こんにちは、スポカフェ編集部です！
先日、井上尚弥選手の防衛戦が行われましたね！
その試合では見事に勝利を収めることができ、バンタム級チャンピオンの座は継続となります。
今後の井上選手の相手として有力な候補にあったのは「ジョンリル・カシメロ(WBO王者) 対 ノニト・ドネア(WBC王者)」の勝者でした。
しかしこの試合が中止となってしまい、井上選手の次の相手も誰になるのかが分からないといった状況になっています。
そこで今回は、そんな井上選手の前回の試合での活躍に触れつつ、次戦の相手についてどういった候補が挙がっているのか紹介します。次の井上選手の試合が早くも楽しみですね！
井上尚弥は防衛戦に勝利！
日本時間6月20日に行われた「対 マイケル・ダスマリナス戦」においては3RでKO勝ちしました。
1ラウンド目から優勢で試合を進めた井上選手。2ラウンド目で最初のダウンを取り、3ラウンド目で2度のダウンを取って圧勝した形となりました。
試合後に海外メディアからのインタビューでは「いい勝負ができたと思います。1ラウンドは相手の出方を見て早い回で行けるのかなと確信を持てました」と余裕の対応をしました。
井上選手の次戦の対戦候補だったドネアやカシメロも試合を視察しにきており、次はどちらが井上選手の対戦相手になるのか注目されていたところでした。
井上尚弥の次戦は？
今回余力を残したまま防衛に成功することができた井上選手ですが、次の相手は一体誰になるのでしょうか？
当初の予定では「ジョンリル・カシメロ(WBO王者) 対 ノニト・ドネア(WBC王者)」が行われた後、その勝者とのバンタム級4団体統一戦が行われるはずでした。
しかしカシメロ選手のドーピング検査書類の提出が遅れたため、ドネア選手側からこの試合のキャンセルの声明が発表されました。
この他にも、カシメロ陣営からドネア選手の夫人へ中傷があったことに対しても非難をしており、ドネア選手本人としてはもうカシメロ選手との対戦を望んでいない様子です。
このことから当事者達だけではなく、井上選手としても元々予定されていた試合はなくなってしまい、次の対戦相手の予定が宙に浮いてしまった形となりました。
しかし、今や井上選手は世界でも3本の指に入るほどのボクサーです。井上選手との対戦を望む選手はたくさんいるため、条件さえ合えば次の対戦相手も比較的早い段階で決まることでしょう。
次ではその対戦相手候補を紹介していきます。
井上尚弥の次の相手候補
それでは、現状で井上選手の次戦の相手候補になっている選手を紹介します。
あくまで候補なので、どの選手もありそうではあるものの、対戦の実現が決まっているわけではないのでご注意ください。
ノニト・ドネア
上記で紹介した、井上選手と同じバンタム級のWBC王者です。
「個人的な思いですよ」と前置きしているものの、井上選手自身が戦いたいと発言しています。本人としては、バンタム級トーナメントの決勝で戦った試合の内容が納得のいくものではなかったという思いがあるのでしょう。
本人が望んでいることもあり、元々カシメロ選手との一戦次第では試合が組まれる可能性があったマッチアップにもなるので、実現する可能性は十分あるでしょう。
ジョンリル・カシメロ
ドネア選手と同じく、これまたバンタム級のWBO王者です。
こちらも元々組まれていたドネア戦の結果次第では次の井上選手の相手になる可能性がありました。しかし、ドネア選手との試合が白紙になったことを受けて井上選手がカシメロ選手を痛烈に批判しており、もはや相手にもしない様子でした。
しかしその後、カシメロ選手はリゴンドー選手との試合が組まれています。仮にカシメロ選手がこのまま勝ち進んでいけば、4団体統一を目指す井上選手にとっては避けて通ることができない相手になるため、今後井上選手の相手となる可能性は十分あると言えるでしょう。
ギレルモ・リゴンドー
上記で紹介したカシメロ選手の次の対戦相手です。
元WBA・WBO世界スーパーバンタム級王者であり、現WBA世界バンタム級レギュラー王者です。
WBO現チャンピオンであるカシメロ選手を倒すことができればチャンピオンの座はリゴンドー選手のものとなり、同階級チャンピオン同士の戦いとなるため井上選手の相手にふさわしいと言えるでしょう。
カシメロ選手との試合に勝てるかどうかが鍵となりそうです。
ステファン・フルトン
現WBO世界スーパーバンタム級王者です。
スーパーバンタム級は、バンタム級とフェザー級の間に位置する階級なのでひとつ上の階級になりますが、井上選手が調整することで戦いを実現すること自体は可能です。
なぜフルトン選手の名前が挙がってきたかというと、先日メディアに対して「俺は簡単に彼(井上選手)を倒せると思う」と、挑発とも取れる発言をしたことがきっかけでした。
マッチメイクする場合、どちらかの選手が一方に階級を合わせることになるため、合わせる側の選手は不利になると考えられます。井上選手自身も今はバンタム級で4団体統一するのが最優先課題と言っていることからも、現時点ではスーパーバンタム級の選手との試合が組まれる可能性は低いかもしれません。
まとめ
「ジョンリル・カシメロ(WBO王者) 対 ノニト・ドネア(WBC王者)」戦が白紙撤回になったことにより、井上選手の次の相手は現在未定となっています。
これによって今のところ候補に挙がっている選手を4名紹介しました。
いずれの選手もバンタム級、もしくはスーパーバンタム級の王者であり、実際に井上選手との試合が実現すれば大盛り上がりになることは間違いないでしょう。
井上選手本人はドネア選手との戦いを望んでいるものの、本人の意思だけで試合が組まれるわけではないのでどうなるか分からないですね。
カシメロ選手の次戦にも注目しつつ、今後の井上選手の相手が誰になるのか注目していきたいところです。
試合当日には自宅でボクシンの観戦をするのもよいのですが、飲食店での観戦もおすすめです。
特に井上選手の試合には多くの注目が集まります。最近は海外で試合することも多いため、多くの場合は日本時間の日曜日のお昼頃に試合が行われますが、毎回多くのボクシングファンでお店が賑わうほどの盛り上がりを見せます！
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