こんにちは、スポカフェ編集部です！
今月、ラグビートップリーグの2021 シーズンが開幕します。もともとは１月に開幕予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて2月20日へと延期されていました。
2019年のワールドカップから続くラクビー人気を支える、ラクビートップリーグ。今回の記事では、開幕戦の日程と対戦カードなどをご紹介いたします。
2021年トップリーグ参加チームと日程
参加チーム
2月から始まるラクビートップリーグは2部制で、「トップリーグ」に16チーム、「トップチャレンジリーグ」に9チームが参加します。2月20日から始まる「ジャパンラクビートップリーグ」では、16チームが「レッドカンファレンス」と「ホワイトカンファレンス」の2つに分かれ、それぞれのカンファレンスの中で総当たりのリーグ戦を行います。各カンファレンスの所属チームは以下のとおりです。
| レッドカンファレンス | ホワイトカンファレンス |
| サントリーサンゴリアス | 神戸製鋼コベルコスティーラーズ |
| トヨタ自動車ヴェルブリッツ | ヤマハ発動機ジュビロ |
| NTTコミニュケーションズシャイニングアークス | パナソニックワイルドナイツ |
| クボタスピアーズ | リコーブラックラムズ |
| Honda HEAT | NECグリーンロケッツ |
| 東芝ブレイブルーパス | キャノンイーグルス |
| 宗像サニックスブルース | 日野レッドドルフィンズ |
| 三菱重工相模原ダイナボアーズ | NTTドコモレッドハリケーンズ |
このリーグ戦は4月1日まで続き、それぞれのカンファレンスの中で順位を決定します。両カンファレンスの順位が決定すると、「トップチャレンジリーグ」の上位4チームを含めた合計20チームで、4月17日から「プレーオフトーナメント」が戦われることになります。ここからはトーナメント式になるため、一度負けたチームはその場でシーズン終了となります。そして、この「プレーオフトーナメント」を最後まで勝ち上がったチームが2021年の「ジャパンラクビートップリーグ」の優勝チームとなるのです。
ジャパンラクビートップリーグ予定日程表
- 第1節（開幕戦）・・・2月20日～2月21日
- 第2節・・・2月27日～2月28日
- 第3節・・・3月6日
- 第4節・・・3月13日～3月14日
- 第5節・・・3月26日～3月28日
- 第6節・・・4月3日～4月4日
- 第7節・・・4月10日～4月11日
プレーオフトーナメント(トップリーグ全チーム+トップチャレンジリーグ上位4チームが参加)
- 第1節・・・4月17日～4月18日
- 第2節・・・4月24日～4月25日
- 第3節・・・5月8日～5月9日
- 第4節・・・5月8日～5月9日
- 第5節(準決勝)・・・5月15日～5月16日
- 第6節（決勝）・・・5月23日
ラグビートップリーグの放送予定は?
ジャパントップリーグは、JSPORTSのJSPORTSオンデマンドで全試合配信されます。また、NHK-BS1でも放送が予定されています。加えて、DAZNはライブストリーム配信はもちろん、見逃し配信も行われる予定です。
ラグビートップリーフの注目チーム
ここでは、今年のラクビートップリーグで注目されるチームを3チームご紹介します。
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
前シーズン、日本一に輝いた神戸製鋼コベルコスティーラーズ。今年も優勝候補の筆頭に挙げるラクビーファンが多いチームです。その理由となっているのが、選手の層の厚さです。
2019年のワールドカップで大活躍した山中 亮平選手、同じく2019年のワールドカップで最年少の若さで日本代表に選ばれたアタアタ・モエアキオラ選手を始めとするバックス陣の突破力は、他のチームにとって驚異になるでしょう。
また、ラクビー界の人気者である中島イシレリ選手や、走ることやタックルにも優れたのベン・スミス選手、今年は共同キャプテンに指名された地元神戸出身の日和佐 篤選手など、注目すべき選手がたくさんいる強豪チームです。
日本代表選手を数多く排出してきた名門ラクビーチームが、今年も注目を集めていますが、その一方で常に追われる立場というのは精神的な負担がつきものです。今年も神戸製鋼コベルコスティーラーズは他のチームから常に注目されるチームとして、シーズンを戦うことになります。
サントリーサンゴリアス
前シーズンは準優勝だった、サントリーサンゴリアス。東京都の府中市が本拠地です。今年はニュージーランド代表経験もある名選手ボーデン・バレットをチームに迎えたことで日本はもちろん、世界からも注目を集めているチームです。もともと攻撃的なラクビーが持ち味だったサントリーサンゴリアスにバレット選手が加わったことでどのようにゲームを組み立てるのか、見るのを楽しみにしているファンも多いのではないでしょうか。
そのバレット選手をフィジカルの強さで驚かせたのが、キャプテンの中村亮土選手。ハードなランとタックルが武器で、サントリーの攻撃的なラクビーの代名詞のような選手です。
また、バレット選手がポテンシャルの高さを認めた選手の一人が、前年度には主将として早稲田大学を大学選手権で11シーズンぶりの優勝に導いた、ルーキーの齋藤直人選手です。
加えて、素早いパスさばきには定評のある流 大選手や、チーム有数の俊足田村 熙選手など、とにかく前に出るラクビーに特化しているサントリーサンゴリアス。今年は優勝を狙いたいところです。
ヤマハ発動機ジュビロ
静岡県磐田市に本拠地を持つヤマハ発動機ジュビロ。昨年３位だったこのチームには、日本ラクビー界で最も有名な選手の一人である、五郎丸歩選手が所属しています。彼はトップリーグの歴代通算最多得点（1254点）を保持者ですが、今シーズン限りでの引退をすでに表明しています。今年チームが日本一になることを誰よりも強く願っているのが、五郎丸選手ではないでしょうか。
ヤマハ発動機ジュビロのチームの象徴となっているのが「スクラム」 です。そのパワーのあるスクラムを組む、山本幸輝選手や日野剛志選手、スピードのある走りが武器のクワッガ・スミス選手、そしてタックルの名手ヴィリアミ・タヒトゥア選手といったメンバーがこのチームを支えています。
ちなみに「ジュビロ」といえば、サッカーファンにもおなじみのチーム名ですが、サッカーチームの「ジュビロ」とラクビーチームの「ジュビロ」は仲がよく、このような新型コロナウイルス感染防止のための手洗いダンスの動画でも、２チームが共演しています。
ラクビートップリーグを自宅から応戦しよう！
いつどのような形で試合日程が変わるかわからない昨今のスポーツイベントですが、そんな中でもラクビートップリーグ主催側はなんとか開催に向けて様々な方法を模索しています。
選手たちの活躍をスタジアムで見たいと思うのがファンの心情かもしれませんが、時と場合によっては自宅での観戦に切り替える決断も今年は必要となるでしょう。
ウイルスに感染しない・感染させないための安全策を優先させた上で、開幕することができた今年のラクビートップリーグを観戦し、そして力いっぱい応援しましょう。
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