オリンピックはセーリング が熱い!全身を使い海で戦うセーリング を見逃すな!

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こんにちは、スポカフェ編集部です!

今回ご紹介するのは、あまりメディアでは見かけませんがオリンピックでは第2回のパリオリンピックから実施されている歴史ある競技「セーリング」です。
セーリングは、海面で行うヨットのレースで、ゴールまでの着順を競います。ヨットには様々な種類があり、合計8つの種目が今回の東京2020オリンピックで開催されます。
種目によって活躍する選手が違うため、小柄な日本人選手が活躍する種目もあります。

 

【東京2020オリンピック競技セーリング紹介】セーリングにはどんな種目があるの?何が違うの?

セーリングとは?

まずはこちらをご覧ください。

セーリングはもともとヨットという呼称でした。オリンピックでも1996年のアトランタオリンピックまでは「ヨット」として競技が実施されていました。
発祥地はオランダで、元々は輸送などの目的に使用されていたものをイギリスでレースを行うようになったことが起源とされています。
前述の通りオリンピックでは第2回のパリオリンピックより採用されている歴史ある競技です。日本は、アトランタオリンピックの女子470級で銀メダル、2004年のアトランタオリンピックの男子470級で銅メダルを獲得しています。

セーリングの見どころ、特徴は?

セーリングは、他の艇とゴールへのタイムを競う競技でもありますが、最も注目なのは、艇のバランスを維持するフィジカル、艇を自在に操るテクニック、波の高さや潮の流れを読む経験、それに基づいた作戦を立てる頭脳戦など体の使うことができるもの全てを使うダイナミックな点だと思います。レース面はもちろんですが、1艇に注目してその動き1つ1つを楽しむこともセーリングを楽しむ秘訣です。

セーリングはどんな種目があるの?

東京2020オリンピックのセーリングは、

  • RS:X級(男子/女子)
  • レーザー級(男子)
  • レーザーラジアル級(女子)
  • フィン級(男子)
  • 470級(男子/女子)
  • 49er級(男子)
  • 49erFX級(女子)
  • フォイリングナクラ17級(混合)

の8種目があります。

基本的なルールは一緒で、

 

大きな違いはヨットの種類です。

RS:X級(男子/女子)

1人乗りの種目でウインドサーフィンの一種です。微風の時には全身で帆を動かして進めなければならないため、体力と持久力が必要です。

レーザー級(男子)/レーザーラジアル級(女子)

1枚帆のヨットを用いて行う1人乗りの種目で、最もスタンダードなものとされています。男子は4メートル23センチの帆を使い、女子は一回り小さいものを使用します。

フィン級(男子のみ)

重量級の1人乗りの種目です。セーリングの中で最も古い種目で、オリンピックでは1952年のヘルシンキオリンピックから採用されています。

470級(男子/女子)

日本で「ヨンナナマル級」として親しまれている種目です。2人乗りの種目で、2人合計の適正体重は約130kgということで、小柄な日本人選手が活躍しやすい種目です。過去のオリンピックでも日本勢がメダルを獲得しているのがこの種目です。

49er級(男子)/49erFX級(女子)

「スキフ」という細長い艇体と面積が大きい帆を使用する2人乗りの競技です。最大時速40kmが出るような高速種目で、バランスを保つために体を艇外に体を乗り出すため、パワーが必要な種目です。女子は帆が男子より小さいものになります。

フォイリングナクラ17級(男女混合)

男女1人ずつが乗る混合種目です。「カタラマン」と呼ばれる艇体2つで構成されます。時速は50kmに及ぶこともある高速勝負を楽しむことができます。

 

【東京2020オリンピック競技セーリング のアクセス】東京2020オリンピック のセーリング はいつ、どこでやるの?アクセスと日程情報!

セーリング はいつやるの?

東京2020オリンピックのセーリング は7月26日から8月5日にかけて「江の島ヨットハーバー」ので開催されます。

<7月26日> 12:00-18:00
・男子RS:X級
・女子RS:X級
・男子レーザー級
・女子レーザーラジアル級

<7月27日> 12:00-18:00
・男子RS:X級
・女子RS:X級
・男子レーザー級
・女子レーザーラジアル級

<7月28日> 12:00-18:00
・男子レーザー級
・女子レーザーラジアル級
・男子フィン級
・男子49er級
・女子49erFX級

<7月29日> 12:00-18:00
・男子RS:X級
・女子RS:X級
・男子フィン級
・男子470級
・女子470級
・男子49er級
・女子49erFX級
・混合フォイリングナクラ17級

<7月29日> 12:00-18:00
・男子RS:X級
・女子RS:X級
・男子レーザー級
・女子レーザーラジアル級
・男子フィン級
・男子470級
・女子470級
・混合フォイリングナクラ17級

