【完全保存版】日本代表の歴代背番号10を徹底解説|ラモス瑠偉から久保建英まで全網羅

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サッカーおいて、特別な意味を持つ「背番号10」。それは単なる番号ではなく、チームの顔であり、エースの象徴として、多くのファンの期待を背負ってきました。それはサッカーが全体におけることで、日本代表にも当てはまります。

この記事では「日本代表 歴代 背番号10」にフォーカスし、ラモス瑠偉選手から、現在の日本代表の象徴とも言える久保建英選手まで、A代表で実際に10番を着用した選手を時系列で網羅します。

ラモス瑠偉から名波、中村俊輔や香川、久保建英など各選手のAマッチ成績(出場・得点)、生年月日、主な所属クラブ、プレースタイル、そして背番号10にまつわるエピソードまで、サッカーファンはもちろん、これから日本代表を知りたい方にも分かりやすく整理しました。歴代の10番たちが紡いできた歴史を、ぜひお楽しみください。

日本代表の「背番号10」とは?

サッカーにおいて背番号10は、伝統的にチームの司令塔や中心選手が背負う番号とされています。ペレやマラドーナ、ジーコといった世界のレジェンドたちが着用したことで、「エースナンバー」としての地位が確立されました。日本代表においても、卓越した技術と戦術眼、そして試合を決定づける力を持つ選手に託される、特別な番号として認識されています。

日本代表 歴代 背番号10【年表・一覧で早わかり】

ここでは、歴代の背番号10を年表とタイプ別の系譜で概観します。

年表(ラモス瑠偉→久保建英)

着用開始年(目安) 選手名 主な大会・時期 特徴・キーワード
1990年 ラモス瑠偉 1992年アジアカップ 初代10番、魂の司令塔
1994年 岩本輝雄 1994年アジア競技大会 稀代のレフティ
1996年頃 名波浩 1998年フランスW杯 左足のゲームメーカー
2001年 三浦淳宏 2001年コンフェデ杯 無回転FKの名手
2002年 中山雅史 2002年日韓W杯 魂のストライカー
2003年頃 中村俊輔 2006年ドイツW杯 左足の魔術師、ファンタジスタ
2003年 藤田俊哉 E-1選手権 Jリーグの天才MF
2008年 山瀬功治 2008年 E-1選手権 強烈ミドルを持つアタッカー
2009年 松井大輔 2009年 親善試合 技巧派ドリブラー
2011年頃 香川真司 2014年ブラジルW杯 得点力ある攻撃的MF
2015年 興梠慎三 E-1選手権 ポストプレーヤー
2017年 大島僚太 E-1選手権 テクニカルなボランチ
2018年 乾貴士 2019年アジアカップ 切れ味鋭いドリブラー
2018年 中島翔哉 2019年コパ・アメリカ 創造性溢れるアタッカー
2019年 仲川輝人 E-1選手権 JリーグMVPのスピードスター
2021年 南野拓実 2022年W杯予選 献身性と得点力を両立
2022年 岩崎悠人 E-1選手権 追加招集の快速FW
2023年 堂安律 2024年アジアカップ 勝負強い現代型アタッカー
2025年 久保建英 W杯アジア予選 次世代を担う至宝

タイプ別に見る10番の系譜

日本代表の背番号10は、時代と共にその役割が変化してきました。

  • 司令塔型: 中盤の底からゲームを組み立てるタイプ。ラモス瑠偉名波浩がその代表格です。
  • レフティのゲームメーカー/ファンタジスタ: 卓越した左足の技術で攻撃を操るタイプ。中村俊輔がその象徴であり、岩本輝雄三浦淳宏もこの系譜に連なります。
  • アタッカー型: 自らゴールを狙う意識が高く、得点に直結するプレーを得意とするタイプ。香川真司以降、南野拓実堂安律久保建英と、近年の主流となっています。

歴代「背番号10」全選手プロファイル|ラモス瑠偉→久保建英まで

ここからは、歴代の背番号10を一人ずつ、詳細なプロフィールと共に紹介します。

ラモス瑠偉|中盤の熱き司令塔(1992アジア杯優勝の10番)

