歴代冬季オリンピックの開催地一覧!過去最も開催が多い国のランキングも紹介

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こんにちは、スポカフェ編集部です!

北京冬季オリンピックの開幕が来月4日に迫っています。今回の北京大会は冬季大会として初開催となりますが、2008年には夏季大会が開催されており、史上初めての夏冬両大会の開催都市として大きな注目を集めています。

冬季五輪は、1924年の第1回大会のシャモニー大会から数えてこれまで計23回行われてきています。冬季五輪の歴史について、どのような都市でどんな大会が行われてきたのでしょうか?

今回は歴代の冬季五輪の開催地について、どんな出来事があったのかなどを振り返り、さらに大会が開催された回数のランキングも調べていきたいと思います!

歴代冬季オリンピックの開催地一覧

●1924年シャモニー(フランス)
冬季五輪第1回の開催地です。ノルウェー勢が大会最多となる17個のメダルを獲得しました。

●1928年サンモリッツ(スイス)
日本が初めて参加した大会として知られています。ノルデックスキー種目に6人の選手が出場しました。

●1932年レークプラシッド(アメリカ)
アメリカで初めて開催された冬季大会です。アメリカはノルウェーを抑え、大会最多の12個のメダルを獲得しています。

●1936年ガルミッシュ=パルテンキルヒェン(ドイツ国)
現在のドイツの前身となる「ドイツ国」で開催されました。この大会で初めて聖火リレーが行われたと言われています。

●1948年サンモリッツ(スイス)
第二次世界大戦による五輪の中断を経て、12年ぶりの冬季大会開催となりました。

●1952年オスロ(ノルウェー)
ノルウェーで最初の開催となった大会です。第二次大戦以降、日本が五輪に復帰したのはこの大会からです。

●1956年コルチナ・ダンペッツォ(イタリア)
オーストリアのトニー・ザイラーがアルペンスキーの全種目で金メダルを獲得した大会として知られています。

●1960年スコーバレー(アメリカ)
アメリカで2度目となる冬季大会。開会式の演出はウォルト・ディズニーが手掛けました。

●1964年インスブルック(オーストリア)
同国初開催であり、オーストリア勢は1位のソ連に次ぐ12個のメダル獲得など奮闘した大会です。

●1968年グルノーブル(フランス)
男子アルペンで地元のジャン・クロード・キリーが3つの金メダルに輝き、ヒーローとなりました。

●1972年札幌(日本)
アジア初の冬季五輪が札幌を舞台に開催。スキージャンプ70m級で「日の丸飛行隊」として笠谷幸生選手が金メダルを獲得するなど日本勢が活躍し、表彰台を独占しました。

●1976年インスブルック(オーストリア)
オーストリア2度目の開催。アメリカ・デンバーでの開催が決まっていたものの環境問題による反対を受けて開催を返上し、1973年にインスブルックが開催地に選ばれました。

●1980年レークプラシッド(アメリカ)
アイスホッケーアメリカ代表が宿敵ソ連代表を破り金メダルを獲得。「ミラクルオンアイス」が今もなお語り継がれています。当時、無敵を誇ったソ連を学生中心の若きアメリカチームが打ち破るという奇跡的なドラマが生まれました。

●1984年サラエボ(ユーゴスラビア)
共産圏での初めての冬季五輪開催となりました。この大会から入賞が6位から8位へと拡大されています。

●1988年カルガリー(カナダ)
カナダでの初開催。この大会では史上初めてスピードスケート競技が屋内で行われました。

●1992年アルベールビル(フランス)
夏季大会と同じ年に行われた最後の冬季五輪です。日本勢ではノルディック複合団体で初めて金メダルを獲得しました。

●1994年リレハンメル(ノルウェー)
それまで同年開催だった夏季大会と隔年開催で行うこととなり、アルベールビル大会からわずか2年後に行われたリレハンメル大会。ノルウェーでは2度目の開催となりました。

●1998年長野(日本)
日本で2度目となった長野大会。日本勢ではスキージャンプ団体やスピードスケート清水宏保選手、モーグル女子の里谷多英選手等が金メダルに輝きました。また、この大会からアイスホッケー競技はプロ選手の参加が認められ、世界でもトップクラスの選手が長野に集結し、大きな関心を集めました。

●2002年ソルトレイクシティ(アメリカ)
アメリカで4度目の冬季五輪の開催となりました。ショートトラック男子ではオーストラリアのスティーブン・ブラッドバリー選手が南半球勢で初の金メダルを獲得しました。

●2006年トリノ(イタリア)
イタリアでは夏冬通じて3度目の五輪開催であり、1960年ローマ夏季大会以来50年ぶりの五輪開催となりました。

●2010年バンクーバー(カナダ)
大会最終日に行われたアイスホッケー男子決勝は、カナダVSアメリカという宿敵同士の組み合わせとなり、開催国カナダが接戦を制し金メダルに輝きました。

●2014年ソチ(ロシア)
ロシアでは初めての冬季五輪が行われました。日本勢ではスキージャンプの葛西紀明選手が銅メダルに輝きました。

●2018年平昌(韓国)
韓国初開催となった平昌大会。史上最多92の国と地域から2925名の選手が参加しました。スピードスケート女子では韓国の李相花選手と日本の小平奈緒選手の金メダル争いに注目が集まりました。

●2022年北京(中国)
史上初の夏冬開催都市となる北京。外交的ボイコットなど様々な問題に揺れていますが、無事に開催されて大会が滞りなく行われることを願うばかりです。

冬季オリンピックの開催数が多い国ランキング

冬季大会の開催国となった回数をみると、これまで最多はアメリカが4回、次いでフランスが3回、スイス、ノルウェーなどが2回となっています。やはり北半球の国々が多く開催地に選ばれており、日本も2度の冬季大会が行われています。

①開催数4回・・・アメリカ
②開催数3回・・・フランス
③開催数2回・・・スイス、ノルウェー、イタリア、オーストリア、日本、カナダ
④開催数1回・・・ロシア、韓国、ユーゴスラビア、ドイツ国

まとめ

歴代の冬季五輪の開催地を振り返ってきました。

それぞれ開催地決定までのいきさつや、大会期間中など冬季五輪ならではの様々な出来事があり、歴史は紡がれてきています。来月開催の北京大会や、今後行われる冬季大会ではどんなドラマが生まれるか非常に楽しみです。

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