こんにちは、スポカフェ編集部です！
日本の年末は「格闘技の季節」と呼ばれるほど、さまざまな格闘技のビッグイベントが開催されています。格闘技ファンにとって、1年の終わりはワクワクする季節でしょう。そして今年の年末には、日本人ボクシングファンにとって大注目の世界戦が行われるという情報が入ってきました。
村田諒太 VS ゲンナジー・ゴロフキンというビッグカードが決まったと報道されています。複数の海外メディアによる情報とのことで、以前から噂のあったカードだけに、確定したものと思って良いでしょう。
今回は、村田諒太 VS ゴロフキンの試合について、両選手の特徴や試合の見どころ、またテレビ放送予定など、気になるポイントを深く掘り下げていきたいと思います！
村田諒太の次戦日程が12月29日に決定！
アメリカスポーツメディア「ESPN」にて10月28日、WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太（35=帝拳）とIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン（39=カザフスタン）が12月29日に日本国内会場で統一戦としての試合を行うことを報じました。
会場は神戸市内とも言われていましたが、さいたまスーパーアリーナであるとも伝えられており、現在は利用についての交渉が進められているさいたまスーパーアリーナでの開催が有力とされています。
村田諒太の対戦相手「ゴロフキン」とはどんな選手？
ゲンナジー・ゴロフキンの戦績はプロ通算43戦41勝（36KO）1敗1分け。2010年8月に獲得したWBA王座は2018年9月に失うまで、19度の防衛を重ね、およそ8年間守り続けました。
キャリアの中で唯一となる1敗は2018年9月15日に対戦したサウル・カネロ・アルバレスに判定で敗れたものです。しかしこの試合結果についてはゴロフキン勝利と考える関係者が多かったと言われており、ゴロフキン陣営も判定を不服とし、再戦を求める要望書を提出するなど、大きな話題となりました。
敗北の結果は覆らなかったものの、アルバレスとはこの試合を含め2度対戦しており（1度目は2017年9月、結果はドロー）、どちらの試合も「疑惑の判定」という言葉が用いられたほど、ゴロフキンが優勢だったとも言われています。
アマチュア時代には2004年のアテネオリンピックに出場し、銀メダルを獲得するなど、アマ通算350戦で345勝を記録しています。また、プロ・アマキャリアを通じて、1度もストップやノックダウンでの負けがありません。
2020年12月18日カミル・シェルメタとの対戦が、最後の試合となっています。この試合ではダウンを4度奪った末に7回TKO勝ちを収めています。一方的な試合展開となり、ゴロフキンの強さが健在であることを示しました。
また、「GGG」という愛称で呼ばれているが、由来が「名前の頭文字（ゲンナジー・ゲンナジエヴィッチ・ゴロフキン）」という説と、「偉大（GREAT）」の意味であるという説があります。いずれにしても、現代のボクシング界におけるビッグネームであり、1年振りとなる試合でどのような戦いを見せるか、非常に楽しみです。
村田諒太 VS ゴロフキンの放送予定は？
現在、試合開催に関して日本国内での正式発表は行われていません。ただ、アメリカメディアにより発表されたことで、試合が行われることは有力視されています。
日本でのテレビ放送スケジュールも試合の正式発表後、何らかの動きがあると思われます。近年、主に日本で村田選手の試合を中継してきたフジテレビや、衛星放送のWOWOWなども今回の試合を放送する可能性は高いと言えるでしょう。
村田 VS ゴロフキンの勝者は？試合展開を予想
2012年のロンドン五輪、ボクシングミドル級で金メダルを獲得して鳴り物入りでプロ転向を果たした村田諒太選手。プロでの通算成績は18戦16勝2敗となっています。
ミドル級という、主に外国人選手が強さを発揮し続けている階級で、日本人として世界王者にまで登り詰めるほどの実力の持ち主です。
しかし、今回の対戦相手となるゴロフキン選手は、実力・実績からしても村田選手を上回る強豪であることに間違いありません。また村田選手がこれまで戦ってきた対戦相手の中では最強の相手と言えるでしょう。
ですが、身長やリーチでは村田選手の方が上であり、日本での試合開催であることも踏まえ、村田選手が番狂わせを起こすことも十分予想できます。
村田選手が得意とする右の強打や、日本人離れの豪快な左右の連打で攻め続け、勝機を見出して欲しいですね！
まとめ
村田対ゴロフキンの試合、両者ともにベテランであることからも、試合運びなども注目されます。もちろん、日本人ファンの多くは村田選手の勝利を願って止みません。ゴロフキン選手という世界屈指の難敵が相手ですが、世紀の対戦となるこの試合に熱い声援を送りましょう。
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