  • 日本代表成績: 32試合出場 / 1得点
  • 生年月日: 1957年2月9日
  • 主な所属: ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)
  • プレースタイル: 卓越した技術と強いリーダーシップで攻守にわたり中盤を支配する司令塔。チームを鼓舞する熱いプレーが持ち味でした。
  • 10番着用時期・主大会: 1990年代前半に主に#10を背負い、1992年のアジアカップ優勝時にもエースナンバーを着用しました。
  • エピソード: 1989年にブラジルから帰化し、日本代表で初めて本格的に「背番号10」を任された選手。1993年の「ドーハの悲劇」ではキャプテンとしてチームを支え、日本サッカーの発展に大きく貢献しました。

岩本輝雄|精密左足の技巧派レフティ(1994年の10番起用)

  • 日本代表成績: 9試合出場 / 2得点
  • 生年月日: 1972年5月2日
  • 主な所属: ベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)
  • プレースタイル: 「稀代のレフティ」と称された、精度と威力を兼ね備えた左足のキックが武器の技巧派MF。正確なフリーキックやミドルシュートで観客を魅了しました。
  • 10番着用時期・主大会: 1994年アジア競技大会で10番を着用(Aマッチ扱いの可否は大会定義に依存)。
  • エピソード: 1994年の合宿で、自分の部屋に10番のユニフォームが用意されていたことに驚いたという逸話があります。監督からの信頼の証として10番を託されました。

名波浩|“左足のゲームメーカー”(1998W杯・2000アジア杯の10番)

  • 日本代表成績: 67試合出場 / 9得点
  • 生年月日: 1972年11月28日
  • 主な所属: ジュビロ磐田
  • プレースタイル: 広い視野と正確無比な左足の長短のパスでゲームを組み立てるゲームメーカー。味方を生かすプレーに長けていました。
  • 10番着用時期・主大会: 1998年フランスW杯、2000年アジアカップで10番を着用。日本のW杯初出場時にエースナンバーを背負い、チームの中心としてプレーしました。
  • エピソード: 2000年アジアカップ準々決勝イラク戦で決めた伝説のボレーシュートは、「名波のボレー」として今なお語り草となっています。

三浦淳宏|FKの名手、サイドの切り札(2001年コンフェデ杯で10番)

  • 日本代表成績: 25試合出場 / 1得点
  • 生年月日: 1974年7月24日
  • 主な所属: 横浜フリューゲルス、横浜F・マリノス
  • プレースタイル: 日本における無回転フリーキックの先駆者。強烈かつ正確なキックを武器に、サイドからのチャンスメイクを得意としました。
  • 10番着用時期・主大会: 2001年のコンフェデレーションズカップで背番号10を着用し、日本の準優勝に貢献しました。
  • エピソード: 1999年のコパ・アメリカで決めた直接フリーキックでの代表初ゴールは、彼のキック精度を世界に知らしめた一撃でした。

中山雅史|魂のストライカー(2002W杯で背番号10のサプライズ)

  • 日本代表成績: 53試合出場 / 21得点
  • 生年月日: 1967年9月23日
  • 主な所属: ジュビロ磐田
  • プレースタイル: 「ゴン中山」の愛称で親しまれ、最後までゴールを諦めない泥臭いプレースタイルが特徴。ゴール前の嗅覚と運動量でゴールを量産しました。
  • 10番着用時期・主大会: **2002年日韓W杯で背番号10を着用。**ストライカーが自国開催のW杯で10番を背負うという采配は、当時大きな話題となりました。
  • エピソード: 1998年フランスW杯で日本代表のW杯本大会初ゴールを決めた歴史的な選手。トルシエ監督は、34歳のベテラン中山選手に精神的支柱としての役割を期待し、10番を託しました。

中村俊輔|“左足の魔術師”が背負った黄金期(2004アジア杯~2006W杯)

