こんにちは、スポカフェ編集部です!
長きにわたり激戦が繰り広げられてきたUEFAヨーロッパリーグ(EL)2021-2022。決勝進出の2チームが決まり、いよいよファイナルを迎えようとしています。
ブンデスリーガのフランクフルトと、スコットランドリーグのレンジャーズにより、欧州タイトルが争われることになった今回の決勝。非常に見どころの多いゲームと言えるでしょう。
何と言っても、フランクフルトには鎌田大地、長谷部誠という日本人プレーヤーが所属していることからも、今シーズンの決勝は日本のファンにとっても必見です。
日本人選手が欧州の主要タイトルを獲得できるのか、すでに世界中からも高い関心が寄せられています。
そこで今回は、UEFAヨーロッパリーグの決勝の日程や、2チームの準決勝の戦いぶりも振り返っていきたいと思います!!
【UEFAヨーロッパリーグ2021-22】フランクフルトとレンジャーズが決勝に進出!
準決勝の勝敗、スコアは以下の通りです。
【結果】3-2(2-2・0-1)
○フランクフルト vs ウエストハム・ユナイテッド
【結果】3-1(2-1・1-0)
【UEFAヨーロッパリーグ2021-22準決勝】
レンジャーズ vs ライプツィヒ
レンジャーズとライプツィヒのゲームは点の奪い合いでの逆転劇が繰り広げられました。
1stレグをアンヘリーニョの決勝弾で先勝したライプツィヒが、逆転突破を狙うレンジャーズの本拠地に乗り込んだ2ndレグ。
立ち上がりから一進一退の展開となる中、レンジャーズが18分に先制します。カマラのパスで左サイドを抜け出したケントがボックス左まで切り込み折り返しを供給すると、逆サイドを駆け上がったタベルニエがワンタッチシュートで先制。
2戦合計スコアをタイに戻したレンジャーズは、24分にも敵陣でボールを奪うと右サイドでボールを受けたアリゴの横パスをボックス内のライトが落とし、最後はボックス手前のカマラがゴール左隅へコントロールショットを突き刺しました。
迎えた後半、互角の攻防が繰り広げられる中、ライプツィヒが1点を返します。70分、左サイドでボールを受けたアンヘリーニョがアーリークロスを供給すると、ニアサイドに走りこんだエンクンクが左足で押し込みます。
1点を返されたレンジャーズは81分、サイドチェンジを左サイド高い位置で受けたケントが縦への仕掛けからクロスを供給すると、グヴァルディオルのクリアボールをゴール前のランドストラムが左足で押し込み、2戦合計スコアで勝ち越しに成功。
結局、試合はそのまま3-1でレンジャーズが勝利。2戦合計スコアで逆転に成功したレンジャーズが、ELへの名称変更後初の決勝進出を決めました。
【UEFAヨーロッパリーグ2021-22準決勝】
フランクフルト vs ウエストハム・ユナイテッド
フランクフルトとウエストハムのカードでは日本人選手の躍動が見られました。初戦を2-1で勝利したフランクフルトが2ndレグでも攻勢を仕掛けます。
17分、自陣深い位置でボールをキープしていた鎌田は、そこから中盤を省略して敵陣バイタルエリアにいたイェンス・ぺッター・ハウゲへとロングパスを供給。すると、そのハウゲがウエストハムDFアーロン・クレスウェルのファウルを誘発し、クレスウェルには一発レッドの判定が下されることに。
これでフランクフルトは試合序盤からを数的優位となり、そのアドバンテージを生かす場面がすぐに訪れます。
クレスウェルの退場から9分後の26分、フランクフルトは右サイドからアンスガー・クナウフが最終ラインの裏に抜け出すと、マイナス気味のクロスを供給。そのボールを中央に詰めていたラファエル・ボレがしっかりとゴールへ流し込み、フランクフルトが先制に成功しました。
その後も数的優位を生かしながら攻勢を強めた同クラブは、1点リードで試合を折り返します。 後半は1人少ないウエストハムが捨て身の攻勢で手数をかけずにゴールへと迫るなど、惜しいシーンも見られました。
しかし、フランクフルトも守備で粘り強く対応し、ボールをキープした際にはのらりくらりとパスワークを駆使して時計を進め、そのまま試合は終了。前半ほどアグレッシブな動きは見せなかったものの、2ndレグもフランクフルトが勝利を収めました。
この勝利により、1980年以来の欧州カップ戦(UEFAカップ)における決勝進出となったフランクフルト。ELに改称してからは初のファイナルとなります。
EL決勝の対戦カードと試合日程を紹介

決勝カードの開催日時、会場は以下の通りです。
フランクフルト vs レンジャーズ(ラモン・サンチェス・ピスファン)
ドイツの名門クラブと、スコットランドリーグの象徴と言えるクラブの激突は、世界中のサッカーファンの注目を集めることは間違いないでしょう。
特に、レンジャーズにとっては前身の大会も含め初の決勝進出です。ビッグタイトルへどんな戦いをするのか非常に楽しみです。
まとめ
今回はUEFAヨーロッパリーグの決勝の開催日程や、準決勝の戦いを振り返ってきました。
鎌田大地、長谷部誠が所属するフランクフルトは、強豪を撃破してきたこともあり、準決勝でもその強さを印象付けたと言えるでしょう。
さらにレンジャーズも、大いに話題となったスコットランドリーグの古豪として準決勝を突破し、堂々たる勝ち上がりを見せています。
ヨーロッパリーグの醍醐味は、それぞれの国内リーグ順位とは別に、独特の戦いやチーム力が発揮される試合とも言えるでしょう。
いよいよクライマックスとなった今大会、決勝のキックオフの瞬間はもう目の前です!!
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