こんにちは、スポカフェ編集部です!
2022年11月開催のサッカーW杯カタール大会出場国を決める欧州予選が佳境を迎えています。
一次予選で各組1位となった10ヶ国(セルビア・スペイン・スイス・フランス・ベルギー・デンマーク・オランダ・クロアチア・イングランド・ドイツ)が予選突破を決めており、残りの3ヶ国を決めるプレーオフが3月24日、25日と行われました。
24日のイタリア対北マケドニアでは衝撃のドラマが起こっています。2大会振りの出場を目指すイタリアは、スコアレスで迎えた後半アディショナルタイムにゴールを奪われ、プレーオフ1回戦で敗退というショッキングな展開が繰り広げられました。
また現在、ウクライナへの軍事侵攻を行っているロシアは、FIFA・UEFAの両団体の決定により、代表チームのプレーオフへの出場停止処分が下されています。
「スポーツと政治は別」と一部ロシア関係者から声も上がっていましたが、同グループ内のポーランドやチェコ、スウェーデンからも対戦を拒否することが伝えられており、出場停止となりました。現在の国際情勢を踏まえれば、当然の流れとも言えるでしょう。
一方、ウクライナもプレーオフ出場となっていますが、ウクライナサッカー連盟がFIFAに日程変更を要請し、スコットランドとの試合が6月へと延期されることとなりました。
ウクライナにとって取り巻く環境が厳しい状況は続きますが、6月の試合も大きな注目が集まることは間違いありません。
他にも欧州予選プレーオフは非常に見どころが多い大会となっています。そこで今回は、3月24日と25日に行われたゲームを中心に、これまでの試合を振り返り、また決勝のカードについても詳しく調べていきたいと思います!!
W杯出場を賭けた欧州予選決勝の対戦カードが決定!

欧州予選プレーオフでは毎回、本大会出場を懸けて強豪国同士のぶつかり合いとなりますが、今予選では計12ヶ国が3組に分けられ、4チームずつのトーナメントにより出場国が決定します。
今までにない形式で行われたこともあり、はやくも波乱が起きているようです。また国際情勢により、今回のプレーオフにも様々な影響が見られており、高い緊張感の中での戦いが行われています。それでは、各グループトーナメントの展開を見ていきたいと思います。
Path Bはポーランドとスウェーデンが対決!
当初、出場が予定されていたロシアの出場停止により、ポーランドが自動的に決勝進出が決定。また、チェコを1対0で下したスウェーデンが勝ち上がり、両国による決勝となります。ともに前回のロシア大会に続き、連続となるW杯出場を目指しており、激しい戦いが予想されます。
Path Cはポルトガルと北マケドニアが対決!
イタリアを破るという最大の番狂わせを起こした北マケドニア。
一次予選のアウェーでドイツにも勝利していることからも、確かな実力を持っていることが証明されました。決勝ではPath Cでイタリアとともに本命視されているポルトガルと対戦します。
W杯常連国でもあるポルトガルに対し、北マケドニアは厳しい展開が予想されますが、初の本大会出場へ向けて再びのサプライズを狙います。
Path Aはウェールズが決勝に進出!ウクライナとスコットランドの試合は6月に延期
3月24日のゲームでは、ウェールズがオーストリアを2-1で下し、1958年大会以来2度目の出場に一歩前進しました。1対1で迎えた前半25分、ウェールズ主将ベイルの鮮やかなFKが決まり、これが決勝点となりました。6月に延期となったウクライナとスコットランドの勝者が、ウェールズと本大会出場を懸けて対戦します。
まとめ
今回はサッカーW杯カタール大会欧州予選について調べてきました。
欧州王者であり、W杯優勝4度を誇るイタリアの敗退など、波乱が起きている今予選の展開。やはり欧州の戦いならではの厳しさが証明されています。また、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が、やはり大きな影を落としていることも複雑な思いを抱いてしまいます。
何れにしても、W杯の出場権獲得という目的のため、予選に参加する選手は全精力を傾けています。3月30日のプレーオフ決勝、そして6月に行われるウクライナ・スコットランド・ウェールズによる戦いなど、最後まで注目していきたいと思います!!
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