そして、オリンピックでは男子のハンドボールチームが2008年の北京五輪と2012年のロンドン五輪で2連覇、2016年のリオデジャネイロ五輪では銀メダルを獲得しています。
5位 ドイツ
(金メダル:191個 銀メダル:194個 銅メダル:230個 総数:615個)
陸上競技とカヌー、そして馬術やボート競技でメダルを量産するのがドイツです。代表的なメダリストは、ヤン・ウルリッヒ(自転車)、ポリス・ベッカー(テニス)、ディーター・バウマン(陸上)などが挙げられます。
6位 イタリア
(金メダル:206個 銀メダル:178個 銅メダル:193個 総数:577個)
柔道やフェンシングで近年メダルを獲得することが多くなったイタリア。もちろんサッカーでも2004年のアテネ・オリンピックで銅メダルを獲得しています。代表的なメダリストは、パオロ・ベッティーニ(自転車)、ドメニコ・フィオラバンティ(水泳)、バレンチナ・ベッツァーリ(フェンシング)、ファビオ・バジーレ(柔道)。
7位 中国
(金メダル:224個 銀メダル:167個 銅メダル:155個 総数:546個)
体操競技や卓球、そして水泳の飛び込み競技で毎回メダルを量産する中国はアジアで最もメダル獲得数の多い国です。代表的なメダリストは、郭晶晶(水泳飛び込み)、劉翔(陸上)、葛菲/顧俊(バトミントン)。
8位 オーストラリア
(金メダル:147個 銀メダル:163個 銅メダル:187個 総数:497個)
競泳と陸上競技、そして自転車で夏のオリンピックを賑わすのが、オーストラリア。ラクビーでも金メダルを獲得した経験があります。ちなみに、メダル獲得数TOP10に入った国の中で、唯一南半球に位置しています。
代表的なメダリストは、イアン・ソープ(水泳)、スチュアート・オグレディ(自転車)、キャシー・フリーマン(陸上)。
9位 スウェーデン
(金メダル:145個 銀メダル:170個 銅メダル:179個 総数:494個)
冬のスポーツが盛んなイメージのあるスウェーデンですが、夏のオリンピックでも大活躍しています。女子サッカーは2016年のリオ・デ・ジャネイロオリンピックで銀メダルを獲得しており、レスリングでも何度もメダルを獲得しています。
代表的なメダリストは、サラ・ショーストレム(水泳)、マックス・サルミネン/フレドリク・ローフ(セーリング)、クリスチャン・オルソン(陸上競技)。
10位 ハンガリー
(金メダル:175個 銀メダル:147個 銅メダル:169個 総数:491個)
フェンシングや競泳、そしてカヌー競技の強国であるハンガリー。また力自慢の多いお国柄のため、レスリングでもメダリストを輩出しています。代表的なメダリストは、アグネシュ・ケレティ(元体操選手。2021年に100歳を迎える)、バラシュ・キシュ(陸上)。
日本は第11位(総数441個)

(金メダル:142個 銀メダル:136個 銅メダル:163個 総数:441個)
日本の夏季オリンピックの獲得メダル数は441個。惜しくも国別TOP10には届かず、第11位となっています。
競技別に見ると、体操や競泳そしてレスリングで、日本人選手がメダルを獲得しています。
東京オリンピックで、日本はメダル量産を狙う!

今年開催予定の東京オリンピックは自国開催ということもあり、日本人選手によるメダルの大量獲得が期待されています。いくつのメダルを獲得できるのか、7月の開催を楽しみに待ちましょう。
[…] その結果、人気の水泳選手のベッティングラインはまったく価値がなくなり、金メダルも取れそうにない選手が人気選手として価格設定される傾向があります。 […]