<7月31日> 12:00-18:00
・男子レーザー級
・女子レーザーラジアル級
・男子470級
・女子470級
・男子49er級
・女子49erFX級

<8月1日> 12:00-18:00
・男子フィン級
・男子49er級
・女子49erFX級
・混合フォイリングナクラ17級
・女子RS:X級メダルレース/表彰式
・男子RS:X級メダルレース/表彰式

<8月2日> 12:00-18:00
・男子フィン級
・男子470級
・女子470級
・混合フォイリングナクラ17級
・男子レーザー級メダルレース/表彰式
・男子レーザーラジアル級メダルレース/表彰式

<8月3日>12:00-18:00
・男子470級
・女子470級
・女子49erFX級メダルレース/表彰式
・男子49er級メダルレース/表彰式

<8月4日>14:30-16:50
・男子フィン級メダルレース/表彰式
・混合フォイリングナクラ17級メダルレース/表彰式

<8月5日>14:30-16:50
・男子470級メダルレース/表彰式
・女子470級メダルレース/表彰式

 

東京2020オリンピックのセーリングはどこでやるの?

前述の通り、東京2020オリンピックのセーリング が開催されるのは、「江の島ヨットハーバー」です。

 
 
 
 
 
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最寄駅として設定されているのは、小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」、江ノ島電鉄「江ノ島駅」、湘南モノレール「湘南江の島駅」の3つです。
それぞれ駅から徒歩約20分ですが、オリンピック期間中ということで混雑が予想されますので、余裕を持って会場に向かうようにしてください。
障がいがある方に考慮されるアクセシブルルートは「片瀬江ノ島駅」の利用が想定されています。
随時情報が更新される可能性がありますので、日程が近づきましたら公式サイトをご確認ください。

会場までのアクセス方法は公共交通機関の利用が推奨されています。東京2020オリンピック期間中は会場付近の駐車場は使えない可能性が高いので、極力公共交通機関を利用しましょう。どうしても車で向かいたい場合は、現在東京2020組織委員会が駐車場対策を協議しています。「事前予約システム」やラグビーワールドカップなどでも利用された「パークアンドライド」が検討されているようです。おそらく取り合いになると思いますので、正式発表後速やかに予約などを行うようにしてください。

※パークアンドライドとは…
決められている少し離れた駐車場に車を停め、そこからシャトルバスなどで競技場へ移動する手段です。

☆参考にしたサイト
https://tokyo2020.org/jp/games/transportation/situation/

 

【東京2020オリンピックのセーリング の見どころはどこ?】日本の注目選手は?注目の国はどこ?

2018年に世界選手権制覇!日本勢初の金メダル獲得を目指す吉田愛・吉岡美帆組に注目!

日本人選手が最も力を発揮できると言われている470級で世界相手に活躍しているのが「吉田愛・吉岡美帆組」です。前回のリオオリンピック も出場した際は5位入賞を果たしています。その後2018の世界選手権で日本勢初めての優勝を飾ると、昨年の470級世界選手権でも銀メダルを獲得し、東京2020オリンピック出場の内定を獲得しました。

 
 
 
 
 
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過去2度のオリンピックを経験しているベテラン吉田愛選手と、リオオリンピックでもペアを組み、思い切りの良さが特徴の吉岡美帆選手という連携も相性も抜群なコンビに金メダル獲得を期待です。

イギリスの6連覇なるか!?最古の種目であるフィン級でイギリスの活躍に期待!他の種目は新興勢力のオーストラリアの活躍に期待!

セーリングには様々な種目があり、たくさんの国がメダル獲得を争っていますが、現在最古の種目であるフィン級では、ヨットレース発祥のイギリスが2000年のシドニーオリンピック以降5大会連続で金メダルを獲得しています。
他の種目では、新興勢力のオーストラリアが21世紀に入ってから表彰台に顔を出す回数がグッと増えています。
今大会ではどの国が主役となるのか、群雄割拠のセーリングから目が離せません。

 

【最後に】

以上、今回はセーリング をを紹介しました!

もしこの記事をきっかけにセーリングへ興味を持ったという方がいらっしゃいましたら、来春には第3次のチケット販売が開始され、チケットを購入した人が正規で売りに出すリセールも始まります。セーリングに問わず狙ってたチケットに再チャレンジできるかも?

2020年東京オリンピックは、オリンピックを生で観戦できるまたとない機会です。夏のオリンピックは4年に一度開催されますが、生で観戦できるのは一生に一回かもしれません。

ぜひこの機会に普段観ていなかったスポーツにも目を向けてみてはいかがでしょうか。

今年の夏はオリンピックでスポーツを目一杯楽しみましょう!