  • 日本代表成績: 98試合出場 / 24得点
  • 生年月日: 1978年6月24日
  • 主な所属: 横浜F・マリノス、セルティック(スコットランド)
  • プレースタイル: 「左足の魔術師」と称されるファンタジスタ。芸術的なフリーキックは世界レベルで、繊細なボールタッチとパスで攻撃の全権を握りました。
  • 10番着用時期・主大会: 2003年頃から2010年まで長きにわたり10番を着用。特に2006年ドイツW杯では不動のエースとしてチームを牽引しました。(2010年南アフリカW杯でも10番でメンバー入り)
  • エピソード: ファンが選ぶ「歴代最高の10番」投票で常に上位にランクインするレジェンド。2004年アジアカップ決勝の中国戦で見せた直接FKは、彼のキャリアを象徴するゴールの一つです。

藤田俊哉|磐田の10番、A代表では一時的に10番(東アジア選手権2003)

  • 日本代表成績: 24試合出場 / 3得点
  • 生年月日: 1971年10月4日
  • 主な所属: ジュビロ磐田
  • プレースタイル: 高い得点力と創造性を兼ね備えた攻撃的MF。MF登録選手としてJリーグ史上初の通算100ゴールを達成するなど、決定力も魅力でした。
  • 10番着用時期・主大会: 2003年の東アジア選手権で一時的に10番を着用しました。
  • エピソード: クラブでは長年「ジュビロの10番」として黄金期を支えましたが、代表では中村俊輔選手の存在もあり、10番着用は限定的でした。

山瀬功治|ミドルと推進力(2010W杯予選期に10番起用)

  • 日本代表成績: 13試合出場 / 5得点
  • 生年月日: 1981年9月22日
  • 主な所属: 横浜F・マリノス
  • プレースタイル: 強烈なミドルシュートと積極的なゴール前への飛び出しが武器のアタッカー。攻撃に推進力をもたらす存在でした。
  • 10番着用時期・主大会: 2008年の東アジア選手権(E-1)で10番を着用。
  • エピソード: 10番を背負った2008年のキリンチャレンジ杯・ボスニアヘルツェゴビナ戦で豪快なボレーシュートを決めるなど、「ポスト中村俊輔」として期待された時期もありました。

松井大輔|ドリブルのファンタジスタ(2009最終予選で10番)

  • 日本代表成績: 31試合出場 / 1得点
  • 生年月日: 1981年5月11日
  • 主な所属: 京都パープルサンガ、ル・マン(フランス)
  • プレースタイル: 変幻自在のドリブルで相手を翻弄するファンタジスタ。「永遠のドリブラー」と称されるほどの卓越したボールテクニックが魅力でした。
  • 10番着用時期・主大会: 2009年の一部試合で#10を着用した時期があるとされますが、最終予選オーストラリア戦での#10は一次資料で未確認です。
  • エピソード: 2010年南アフリカW杯では背番号22でしたが、ベスト16進出に大きく貢献。その創造性あふれるプレーは多くのファンを魅了しました。

香川真司|得点力ある10番(2014W杯~予選期の中核)

  • 日本代表成績: 97試合出場 / 31得点
  • 生年月日: 1989年3月17日
  • 現所属クラブ(2025年9月時点): セレッソ大阪
  • プレースタイル: 敏捷性と高い得点感覚を武器に、ゴールとアシストを量産する攻撃的MF。狭いスペースでのプレーを得意とし、攻撃陣を牽引しました。
  • 10番着用時期・主大会: 2011年頃から10番を継承。2014年ブラジルW杯ではエースナンバーを背負いました。(2018年ロシアW杯でも10番を着用)
  • エピソード: ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドといった欧州の名門で活躍。彼が背負ったことで、「自ら点も取れるアタッカー型10番」というイメージが定着しました。

乾貴士|切れ味鋭いドリブラー(2019アジア杯で10番)

  • 日本代表成績: 36試合出場 / 6得点
  • 生年月日: 1988年6月2日
  • 現所属クラブ(2025年9月時点): 清水エスパルス
  • プレースタイル: 切れ味鋭いドリブル突破が最大の武器。カットインからのシュートも得意とし、攻撃に意外性をもたらすアタッカーです。
  • 10番着用時期・主大会: 2019年のアジアカップで背番号10を着用しました。
  • エピソード: 2018年ロシアW杯(当時は14番)のベルギー戦で決めた無回転ミドルシュートは、大会ベストゴールの一つに数えられるスーパーゴールでした。この活躍が評価され、翌2019年のアジアカップでは、当初代表入りしていた中島翔哉選手の離脱に伴い“10番”を引き継いで登録されました。

