こんにちは!スポカフェ編集部です。
ワールドカップカタール大会もついに決勝トーナメントへ突入し、更に見応えがある試合ばかりが展開されていますね。
我らが日本代表も史上初の2大会連続の決勝トーナメント進出と快挙を達成してくれました。しかもワールドカップ優勝経験国のドイツ・スペインを破ってでのグループリーグ突破は本当に素晴らしい事です。
そして史上初の2大会連続決勝トーナメント進出。1回戦の結果について、快挙を達成した日本代表の躍進を振り返っていきたいと思います。
日本代表がベスト16で敗退、悲願のベスト8進出叶わず
ワールドカップカタール大会、日本代表は前回大会準優勝のクロアチア代表を前にベスト16で敗退という結果に終わりました。
惜しくもPK戦の末に敗れてしまいましたが、ここまでの日本代表の戦いは素晴らしいものがありました。心からの拍手を送りたいと思います。
ワールドカップに初めて出場した1998年から7大会出場したワールドカップですが、決勝トーナメントに進出したのは2002年、2010年、2018年そして2022年の4回目です。
今までは1大会毎に決勝トーナメントに進出できるというジンクスがありました。しかし今回はそのジンクスを打ち破り決勝トーナメント進出を達成しました。
これは日本サッカーにとって非常に大きな一歩であると言えます。
日本代表のグループステージの結果一覧
それではここから大躍進を果たした日本代表のグループステージ全試合を振り返っていきたいと思います。
初戦:ドイツ代表戦
日本代表の素晴らしい戦いはここからはじまりました。
下馬評は決して高くはありませんでした。ドイツ代表は、2018年ロシアワールドカップではディフェンディングチャンピオンとして臨むも、グループステージ敗退と屈辱的な結末を迎えました。
今回は是が非でも勝ち上がりたいドイツ相手に日本が太刀打ちできるのか?という評判の中、執念で勝利をもぎ取りました。
2022/11/23 ハリーファ国際スタジアム
ドイツ代表(1) vs (2)日本代表
・ドイツ得点
イルカイ・ギュンドアン 33分 (PK)
・日本代表得点
堂安律 75分
浅野拓磨 83分(アシスト:板倉滉)
前半は防戦一方の中、最少失点でなんとか凌ぎ切りました。後半にはいると3バックにシステム変更、そして後半中盤に差し掛かると堂安選手、浅野選手、三笘選手など攻撃的な選手を投入しました。
今までにない攻撃的な布陣を形成すると、75分に堂安選手がドイツ代表の牙城を打ち破り同点に追いつきます。
続く83分には俊足を生かしたカウンターから浅野選手が劇的逆転弾を決め、約10分間の間に世紀の大逆転劇を演じました。
第2戦:コスタリカ代表戦
ドイツ代表を打ち破った事で日本全体が盛り上がる中迎えた第2戦はまさかの敗北を喫してしまいました。
2022/11/27 アフメド・ビン=アリー・スタジアム
コスタリカ代表(1) vs (0)日本代表
・コスタリカ得点
ケイセル・フレール81分(アシスト:イェルヂン・テヘダ)
ドイツ代表戦とは違い締まりきらない展開に終始していました。
前半から日本がボールを持つ時間が長くなる展開の中、効果的な攻撃を展開することができない時間が続きます。
パスミスや決定的な場面を逸する事が重なり、嫌な雰囲気が漂う中迎えた後半36分、コスタリカに先制点を許してしまいます。
失点後息を吹き返したように攻めに転じた日本でしたが、そしてそのまま試合終了。
スペインvsドイツが引き分けに終わったこともあり、最終戦を前に全チームがグループステージ突破の可能性がある、大混戦の状況のまま第3戦のスペインを迎える事となりました。
第3戦:スペイン代表戦
第2戦までを終え、2位につける日本ですが、まったくもって油断はできない状況でした。
グループEの全チームに決勝トーナメント進出の可能性がある、稀に見る大混戦でした。裏を返せば1位であるスペイン代表も敗退する可能性があるため、相手も死に物狂いで勝利を狙いに来る状況となっていました。
2022/12/2 ハリーファ国際スタジアム
スペイン代表(1) vs (2)日本代表
・スペイン得点
アルバロ・モラタ11分(アシスト:アスピリクエタ)
・日本得点
堂安律48分(アシスト:伊藤純也)
田中碧51分(アシスト:三笘薫)
初戦のドイツ戦を再現するかのような劇的な逆転勝利によってグループステージ1位で突破を決めました。ドイツ戦と同様、前半に先制点を許してしまいますが、最少失点で乗り切ります。
そして後半開始早々に日本の逆襲がはじまりました。堂安選手の強烈なミドルシュートは、相手ゴールキーパーのウナイ・シモンのパンチングを物ともせずゴールネットに突き刺さりました。
その3分後にはゴールラインぎりぎりのボールを三笘選手がスライディングしながらのクロスをあげ、中央に待つ田中碧選手が押し込みました。
三笘選手のクロスの前にゴールラインを割っていたのか?VAR判定の後得点が認められました。
ちなみにこの三笘選手-田中碧選手のホットラインは小学校の同級というドラマのようなストーリーがあります。
そしてスペインの猛攻をしのぎ切り、グループステージ1位での突破を決めました。
日本代表の決勝トーナメントの結果一覧

それでは、ここからは決勝トーナメントの結果を見ていきましょう。
決勝トーナメント1回戦:クロアチア代表戦
ワールドカップ優勝経験国のドイツ・スペインを破り決勝トーナメントに進出した日本は前回準優勝のクロアチアと対戦しました。
2022/11/27 アル・ジャヌーブ・スタジアム
クロアチア代表(1) vs (1)日本代表
PK戦3-1
・クロアチア得点
イヴァン・ペリシッチ55分(アシスト:デヤン・ロブレン)
・日本得点
前田大然43分(アシスト:吉田麻也)
お互いにチャンスを作りながらも、両守備陣がしっかりと要所を抑えたディフェンスを展開し得点を許しません。
しかしスコアレスで前半を終えるかと思われた前半43分、日本代表が先制します。
右コーナーキックのチャンスにショートコーナーからパスをつなぎ堂安選手がクロスを上げ、最後は前田選手が押し込み、今大会初めて日本が先制ゴールを決め、1-0で前半を終えました。
後半開始10分、クロアチアのアーリークロスからイヴァン・ペリシッチに技ありのヘディングシュートを決められ同点に追いつかれます。
その後もスコアが動くことはなく延長戦を終え、PK戦へと突入。悔しくもPK戦で敗れる事ととなりました。
まとめ
今回は惜しくも、カタールワールドカップ決勝トーナメント1回戦で敗退してしまった日本代表についてご紹介致しました。
下馬評の低い中ワールドカップ優勝経験のある2ヵ国を倒しグループステージを突破、ベスト16に駒を進めたのは日本のレベルが上がっている事を感じる事ができました。
惜しくも決勝トーナメント1回戦でクロアチアに敗れてしまいましたが、日本国民に感動を与えてくれた選手の皆さんには最大限の拍手を送りたいと思います。そして4年後の躍進に期待をしたいと思います。
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