2021年開催予定の東京オリンピックは無観客試合で開催?無観客試合が選手に与える影響とは

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東京オリンピックが無観客試合となった場合の影響とは




こんにちは、スポカフェ編集部です!

東京オリンピックは2020年7月に開催予定だったものの、新型コロナウイルスの影響により開催延期をやむなくされましたね。

現在は2021年7月に開催される予定となっていますが、昨今の状況もあり、まだ開催の見通しが立っていない状態となっています。仮に開催することができたとしても、感染が拡大してしまわないように万全の対策を講じる必要があるでしょう。その対策として現在は無観客での開催という可能性が模索されています。

今回はもし東京オリンピックが無観客にて開催されることになった場合における影響などについて解説します。

東京オリンピックが無観客試合で開催?

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長である森氏が「無観客ということも当然想定しながらいくつかのシミュレーションをしている」と発言しています。

まだ本決まりというわけではありませんが、この発言から無観客での開催を視野に入れて、大会自体の開催中止ではなく開催はする方向で話が進められていることと受け取れます。アスリートがそれを望むのであれば、どうやら無観客でも開催できる方向を模索するという考えのようです。

体操選手の内村航平選手も過去に「どうかできないとは思わないでほしい」と発言していたり、ICO(国際オリンピック委員会)のトーマス会長も「開催されるかどうかではなく、どう開催するかだ」と発言していたりします。

こういった声からも、主催側の最優先課題は中止の回避であることが見受けられます。しかし仮に無観客で開催する場合でも、選手やコーチの来日は避けることはできないため、やはり感染症対策をどう講じていくのかを考える必要がありそうです。

開催国の国民としては、経済的損失の観点や、選手が万全の状態で競技に臨むことができるのかといった点も非常に気になるところです。

オリンピックの無観客試合がもたらす経済的損失

無観客試合の経済的損失

無観客の場合はもちろんチケットの料金などで収益化することができないため、損失が大きいことは間違いないでしょう。全ての競技を無観客で実施する場合、その経済的損失は約2兆4000億円であると試算されています。

また、1年延期されたことによって発生した損失も既に6,000億円を超えていると言われており、観客が半分の動員の場合は約1兆4,000億円の損失になると試算されています。一見すると途方もない数字ですが、この財源をどこから引っ張ってくるのか、もしくはどこで回収する見込みなのかという部分でも今後の具体的な動きに注目です。

いずれにしても国庫から捻出されるものであり、大きな負債はなんらかの形で国民への負担も増してしまうことが予想されます。

無観客試合が選手に与える影響

感染症対策のため、選手村での選手同士の交流も限定されることが予想されます。また、ウイルス潜伏期間の関係から、選手村入りのタイミングも例年より早められ、普段であれば競技の4日前であるところを競技の5日前にすることが検討されているようです。

これに関しては、そもそも選手村から出ることはあまりないため、選手のコンディション管理やメンタルコントロールといった部分での大きな障害にはならないでしょう。

そして元陸上競技選手であり、オリンピックに3度出場している為末大選手いわく、無観客という点に関しては選手のモチベーションの維持という意味では許容の範囲で、競技がきちんとできれば大した問題ではないといいます。また国によって出場の判断が変わってくることもあるかもしれません。

そういった場合にメダルを取ることができる可能性が高い選手が出場することができなくなってしまうという場合は、オリンピックとしての競技シーンの存在意義が問われてしまう事態となってしまうかもしれません。メダル獲得に絡むことができない選手がいなくても問題ないという話ではありませんが、絡んでくる可能性の高い選手が参加することができないまま開催された場合は、メダルを獲得した選手にとっても満足のいくオリンピックであったとは言い難いものになる可能性も…。

それぞれの競技のトップアスリートが参加できるかどうかという点は、出場選手の満足いく結果となるかどうかの重要なファクターであると言えるでしょう。

無観客になるのか?どうなる2021年の東京オリンピック!?

現段階では、東京オリンピック中止は考えられておらず、開催することを最優先に検討されています。

仮に無観客で開催することになったとしても経済的損失が非常に大きく、そこをどう補っていくかも今後の動きとして注目です。また、選手が万全のコンディションで競技に臨むことができるのか、そもそも各国から招集できるのかという点も懸念されており、競技シーンとして重要なポイントです。

オリンピックは国を挙げての世界的な大会なので、開催国民として今後どのように開催されていくのかの流れは注目していきたいところですね。

オリンピックが無観客開催となった場合、元々チケットの取得ができていて現地観戦予定だった人はがっかりするでしょう。オリンピックの現地観戦は、記念すべき自国開催を生で見たいという気持ちに加えて、一体感の中で応援する醍醐味もあるのです。

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