興梠慎三|E-1の10番、前線の基点(2015)

  • 日本代表成績: 16試合出場 / 0得点
  • 生年月日: 1986年7月31日
  • 現所属クラブ(2025年9月時点): 北海道コンサドーレ札幌
  • プレースタイル: ポジショニングの巧みさと相手DFとの駆け引きに長けたストライカー。味方を生かすポストプレーにも定評があります。
  • 10番着用時期・主大会: 2015年の東アジアカップ(E-1選手権)で、国内組中心のチームで10番を背負いました。
  • エピソード: 同大会ではキャプテンマークも巻き、攻撃の基点としてチームを牽引。ゴールこそなかったものの、10番にふさわしい存在感を示しました。

大島僚太|展開力のボランチが背負った10(2017 E-1)

  • 日本代表成績: 7試合出場 / 0得点
  • 生年月日: 1993年1月23日
  • 現所属クラブ(2025年9月時点): 川崎フロンターレ
  • プレースタイル: 繊細なボールタッチと正確なパスでゲームを組み立てるボランチ。高い戦術眼とミスの少ないプレーでチームに安定をもたらします。
  • 10番着用時期・主大会: 2017年のE-1選手権で背番号10を着用しました。
  • エピソード: 「自分がチームを引っ張る」と意気込んで臨んだ大会でしたが、初戦で負傷交代という悔しい結果に。しかし、その才能は高く評価されています。

中島翔哉|創造性と決定力(2019 コパ・アメリカで10番)

  • 日本代表成績: 19試合出場 / 5得点
  • 生年月日: 1994年8月23日
  • 現所属クラブ(2025年9月時点): 浦和レッドダイヤモンズ
  • プレースタイル: 独特のリズムを持つドリブルと創造性で局面を打開するアタッカー。シュート、パスともに高いセンスを誇ります。
  • 10番着用時期・主大会: 森保ジャパン発足後のエース候補として期待され、2019年のコパ・アメリカで10番を背負いました。
  • エピソード: 代表デビュー戦でいきなりゴールを決めるなど、鮮烈な印象を残しました。彼が10番を背負い、日本の攻撃を牽引する未来を多くのファンが期待しました。

仲川輝人|J MVPがA代表で10番デビュー(2019 E-1)

  • 日本代表成績: 2試合出場 / 0得点
  • 生年月日: 1992年7月27日
  • 現所属クラブ(2025年9月時点): FC東京
  • プレースタイル: JリーグMVPと得点王に輝いた俊足ウインガー。爆発的なスピードを生かした裏への抜け出しと、高い決定力が持ち味です。
  • 10番着用時期・主大会: 2019年のE-1選手権で代表に初招集され、背番号10を託されました。
  • エピソード: 満を持しての代表デビューとなりましたが、試合中の負傷により無念の途中交代。不完全燃焼に終わりましたが、その実力は誰もが認めるところです。

南野拓実|最終予選を得点で牽引(2021~22の10番)

  • 日本代表成績: 67試合出場 / 24得点
  • 生年月日: 1995年1月16日
  • 現所属クラブ(2025年9月時点): ASモナコ(フランス)
  • プレースタイル: 巧みなオフザボールの動きでゴール前に侵入し、高い決定力で得点を奪うアタッカー。献身的な守備も光ります。
  • 10番着用時期・主大会: 2022年カタールW杯のアジア最終予選で10番を背負い、チームを本大会出場に導きました。
  • エピソード: 最終予選ではチーム最多得点を記録し、エースナンバーにふさわしい活躍を披露。「この番号に恥じない結果を残したい」と、強い責任感を持ってプレーしました。

岩崎悠人|追加招集で異例の10番(2022 E-1)

