こんにちは、スポカフェ編集部です!
先日、新庄剛志氏が日ハムの新監督に就任することが発表されました!
元々日ハムで好成績を収めていた選手でもありましたが、当時からそのユニークな発言で注目を浴びていた選手でもありました。
その奇抜さは今も健在で、監督就任会見ではそのインパクトのある喋りをいかんなく発揮していました。
しかしインパクトのある発言の裏にはしっかりと筋の通った意図があるというのも彼の魅力の1つでしょう。
今回の記事ではそんな現状をまずおさらいし、新庄剛志氏の新監督就任会見での爆弾発言とも言える言葉、監督として活躍できるのかということについて紹介します。
新庄剛志が日ハム新監督に!
11月4日、記者会見で新監督に就任することが発表された新庄剛志氏。
期間は1年契約で、背番号は現役時代と同じ「1」であることが決まっています。
会見には鮮やかなワインレッドのスーツにシャツは襟元を立てて登場し、見た目のインパクトでも目を引きました。
新庄剛志氏が監督に就任するにあたり、川村浩二代表取締役社長兼オーナー代行は2つのお願いをしたそうです。
1つは常に優勝争いをするチームにすること。もう1つはファンサービスの実施。この2つを通してファンに対して喜びを届けていきたいとのことです。
新庄剛志氏が監督としてチームを勝利に導けるかは現状ではまだ分かりませんが、ファンサービスに関しては期待できそうですよね。
新庄剛志の監督就任会見が話題に

先ほど紹介したように登場から目を引いた新庄剛志氏ですが、記者会見では持ち前のユニークさを交えての発言が話題となっています。
独特のインパクトを持つ発言をいくつもしていますので、セリフを見るだけでも楽しめます。
この項目ではそれらの発言を紹介していきます。
優勝なんか目指しません
球団側からのオファーとして「勝利を届けていきたい」とお願いされたという流れの中で出てきた発言です。
スポーツチームの監督になる以上、一番上を目指すのが当たり前と思いきや「優勝なんか一切目指しません。」と言い切ってしまいました。
この言葉単体で見るとやる気がないようにも聞こえてしまうかもしれませんが、これは新庄剛志氏なりの考えがあってのことのようです。
要約すると、高すぎる目標を持ってしまうとうまくいかないという可能性を考え目の前のことに真剣に取り組むようにメンタルケアをしていくといった文脈で語られています。
顔を変えずにチームを変えていきたい
冒頭の挨拶で飛び出した発言です。こちらはユーモアのあるジョークですね。
過去に顔の整形手術をしていることで有名な新庄剛志氏ならではの発言で、どうしても堅苦しくなってしまいがちな会見の空気感を一掃するという意図もあったのかもしれませんね。
ビッグボス
「監督とみなさん呼ばないで。ビッグボスでお願いします。」と、自身の肩書きについて発言していました。
名刺にも監督とは書かずに「BIGBOSS」と書いてあるという徹底ぶりで、その場で思いついたギャグというわけではなさそうです。
バリ島でそう呼ばれていたことが由来だそうで、ここで持ち出すということはこのあだ名を気に入っているのだと思われます。
新庄剛志の指導力や監督としての適性は?
発言のインパクトだけではなく、ファンとしてはしっかり結果を残せるかという点にも注目したいところですよね。
今回の会見で新庄剛志氏の監督としてチームに貢献できそうな部分が3つ見えてきます。順を追ってそれらを紹介します。
場を和ませる能力
冒頭から「選手兼監督という形で契約を結んでもらいました。」「顔を変えずにチームを変えていきたい」などジョークを飛ばして場の空気感を和ませていました。
空気感を支配できるコミュニケーション能力は選手の緊張感をほぐしたり、逆に緊張感が必要な場面では引き締めたりすることもできるでしょう。
少ない情報からビジョンを描く能力
2年前トライアウトを受ける前に日ハムからなんの変哲もない激励とも取れる内容のメールを受けていたそうです。
これには何か意味があると感じ、特に何か明確なことを言われるでもなく1年間ひたすら野球の勉強を続けた結果として監督のオファーが来たそうです。
言葉選びのインパクトと裏腹な堅実さ
「優勝なんか目指しません」という発言は過激なように見えて実は「目の前の1戦に集中する」という至極真っ当な意図のある発言でした。
多くの監督が自身を鼓舞する意味もあって「優勝を目指します」と口にする中、実は冷静で着実に1つ1つ進めていこうという姿勢が垣間見えます。
まとめ
今回は新庄剛志氏の日ハム監督就任について紹介しました。
契約期間はひとまず1年となっていますが、この1年の結果次第では契約延長ということも大いにありえるでしょう。
就任記者会見では印象に残る発言が多くありましたが、監督としての資質は申し分ないということも見て取れました。
今後の新庄剛志氏の監督としての活躍、ひいては日ハムの躍進に注目したいところですね。