こんにちは、スポカフェ編集部です!
今年の夏、注目を集める最大規模のスポーツイベントはやはり東京オリンピックですが、毎年多くの人に熱い感動を与えているスポーツイベントも、もうすぐそこに控えていますよね。
そう、夏の甲子園で行われる高校野球です!
昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で甲子園大会も中止になってしまいましたが、2021年は春の選抜高校野球大会・夏の甲子園が再び開催されることが発表されました。
そこで今回は、開催まであとわずかとなった2021年夏の甲子園の開催日程や出場が決まった各都道府県の代表校をお知らせします。
夏の甲子園2021の大会日程
待ちに待った2021年夏の甲子園、大会期間中の日程は以下の通りとなっています。
【第103回全国高等学校野球選手権大会】
・大会開催期間:令和3年8月9日(月)から8月25日(水)
(3回戦2日目・準々決勝・準決勝の各翌日となる休養日3日を含む17日間)
・会場:阪神甲子園球場
・出場校数:49校(北海道は北と南、東京は東と西の2校、ほかは各府県1校ずつ)
【大会期間中の主な日程・スケジュール】
・8月3日(火)16:00~ 組み合わせ抽選会
(今年はオンラインによる抽選会が行われます。)
・8月9日(月) 開会式および1回戦
・8月10日(火)~8月13日(金) 1回戦
・8月13日(金)~8月17日(火) 2回戦
・8月18日(水)~8月19日(木) 3回戦
・8月20日(金) 休養日
・8月21日(土) 準々決勝
・8月22日(日) 休養日
・8月23日(月) 準決勝
・8月24日(火) 休養日
・8月25日(水) 決勝戦および閉会式
これまでの大会と比べてみて変わっている点と言えば、今年は7月から8月にかけて東京オリンピックが開催されている関係から、夏の高校生野球が例年よりも遅い時期に開かれるということです。
とはいえ、1992年(バルセロナ五輪)や2008年(北京五輪)のように夏季オリンピックが開催されている年は、夏の甲子園を前倒しする・遅らせるといった日程調整により、オリンピックとの重複開催を避ける措置が取られてきているので、今回も至極当然の流れであったと思われます。
そのほかで特に注目すべき点として挙げられるのは、「休養日」が増えたことです。
2013年には、高校生選手の連戦による健康被害の軽減に配慮する目的で、準々決勝と準決勝の間に初めて休養日が設置されました。そして2019年には、準決勝と決勝での連戦を避けるために、休養日がさらに1日追加された経緯があります。
しかしながら、近年ではアマチュアである高校生選手、特にピッチャーの肩を酷使する環境は危険との認識がさらに高まっています。
今年から大会期間中の「休養日」が3日に増え、2日連戦というケースが解消されれば、高校生野球選手を取り巻く環境の改善が図れると言えるでしょう。
また、昨年から導入された1週間500球以内の球数制限ルールの観点からも、1週間の投球数に幾分かの余裕が出てくれば、運用もしやすくなっていくのではないでしょうか。
夏の甲子園 出場校一覧

第103回全国高校野球選手権の地方大会も終盤を迎え、各地から続々と代表校決定のニュースが発表されています。
2021年夏の甲子園出場枠は例年通り、北海道の南・北エリアから各1校、東京都の東・西エリアから各1校、残る2府43県から各1校となっており、全49の代表校が「深紅の大優勝旗」をかけて戦う予定になっています。
8月2日現在、東東京・西東京エリアで決勝戦が行われ、全49の出場校が決定しました。。
今年の夏の甲子園への出場が決まっている各都道府県の代表校は以下の通りです。
・北北海道:帯広農業 39年ぶり2回目
・南北海道:北海 4年ぶり39回目(2021春・夏甲子園連続出場)
