スーパーバンタム級で井上尚弥と戦うライバルは誰?世界ランキングやチャンピオンを紹介

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こんにちは、スポカフェ編集部です!!

ボクシング界の「モンスター」、井上尚弥選手が今月、世界バンタム級4団体王座を返上し、スーパーバンタム級への転向を発表しました。数々の偉業を達成してきた井上選手が、新たなステージに踏み出すこととなり、今後の戦いに向け、すでに世界中からの注目が集まっています。

階級転向は、体重や体格も変化するとあり、ファイトスタイルにも影響を及ぼすことも考えられます。

バンタム級で「最強」を誇った井上選手ですが、新しい階級のライバルたちとの対戦がどのような試合が繰り広げられるのか、想像がつきません。これまで同様の強さが見られるのか、非常に楽しみです。

そこで今回は、井上選手との対戦が予想されるスーパーバンタム級の現4タイトル保持者や、ランキングトップ選手の特徴を詳しく紹介したいと思います!!

現在のスーパーバンダム級王者

現在、スーパーバンタム主要王座は、以下の2人のボクサーがタイトルを保持しています。

WBA・IBF王者ムロジョン・アフマダリエフ(11戦全勝・8KO)

WBAとIBFのタイトルを持つムロジョン・アフマダリエフ選手。2016年のリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得してプロ転向し、2020年1月、当時のWBAスーパー&IBF世界スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマン選手(アメリカ)に判定勝ちして8戦目で2団体の王座を奪取しました。

同年4月にはIBF暫定王者の岩佐亮佑選手に5回TKO勝ちで初防衛。11月にはホセ・ベラスケス選手に判定勝ちで2度目の防衛を果たし、6月25日にはロニー・リオス選手(アメリカ)との3度目の防衛もTKOで勝利を収めました。

WBC・WBO王者スティーブン・フルトン(21戦全勝・8KO)

WBCとWBOのスーパーバンタム級統一王者がスティーブン・フルトン選手。身長169センチで、165センチの井上と4センチしか変わらないものの、リーチは179センチあり井上より8センチも長く、また、リーチ差を活かすような速いジャブも得意とする正当派の右ボクサーです。

2014年にプロデビュー。2021年1月にWBO世界スーパーバンタム級王者アンジェロ・レオ選手(アメリカ)に判定勝ちで王座を獲得すると、同年11月にはWBC同級王者ブランドン・フィゲロア選手(メキシコ)に判定勝ちで2団体統一を達成。

また、昨年6月4日にはダニエル・ローマン選手(アメリカ)に判定勝ちでタイトル防衛を果たしています。

スーパーバンダム級世界ランキング

ここでは米ボクシング誌「リング」による、スーパーバンタム級ランキングトップ10を紹介します。

【10位】井上拓真(大橋/26歳/17勝1敗・4KO) 元WBC世界バンタム級暫定王者

12月13日、兄・尚弥のアンダーカードのノンタイトル戦で8回TKO勝ちを収めた井上拓真選手。昨年12月には保持していたWBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王座の返上を表明。今後は再び、バンタム級が主戦場となります。尚弥選手ともども兄弟での活躍に期待は高まり続けます。

【9位】マイク・プラニア(フィリピン/25歳/26勝2敗・13KO)

2020年6月、当時のバンタム級WBOランキング1位ジョシュア・グリーア Jr.選手(アメリカ)から2度のダウンを奪い、判定勝ちを収めました。ただ、昨年9月のライース・アリーム(アメリカ)戦では、大差での判定負けを喫しています。

【8位】ゾラニ・テテ(南アフリカ/34歳/30勝4敗・23KO) 元2階級制覇王者

元王者の経歴を持つテテ選手ですが、昨年11月に「禁止薬物で陽性反応が出た」と報道され、依然としてWBO3位、IBF6位と好位置につけているものの、すでに母国コミッションからはライセンス停止処分を受けています。

【7位】ロニー・リオス(アメリカ/32歳/33勝4敗・16KO)

昨年6月の試合ではムロジョン・アフマダリエフ選手(ウズベキスタン)に挑戦して奮闘をみせるも、最終12 回でTKO負けを喫しています。人気のメキシコ系アメリカ人選手のため、 ベテランとなった現在も米西海岸では高い人気を誇っています。

【6位】ルイス・ネリ(メキシコ/28歳/33勝1敗・25KO) 元WBC世界バンタム級王者、元WBC世界スーパーバンタム級王者

ルイス・ネリ選手はバンタム級時代に日本のリングで体重超過、薬物違反などのトラブルを連発し「問題児」として広く知られることとなりました。

2023年2月18日にWBC世界スーパーバンタム級2位のアザト・ホバニシャン選手(アルメニア)と世界同級挑戦者決定戦を戦うことが決定しています。

【5位】マーロン・タパレス(フィリピン/30歳/36勝3敗・19KO) 元WBO世界バンタム級王者

バンタム級時代から多くの日本人選手と対戦してきており、日本のファンにも高い知名度を誇るサウスポー。2023年春に、WBA・IBF統一王者のムロジョン・アフマダリエフ選手に挑戦することが発表されています。

【4位】アザト・ホバニシャン(アルメニア/34歳/21勝3敗・17KO)

すでにネリvsホバニシャンの挑戦者決定戦が発表されており、ネリ選手に比べると知名度は劣るものの、ホバニシャン選手にも十分勝機があります。フィジカルの強さが武器であり、スーパーバンタム級のダークホース的な存在と言えるでしょう。

【3位】ライース・アリーム(アメリカ/32歳/20戦全勝・12KO) 元WBA世界スーパーバンタム級暫定王者

ライ—ス・アリーム選手は元暫定王者の実績を持ち、昨年9月、マイク・プラニア選手との世界ランカー対決で強さをみせ評価を上げた実力者です。井上選手のスーパーバンタム級転向が発表されると、一番に対戦に名乗りを上げ、大きな話題となりました。

【2位】ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン/28歳/11戦全勝・8KO) WBAスーパー・IBF世界スーパーバンタム級王者

すでに、井上選手への対戦を望む声も伝えられているアフマダリエフ選手。マーロン・タパレス選手を相手に防衛となれば、年内にも井上戦実現の可能性も高そうです。

【1位】スティーブン・フルトン(アメリカ/28歳/21戦全勝・8KO) WBC・WBO世界スーパーバンタム級王者

今月に入り、井上選手との対戦が決定したとも報じられており、両者が対戦となれば世界で最も注目度が高いカードとなることは間違いありません。

井上選手にとってはこれまでにないほどの難敵となることは間違いありませんが、どんな戦いとなるか非常に興味深いです。

まとめ

井上尚弥選手ははやくもフルトン選手、アフマダリエフ選手との対戦も有力視されており、タイトル奪取となれば、スーパーバンタム級でも4冠統一を果たすこととなります。

未知の領域での戦いとなりますが、スーパーバンタム級のライバル達との対戦が今から非常に楽しみです!!

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