ル・マン24時間レースとは?出場する日本人選手や放送予定、TOYOTA4連覇の可能性を紹介

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こんにちは、スポカフェ編集部です!

皆さんは「ル・マン24時間レース」というものをご存知でしょうか?

その名の通り、フランス中部にあるル・マン市という場所で24時間かけて行われる耐久レースのことで、世界的な権威を持つ大会となっています。

大会の規模だけでなく、権威も名誉も非常に大きな大会がいよいよ今月開催されます。

そこで今回は、改めてこの大会の概要から、日本が世界に誇る企業で現在3連覇中のTOYOTA、出場する日本人選手や放送予定について紹介します。

世界三大耐久レース!ル・マン24時間レースとは

ル・マン24時間レースは、フランスで行われる耐久レースのことです。

モナコグランプリインディ500と並び「世界三大レース」と呼ばれています。

その競技内容は24時間のタイムでサーキットを何周することができるかを競う大会となっています。

フォーミュラ1、通称F1のようなスポーツ専用のスタイルの車もあれば、パッと見の見た目は通常の乗用車に似た、いわゆるハイパーカーという車も参加します。

サーキットはフランスのル・マン市にある「ル・マン24時間サーキット」と呼ばれるコースを使用します。

全長13km以上の巨大なサーキットとなっており、乗用車で一般道を走った場合の速度で考えると一周するだけでも10分以上かかってしまうような、まさに長時間耐久のレースをするのにうってつけの作りとなっています。

その3分の2にあたる部分は一般道としても使われており、レース開催時のみ閉鎖してサーキットとして使用されます。

出場するだけでも大変名誉なことのため、各国の自動車メーカーからエントリーがたくさん来すぎてしまうということで、現在ではその門戸を閉じ、「フランス西部自動車クラブ(ACO)」が選考して招待を送る形となっています。

毎年6月、夏至の頃に行われるのが通例の大会ですが今年は新型コロナウイルスの影響もあり、衛生対策を徹底するために8月21日スタートに延期されました。

3連覇中のTOYOTA GAZOO Racing

上記で説明したように、この大会は世界的な大会ですが、そんな大きな大会で日本のトップ企業であるTOYOTAが世界に誇る自動車技術を駆使して3連覇しています。

今年の大会にも非常に期待したいところではありますが、現実はそう甘くないようです。

先日イタリアにて行われた「世界耐久選手権(WEC)」

6時間の耐久レースであるこの大会、TOYOTAが優勝を果たしたものの出場していた2台のマシンその両方がマシントラブルに見舞われました。

片方は突然のエラーメッセージを起こしましたが、コクピットにいた可夢偉選手の機転によって少ないロスタイムで済み、優勝を飾ることができました。

しかしもう1台は燃圧系統のトラブルにより4分半のガレージ作業が発生。これにより致命的な遅れを生んでしまい、このレースを完走したマシンの中では最下位という残念な結果になってしまいました。

今回も同じようなマシントラブルがあった場合、とても厳しい戦いになるのは間違いありません。

しかしこの状況でも優勝することができたということは、逆にこの時のトラブルの改善点を見つけ、万全に対応ができているのだとしたら4連覇という夢もかなり現実的と言えるでしょう。

ル・マン24時間レースに出場する日本人選手

ここで、ル・マン24時間レースに出場する日本人選手を紹介します。

マシンの種類ごとに、ボクシングで言うところの階級分けのようなものが2つあるのでそれぞれ分けて紹介します。

ハイパーカー+LMP

クラス乗用車に近い見た目をしている「ハイパーカー」と、F1のようなフォルムの「ル・マン・プロトタイプ(LMP)」の2種類が参加する階級です。

・小林可夢偉

上記で紹介した世界耐久選手権において機転を利かせてシステムを再起動し、優勝に導いた選手です。

F1のドライバーだった過去もあり、現在は耐久に転向した形となっています。

・中嶋一貴

レーシング一家とも言うべき家庭の出身で、父は元F1ドライバー、弟が元レーシングドライバーの選手です。

LM-GTEクラス+賞典外

車体の後ろに羽のようなものが付いている見た目のマシンで競技を行うクラスです。賞典外というのは特別枠のことです。

・星野敏

実業家であり元フェンシング選手、元フェンシング協会会長など肩書きが多く、実績もその数だけ残してきた選手です。

60歳という年齢でも現役レーシングドライバーとして挑戦し活躍する姿には頭が下がる思いですね。

・藤井誠暢

他に紹介している選手たちと比べてしまうと肩書きは至ってシンプルなレーシングドライバーですが、過去の戦績を見てみると数多くの優秀な成績を収めており、当然ながら選手として期待できるドライバーです。

・青木拓磨

元々は「青木三兄弟」とも呼ばれるバイクのレーシングドライバーでしたが、現在はレーシングドライバーとなっている選手です。

ル・マン24時間レースの放送予定

ル・マン24時間レースは現在地上波での放送予定はなく、視聴するにはJ SPORTSを契約する必要があります。J SPORTS単体での契約、J SPORTS付きのスカパーパック契約のどちらでも試聴することができます。

ネット配信であれば、有料ではありますが「FIA WEC」で視聴することも可能です。

もし有料チャンネルの契約にためらっている、他の人と観戦を楽しみたいという場合は、飲食店でのスポーツ観戦もおすすめです。飲食店であれば有料チャンネルを契約している店舗も多いため、自ら有料チャンネルを契約する必要がなくなります。美味しい食事を楽しみながら、みんなでワイワイスポーツ観戦を楽しむことができます。

飲食店を検索する際には、ぜひスポカフェをご利用ください。スポカフェではスポーツ観戦することができる飲食店を検索することができるので、好きな飲食店を探して観戦を楽しんでみるとよいでしょう。

まとめ

本記事では、世界三大レースであるル・マン24時間レースについて紹介しました。

24時間のうちサーキットを何周できるかを競う競技であり、日本の企業であるTOYOTAが3連覇中の大会でもあります。

日本人のレーシングドライバーが何人も出場することとなっており、日本国民として非常に気になる大会ですよね。

好きな観戦スタイルで、自分なりにル・マン24時間レースを楽しんでみてください!