こんにちは、スポカフェ編集部です!
マクレガー VS ポイエー2回目となる試合が今年1月に行われ、大方の予想を覆してポイエーが衝撃的な勝利を収めましたね。
対戦後すぐにマクレガーは再戦の意向を示し、対するポイエーも次の試合での決着を望んでいる発言をしていたため、近いうちに第3戦の日程が組まれると考えられていました。そして今回、7月に3戦目となる対戦が決定しました!
お互いにとって因縁の相手となるマクレガー VS ポイエー。
今回はこの2人の3戦目となる試合の情報やこれまでの対戦の結果などを紹介します。マクレガーにとっては背水の陣ともいえる試合なので、この試合がマクレガーにとってどれだけ重要であるかも解説します。
マクレガー VS ポイエーの3戦目が決定!
マクレガーVSポイエーの3戦目となる試合は、カリフォルニア・ラスベガスで開催予定のUFC264にて行われる予定です。日程は現地時間で7月10日(日本時間11日)に行われます。
アメリカは新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいることを受けてか、この大会では観客はフルに動員して進行されるようです。
これにより対戦カードもさることながら、コロナ禍で抑えてきたものが溢れ出るような盛り上がりを見せるのではないかと予想されます。
マクレガーは世界的に人気な選手で、彼の出る試合は特に盛り上がるので、観客ありで試合が行われる試合は非常にエクサイティングですね。
これまでの対戦歴
ここでこの2人の過去の2戦がどういった結果だったのかをおさらいしておきましょう。
1試合目 UFC178(2014年9月)
この2人の最初の戦いは2014年の9月に行われました。
当時デビュー2年目の新人だったマクレガー選手ですが、先輩のポイエー選手と試合前からトラッシュトークでバチバチにやり合っていました。
しかし試合は1ラウンド目の半分も経過しない内にマクレガー選手があっさりとTKO勝ちしました。
2試合目 UFC257(2021年1月)
2戦目の試合が行われたのはごく最近。2021年1月のことです。
1戦目がマクレガー選手の圧勝だったことを受けマクレガー選手優勢の声が大きかったものの、結果はポイエー選手のTKO勝ちでした。
この試合でポイエー選手は20発近いローキックを決めて文字通り足元から崩してパンチを入れ、勝利を勝ち取った形です。最近格闘技界で話題になっているカーフキックが試合を大きく左右する結果となりました。
マクレガー選手にとってはデビュー以降初めてのTKO負けで、多くの総合格闘技ファンに「マクレガーはもう昔のように勝てないのでは」と感じさせる試合でもありました。
コナー・マクレガーの今後
マクレガー選手がこの試合を制した場合、次の試合はどのようなものが予想されるでしょうか?
ここで勝利するということは十分な実績を持っている相手であるポイエー選手との決着が付く形となり、タイトルマッチが行われることも予想されます。
本人は3階級目であるウェルター級の制覇を狙っているような発言をしていますが、まずはライト級でチャンピオンズの座に返り咲くことを優先課題としています。
ただ、マクレガーは過去に3度ウェルター級で試合をしており、ウェルター級でチャンピオンになればUFC史上初の3階級制覇選手となることから、今後ウェルター級のタイトルを狙いにいく可能性も十分あるでしょう。
そうなると現在パウンドフォーパウンドNo.1との呼び声も高い、ウェルター級チャンピオンであるウスマン選手との戦いを見ることになりますね。もし試合が実現すれば、UFC史上最も注目が集まる試合になることは間違いないでしょう。
さらにボクシングのWBC会長マウリシオ・スライマンは「マクレガー選手がボクシングのランカー選手を倒すことができればボクシングのタイトル戦を行うこともできる」といった旨の発言をしています。
ボクシングで結果が出るかは未知数であるものの、総合格闘技の世界から飛び出てボクシングに挑戦することもできる環境であると言えますね。
しかしこの対ポイエー戦を敗北してしまうと一気に後がない状況となってしまいます。
マクレガー選手はこれまで著名な選手をワンパンチでKOするなどの偉業をしてきたものの、直近の勝敗数だけを見ると圧倒的な強さを持っているとは言い切れない戦績となっています。
総合格闘技の世界では「調子が悪い時に相手のランクを下げて調整する」というようなことができず、負けたとしてお構いなしに強い相手との連戦を強いられることとなります。
マクレガー選手にとっては、ここを乗り切れるかどうかというポイント次第でポイエー選手との決着以上に大きな意味を持つ試合です。
まとめ
マクレガー VS ポイエーの3戦目となる試合は7月に迫っており、カリフォルニアで観客動員は満席にして行われる予定となっています。
この試合は対戦カードという意味でも、新型コロナウイルス問題からの脱却という意味でも、そしてマクレガー選手の今後のキャリアという意味でも話題性に富んだ1戦となっています。
前回の試合ではカーフキック対策が万全でなく為すすべもなく負けてしまったという印象のマクレガー選手ですが、そのイメージを払拭する試合ができるのか、もしくは今回もあっさりと負けてしまうのかと注目が集まっています。
ポイエー選手も1戦目は試合前の挑発に上手く乗せられてしまって敗北を許していますが、今回も2戦目のように冷静に対処することができるのでしょうか。
この試合ではこの辺りに着目して観戦をしていくと、より一層楽しんで観ることができるかもしれません。
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