  • 日本代表成績: 1試合出場 / 0得点
  • 生年月日: 1998年6月11日
  • 現所属クラブ(2025年9月時点): アビスパ福岡
  • プレースタイル: スピードを生かした前線からのプレスや裏への抜け出しが魅力の快速フォワード。
  • 10番着用時期・主大会: 2022年のE-1選手権に追加招集され、A代表デビュー戦でサプライズ的に10番を着用しました。
  • エピソード: 所属クラブでの活躍が認められての抜擢で、いきなり10番を任されたことが話題に。短期間ながら貴重な経験を積みました。

堂安律|勝負強い左利き、ポスト香川の象徴(2023~の10番)

  • 日本代表成績: 57試合出場 / 10得点
  • 生年月日: 1998年6月16日
  • 現所属クラブ(2025年9月時点): フランクフルト(ドイツ)
  • プレースタイル: 右サイドからカットインして放つ強烈な左足シュートが最大の武器。大舞台での勝負強さと、攻守にハードワークする献身性を兼ね備えた現代型アタッカーです。
  • 10番着用時期・主大会: 2023年後半から10番に定着。2024年アジア杯でも背番号10で出場するなど、近年の主要大会でエースナンバーを担っています。
  • エピソード: 2022年W杯では2ゴールを挙げる大活躍。大会後に「10番は自分が背負う」という強い意志を示し、名実ともにチームの中心選手へと成長を遂げています。

久保建英|創造性と決定力の“次世代10番”(2025年10番デビュー)

  • 日本代表成績: 43試合出場 / 6得点
  • 生年月日: 2001年6月4日
  • 現所属クラブ(2025年9月時点): レアル・ソシエダ(スペイン)
  • プレースタイル: 高いテクニックと創造性で攻撃を牽引するアタッカー。狭いエリアでもボールを失わないドリブルと、決定的なパスやシュートで違いを生み出します。
  • 10番着用時期・主大会: 2025年6月のW杯アジア予選で#10を着用。
  • エピソード: 「代表の10番はサッカーが一番上手い人が着ける番号」と幼少期から公言。A代表で10番を託された際には「正直嬉しかった」と語り、「背番号に恥じない活躍をしたい」とその熱い思いを口にしています。

データで俯瞰「歴代10番」——出場数・得点・主大会の傾向

Aマッチ出場・得点ランキング(歴代10番着用選手)

【出場数トップ5】

  1. 中村俊輔: 98試合
  2. 香川真司: 97試合
  3. 名波浩: 67試合
  4. 南野拓実: 67試合
  5. 堂安律: 57試合

【得点数トップ5】

  1. 香川真司: 31得点
  2. 中村俊輔: 24得点
  3. 南野拓実: 24得点
  4. 中山雅史: 21得点
  5. 堂安律: 10得点

年代別トレンド

  • 90年代: ラモス瑠偉名波浩など、中盤でゲームをコントロールする「司令塔」が10番の役割でした。
  • 2000年代: 中村俊輔に代表される、FKなど一撃必殺の武器を持つ「ファンタジスタ」「ゲームメーカー」が中心となりました。
  • 2010年代以降: 香川真司以降、よりゴールに近い位置でプレーし、自らも得点を奪う「アタッカー型」の10番が主流に。南野拓実堂安律久保建英へとその流れは続いています。

 

まとめ:進化し続ける日本代表の「背番号10」

日本代表の「背番号10」は、時代を映す鏡です。かつてはゲームを司る司令塔の象徴でしたが、中村俊輔選手のようなファンタジスタを経て、現代では堂安律選手久保建英選手のように、自らゴールを奪い、チームを勝利に導くアタッカーの番号へとその役割を変化させてきました。

この10番の系譜を知ることは、日本代表の戦術トレンドや、その時代に求められた選手像の理解に繋がります。試合を観戦する際に「10番は誰か?」「どんなタイプの選手か?」という視点を持つと、監督の狙いやチームの戦い方が見えてきて、より一層サッカーを楽しめるはずです。

今後、久保建英選手が本格的に10番を定着させるのか、堂安律選手との共存はどうなるのか、そして彼らに続く次世代のスターは現れるのか。進化し続ける日本代表の「背番号10」から、これからも目が離せません。

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