マスターズ優勝の松山英樹選手!次戦の全米プロゴルフ選手権での成績は?

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こんにちは、スポカフェ編集部です!

先日、松山英樹選手がマスターズ・トーナメントにてアジア人として初めて優勝を果たしたという明るいニュースが飛び込んできました!

過去にも世界的な大会で何度も好成績を収めてきましたが、4大メジャー大会と呼ばれる大会での優勝ともなると今までと比較にならないほどの大きな成果と言っても過言ではないでしょう。

やはり好成績であることと優勝するということは、メディアの露出という意味やインパクトの強さという意味でもイメージ的にかなりの違いが感じられます。

今回は松山選手がマスターズで優勝した概要と、来月に開催が迫っている「全米プロゴルフ選手権」について紹介します。

松山英樹選手が日本人初のマスターズ優勝!

2011年に初出場して以来、10回目の挑戦となる2021年のマスターズにて、日本人として初めての優勝を収めました。

ゴルフの大会においてメジャー選手権と呼ばれる4大大会でアジア人が優勝したのは、韓国選手が2009年に優勝を果たした全米プロゴルフ選手権ただ一度だけです。

今回のスコアは、通算10アンダーでわずか1打差の接戦での歴史的な快挙となりました。

これまで日本人のマスターズでの最高順位は4位であり、歴史的に見てその凄さが分かるかと思います。

優勝賞金は後述する全米プロゴルフ選手権と比べて多い207万ドルで、日本円で言うと2億円以上となる大金。マスターズ制覇の偉大さは、金額でも分かりますね。

松山選手が次に出場する全米プロゴルフ選手権とは

松山選手が次に出場する大会は5月20日から23日まで4日間かけて開催される「全米プロゴルフ選手権」です。(5月19日は練習日)

この大会は先日優勝を果たした「マスターズ・トーナメント」や「全英オープン」「全米オープン」と並んで4大メジャー大会と呼ばれています。

この4つの大会のいずれかで優勝することを「メジャー優勝」と呼び、マスターズで優勝をしたことでこれを達成したわけですね。

ゴルフ最高峰の大会だけあり、出場資格はもちろん限られたものとなっていますが、松山選手は2013年以降、毎回出場を果たしています。

「全米プロゴルフ選手権」の賞金に関しては、順位に応じて割合で決められており、1位は賞金総額の18%、2位は10.8%、3位は3.6%となっています。

賞金総額は1100万ドル(約12億円)で、その優勝賞金である18%となると198万ドル(約2億円)ほどの賞金となります。

一度の大会で2億円もの賞金が与えられるなど、庶民の感覚では考えられないことですよね。

もちろんそこで好成績を収めるのは非常に難易度が高く、現在のところ松山選手の過去の最高順位は4位で、過去の日本人の最高順位は3位です。

参考までに、松山選手と同じくらい有名な日本人選手として「ハニカミ王子」という愛称で呼ばれる石川遼選手がいますが、彼のこの大会での最高成績は29位です。

全米プロゴルフ選手権の過去成績

では松山選手は過去の全米プロゴルフ選手権にてどのような成績を残しているのでしょうか?

まずは過去の成績を一覧で確認して、その後に活躍した大会を確認していきましょう。

開催年 最終スコア 順位
2020年 -4 22位
2019年 -3 16位
2018年 -4 35位
2017年 -5 5位
2016年 -9 4位
2015年 -3 37位
2014年 -3 36位
2013年 -1 19位

2016年 全米プロゴルフ選手権

まずは2016年の大会です。9アンダーという好スコアで4位になっています。

各ラウンド順調に好スコアを重ね、7アンダーの5位で迎えた最終ラウンドに2バーディ、ノーボギーで順位をひとつ上げ、この成績を達成しました。

2017年 全米プロゴルフ選手権

この大会では一時的に首位でラウンドを回ったものの後半に逆転を許してしまい、好敵手である「ジャスティン・トーマス」に優勝をもぎ取られてしまいました。

後半までは単独トップだったものの、11番ホールから3連続ボギーをしてしまったことが響き、その後に2連続バーディをしたものの首位に返り咲くことなく惜しくも5位タイという結果になりました。

本人もかなり悔しかったようで、取材受付時には涙を拭う姿もありました。

まとめ

松山英樹選手が達成した偉業や、次に参戦予定の全米プロゴルフ選手権について、またその大会での過去の成績を紹介しました。

日本人として、またアジア人として歴史的な快挙を成し遂げた松山選手ですが、全米プロゴルフ選手権においては以前悔しい思いもしています。

その悔しさをバネにしつつ、今回のマスターズ優勝を達成したことによる自信も胸に秘め、次の大会を心身ともに万全のコンディションで挑んで好成績を収めてくれることを期待したいですね。

今度の大会はすぐそこまで迫ってきています。また新たな偉業を達成するかもしれない瞬間を見届けましょう。