【東京オリンピック】バスケットボール男子・女子日本代表の組み合わせや予選の展望を予想!

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こんにちは、スポカフェ編集部です!

1年延期になった東京オリンピックですが、新型コロナウイルス感染拡大はとても大きな影響を与えていますね。

男子5人制バスケットボールにおいても、オリンピック出場国がまだ出揃わぬ状態でありながら、決勝トーナメントに進む予選グループ抽選会がスイスのミースにて行われ、組み合わせが決まりました。

44年ぶりにオリンピックに出場する日本男子代表と今大会でメダル獲得を目指す女子日本代表は、どのような国と戦うのでしょうか。

今回は、東京オリンピック男子・女子5人制バスケットボールのグループ組み合わせ抽選結果をご紹介します。

バスケットボール男子 予選グループ組み合わせ

男子5人制バスケットボールのオリンピック出場枠は12か国。開催国と直近のワールドカップに出場した各大陸からの代表7か国、そして世界最終予選で勝ち残った4か国が、オリンピックに出場できます。

2021年5月現在で決まっている顔ぶれは以下の国々です。

・開催国:日本

・2019年ワールドカップより7か国
アメリカ大陸2か国:アメリカ・アルゼンチン
ヨーロッパ2か国:スペイン・フランス
アフリカ1か国:ナイジェリア
アジア1か国:イラン
オセアニア1か国:オーストラリア

・世界最終予選より4か国
2021年6月29日~7月4日の期間にカナダ・クロアチア・セルビア・リトアニアの4会場に分かれて行われる世界最終予選の結果で出場国が決まります。

グループ予選では、上記の合計12か国が4チームずつ3グループに分かれて総当たり戦を行い、各グループの上位2チーム及び、各グループの3位チーム中成績上位2チームの計8チームのみ決勝トーナメントに進出できます。

それでは、それぞれのグループ組み合わせを見ていきましょう。

5人制男子グループA

・イラン(FIBA世界ランキング23位)
・フランス(FIBA世界ランキング7位・2019年ワールドカップ3位)
・アメリカ(FIBA世界ランキング1位・2019年ワールドカップ優勝、前回オリンピック金メダル)
・未定(カナダ会場で行われる最終予選の勝者)

※カナダ会場 対戦国
ギリシャ(FIBA世界ランキング6位)
中国(FIBA世界ランキング29位)
カナダ(FIBA世界ランキング21位)
ウルグアイ(FIBA世界ランキング45位)
チェコ共和国(FIBA世界ランキング12位)
トルコ(FIBA世界ランキング15位)

5人制男子グループB

・オーストラリア(FIBA世界ランキング3位・2019年ワールドカップ4位,前回オリンピック4位)
・ナイジェリア(FIBA世界ランキング22位)
・未定(クロアチア会場で行われる最終予選の勝者)
・未定(セルビア会場で行われる最終予選の勝者)

※クロアチア会場 対戦国
ドイツ(FIBA世界ランキング17位)
ロシア(FIBA世界ランキング9位)
メキシコ(FIBA世界ランキング24位)
チュニジア(FIBA世界ランキング34位)
クロアチア(FIBA世界ランキング14位)
ブラジル(FIBA世界ランキング11位)

※セルビア会場 対戦国
ドミニカ共和国(FIBA世界ランキング19位)
ニュージーランド(FIBA世界ランキング25位)
セルビア(FIBA世界ランキング5位・前回オリンピック銀メダル)
プエルトリコ(FIBA世界ランキング18位)
イタリア(FIBA世界ランキング10位)
セネガル(FIBA世界ランキング35位)

5人制男子グループC

・アルゼンチン(FIBA世界ランキング4位・2019年ワールドカップ2位)
・日本(FIBA世界ランキング42位)
・スペイン(FIBA世界ランキング2位・2019年ワールドカップ優勝、前回オリンピック銅メダル)
・未定(リトアニア会場で行われる最終予選の勝者)

