人気YouTuberローガン・ポールがメイウェザーと対戦!そのボクシングの実力は?

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こんにちは、スポカフェ編集部です!

世界中の注目を集めながらも、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた「フロイド・メイウェザー・ジュニア VS ローガン・ポール」のエキシビションマッチが、6月6日(現地時間)に開催されることが決定しました!

ボクシング元5階級制覇者と人気YouTuberという異色のマッチに興味を持ち、試合を楽しみにしている人も多いことでしょう。

しかし、いくら人気YouTuberとはいえど、史上最高のボクサーとの呼び声も高いメイウェザーとの対決を実現できるローガン・ポールとはいったい何者なのでしょうか。

今回は、メイウェザーに挑むローガン・ポールについて詳しく見ていきます。興味のある人はぜひ当日の試合も観戦してみてください

YouTuberのローガン・ポールとは

 

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本名は、ローガン・アレクサンダー・ポール(Logan Alexander Paul )。オハイオ州出身で現在26歳。中学生の頃から2歳下の弟であるジェイク・ポールと一緒に動画制作を始め、現在では兄弟それぞれがチャンネル登録者数2000万人以上を誇るYouTuberとして若い世代を中心に支持を集めています。

コメディ系とも言いますが、迷惑行為や物議を醸す過激動画炎上系YouTuberでもあり、日本では数年前に青木ヶ原樹海で撮影した動画を投稿したYouTuberとして名前が知られているかもしれません。

インターネットセレブリティとして注目を集めてからは、俳優業やアパレルブランドを立ち上げるなど活躍の場を広げ、Instagramでも1800万人のフォロワーを持つなどして10億円以上の年収を得ていると言われています。

とはいえ、先の日本での動画を始めとし、批判が多く集まったことから動画再生数が落ち込むなどして、近年では動画制作の傾向にも変化が出始めてもいたようです。

そして、一方では称賛を集める人気者であり、もう一方では非難を集める存在となったローガン・ポールが、2018年以降さらなる活躍の場を広げたのがボクシングでした。

本業はYouTuberでありながら身長188cmと恵まれた体格で、ハイスクール時代にはレスリング強豪州であるオハイオの大会で5位の成績を収めたり、アメリカンフットボールの選手としても活躍していたりするなど、元々高い運動センスを持っています。

このように、恵まれた体格と運動能力を生かし、2019年にはカリフォルニア州アスレチックコミッションにてプロ選手ライセンスを取得しています。

階級は、ライトヘビー級とヘビー級の間に位置するクルーザー級で、全17階級中2番目に重い階級ということからも、いかにローガン・ポールが大柄であるかがうかがえますね。

ちなみに、弟のジェイク・ポールも同様にボクシング界に進出しています。4月18日にはONEチャンピオンシップやベラトールで世界王者に輝いた経歴を持つ元UFCファイターであるベン・アスクレンと戦い、ジェイク・ポールがTKO勝利を収めたというニュースを目にした格闘技ファンも多いのではないでしょうか。

兄のローガン・ポール、弟のジェイク・ポールのいずれも、話題だけが先行しているとはもはや言い切れない、未知数の可能性を持った存在になっているのかもしれませんね。

メイウェザーとの対戦が決定

ゴールデンウィークを目前に控えたつい先日、ボクシングの元世界王者フロイド・メイウェザー・ジュニアと人気YouTuberローガン・ポールとのエキシビションマッチによる対戦が、6月7日(日本時間)にマイアミのハードロック・スタジアムで実現するというニュースが飛び込んできました。

今年2月に行われるはずであったこの試合に対する世の中の注目は、2020年9月に、「メイウェザーが人気YouTuberであるローガン・ポールとのエキシビションマッチを計画している」との報道から始まりました。

11月にはローガン・ポールからボクシング元世界5階級制覇王者であるフロイド・メイウェザーに対する挑発がインターネット上で始められると、ビッグマウスである無敗の王者と炎上系YouTuberの間で熾烈な応酬が繰り広げられることに。

そして12月初旬には、エキシビションマッチを2月20日に開催するという一大ニュースが世界中に駆け巡りました。

しかしながら、試合開催を待つばかりとなった2月、チケット発売後にもかかわらず試合は急遽中止となり、延期と言われながら具体的な日程が明かされず、試合を楽しみにしていたファンは気をもむ状態が続いていました。

今現在も、まだラウンド数やグローブの大きさはもちろん、キャリアの差や体重差に対する対応など試合についての詳細は発表されておらず不明なところも多いのですが、試合自体はペイ・パー・ビューで配信されるようです。再び大きな購買件数レコードが見込まれそうですね。

挑戦者であるローガンも炎上必至のビッグマウスかもしれませんが、引退と復帰を繰り返しながらも50戦50勝無敗を守り続けているメイウェザー(44歳)に対し、このように言っています。

「I’m 8 inches taller, I’m 40 pounds heavier, I’m half his age, I’m 2 times as hungry and 10 times as smart. 」(俺の方が8インチ背が高く、体重だって40ポンド重いんだ。年齢は彼の半分も若く、2倍もハングリーだし10倍はスマートだ!)

これだけ大番狂わせの可能性を人々に感じさせるのですから、ローガンの試合が注目を集めるのにも納得がいきますね。

ローガン・ポールのボクシングの実力は?

これだけ注目を集めているローガン・ポールですが、実際のボクシング戦歴というのは、まだ2試合のみ。

2018年8月に行われたヘッドギア及び12オンスグローブを着用した、3分6ラウンドに渡るアマチュアボクシングの試合と、2019年11月のプロボクシングデビュー戦クルーザー級6回戦だけです。

しかも対戦者は2試合とも同じ相手で、イギリスの人気YouTuberのKSIでした。結果は1引き分け1敗なので、いまだ白星はありません。

また、経験値の面では当然ながらメイウェザーが数段も上手なので、試合結果予想では圧倒的にメイウェザーが有利という声が多いようです。

ただ、もしもの可能性について触れるなら、体重差による破壊力と10cmにも及ぶリーチ差をローガン・ポールが上手く生かせた場合でしょう。ディフェンスの固いメイウェザーから一瞬の隙をつけるのか、プロ2戦目のローガン・ポールの戦いに期待しましょう。

まとめ

この数年、ローガン・ポールやジェイク・ポールのような人気YouTuberのボクシング参戦で、今まで取り込めていなかった層にまで、にわかにボクシングの話題が広まっています。

また、それに対しボクシング界では、ボクシング人気の向上に貢献している彼らを認めようという声もあれば、ボクシングを食い物にしていると批判する声もあるようです。

今後彼らがさらにどのようなカードで試合を組んでいくのか、まだまだ注目を集めそうですね。

スポカフェでは、スポーツ観戦ができる飲食店の検索ができます。メイウェザー VS ローガン ・ポール戦の放映を行う予定のお店もあるので、ぜひお店を検索して好きなお店でのボクシング観戦を楽しんでみてください!