・青森 :弘前学院聖愛 8年ぶり2回目
・岩手 :盛岡大附 4年ぶり11回目
・秋田 :明桜 4年ぶり10回目
・山形 :日大山形 4年ぶり18回目
・宮城 :東北学院 初出場
・福島 :日大東北 18年ぶり8回目
・茨城 :鹿島学園 初出場
・栃木 :作新学院 10大会連続16回目
・群馬 :前橋育英 5大会連続回6目
・山梨 :日本航空 13年ぶり6回目
・埼玉 :浦和学院 3年ぶり14回目
・千葉 :専大松戸 6年ぶり2回目
・神奈川:横浜 3年ぶり19回目
・東東京:二松学舎大付 3年ぶり4回目
・西東京:東海大菅生 4年ぶり4回目
・長野 :松商学園 4年ぶり37回目
・新潟 :日本文理 2大会連続11回目
・富山 :高岡商業 4大会連続21回目
・石川 :小松大谷 36年ぶり2回目
・福井 :敦賀気比 3大会連続10回目(2021春・夏甲子園連続出場)
・静岡 :静岡 2大会連続26回目
・愛知 :愛工大名電 3年ぶり13回目
・岐阜 :県立岐阜商業 9年ぶり29回目(2021春・夏甲子園連続出場)
・三重 :三重 7年ぶり13回目
・滋賀 :近江 3大会連続15回目
・京都 :京都国際 初出場(2021春夏連続出場)
・奈良 :智辯学園 2大会連続20回目(2021春・夏甲子園連続出場)
・和歌山:智辯和歌山 4大会連続25回目
・大阪 :大阪桐蔭 3年ぶり11回目
・兵庫 :神戸国際大附属 4年ぶり3回目(2021春・夏甲子園連続出場)
・岡山 :倉敷商業 9年ぶり11回目
・広島 :広島新庄 5年ぶり3回目
・鳥取 :米子東 2大会連続15回目
・島根 :石見智翠館 2大会連続11回目
・山口 :高川学園 5年ぶり2回目
・香川 :高松商業 2大会連続21回目
・徳島 :阿南光 25年ぶり2回目
・愛媛 :新田 初出場
・高知 :明徳義塾 2大会連続21回目(2021春・夏甲子園連続出場)
・福岡 :西日本短大付 11年ぶり6回目
・佐賀 :東明館 初出場
・長崎 :長崎商業 5年ぶり8回目
・熊本 :熊本工業 2大会連続22回目
・大分 :明豊 4年ぶり7回目(2021春・夏甲子園連続出場)
・宮崎 :宮崎商業 13年ぶり5回目(2021春・夏甲子園連続出場)
・鹿児島:樟南 5年ぶり20回目
・沖縄 :沖縄尚学 2大会連続9回目
夏の甲子園は有観客?チケットは?
「普段プロ野球にはあまり興味がないけれども、高校野球は毎年楽しみに見ている」という人がいるほど特別な魅力を感じさせる夏の甲子園には、出場校関係者のみならず毎年全国から多くの高校生野球ファンが集まります。
昨年は戦後初となる大会中止が決定し、春の選抜同様に残念な思いをした人も多かったですよね。そのため、2021年夏の甲子園の開催を心待ちにしている野球ファンも多いと思います。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の現状から、2021年夏の甲子園は有観客で開催するのは難しいとの判断が下されたようです。
例年のような前売りチケットや当日券の一般顧客向け発売は行われず、生徒や保護者ら学校関係者のみ入場できる「原則無観客試合」で開催されることが発表されました。
残念な結果ではありますが、東京オリンピックも無観客で行われている状態なので、納得せざるをえない状況とも言えるでしょう。
まとめ
今年はようやく春の選抜高校野球と夏の甲子園が復活を遂げたことに、喜びの声を上げた高校野球ファンは多かったのではないでしょうか。
春の甲子園が入場者数限定ではありながらも観客を入れて開催されただけに、夏の甲子園の無観客開催はとても残念ですね。
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