※リトアニア会場 対戦国
リトアニア(FIBA世界ランキング8位)
韓国(FIBA世界ランキング30位)
ベネズエラ(FIBA世界ランキング20位)
ポーランド(FIBA世界ランキング13位)
スロベニア(FIBA世界ランキング16位)
アンゴラ(FIBA世界ランキング33位)

日本がオリンピックに出場するのは、1976年のモントリオール・オリンピック以来44年ぶりですが、今回同じグループには2年前のワールドカップ優勝者スペインと準優勝者アルゼンチンという強豪国が揃っているという厳しい結果になったようです。

(※この世界ランキングは2021年3月2日発表のFIBAランキングです。)

バスケットボール女子 予選グループ組み合わせ

女子5人制バスケットボールのオリンピック出場枠も12ですが、開催国1か国と直近のワールドカップから出場枠を獲得できる1か国以外を除く10の枠はすべて、世界最終予選で決まりした。では、各グループの組み合わせを見てみましょう。

5人制女子グループA

・韓国(FIBA世界ランキング19位)
・セルビア(FIBA世界ランキング8位・前オリンピック銅メダル)
・カナダ(FIBA世界ランキング4位)
・スペイン(FIBA世界ランキング3位・2018年ワールドカップ3位、前オリンピック銀メダル)

5人制女子グループB

・ナイジェリア(FIBA世界ランキング17位)
・日本(FIBA世界ランキング10位)
・フランス(FIBA世界ランキング5位・前オリンピック4位)
・アメリカ(FIBA世界ランキング1位・2018ワールドカップ優勝、前オリンピック金メダル)

5人制女子グループC

・オーストラリア(FIBA世界ランキング2位・2018年ワールドカップ2位)
・プエルトリコ(FIBA世界ランキング23位)
・中国(FIBA世界ランキング9位)
・ベルギー(FIBA世界ランキング6位・2018年ワールドカップ4位)

日本女子はオリンピック2大会連続出場。同じグループには圧倒的強さを誇るアメリカと、前回オリンピック4位のフランスがいますが、まずはトーナメント進出を目指して頑張ってほしいですね。

(※この世界ランキングは2021年3月2日発表のFIBAランキングです。)

バスケ日本代表の予選突破は可能か?

オリンピックの組み合わせ抽選後、男子の日本代表を率いるフリオ・ラマスから『目標は「1勝」を勝ち取ること』とのコメントが発表されました。

ワールドカップでもアジアで勝ち残れる位置でもなく、44年ぶりであるオリンピック出場も開催国枠によるものであり、さらには先のワールドカップにおけるファイナリスト2チームとの予選グループに配されてしまった男子日本代表の状況から見てみれば、この「1勝を勝ち取る」という目標は決して消極的な意味合いでないことは明らかです。

しかしながら、2016年秋にはBリーグもスタートし、八村塁と渡邊雄太のようにNBAで活躍する選手も出てきています。まずは1勝から、良い流れにできることに期待しましょう。

一方、女子日本代表チームについては、5月14日から5月23日の第4次強化合宿を終えたトム・ホーバスヘッドコーチが『見えているフィニッシュラインからはまだ遠いものの、今までで一番良い合宿だった』と手応えがあることをコメントしています。

前回オリンピックで8位、ワールドカップで9位という成績でしたが、メダル争いに絡めなかったのは準々決勝でアメリカと当たってしまったからで、もうひと踏ん張りでメダルの見える位置にいたという見方もされている日本女子代表。グループ予選を突破できる可能性は高いのではないでしょうか。

男子はまず1勝を、女子は予選通過に期待

5人制バスケットボール男子日本代表はワールドカップ優勝者スペインと準優勝者アルゼンチンという強豪国とグループ予選を戦うことが決定し、女子日本代表も同グループにアメリカとフランスという強豪がいることがわかりました。

女子日本代表は、メダル獲得を目標に掲げているので、まずはグループ予選通過を期待しましょう。