こんにちは、スポカフェ編集部です!
東京オリンピックの開催がいよいよ来月に迫ってきています!
今回のオリンピックは紆余曲折ありましたが、観客はある程度動員して開催する方針の様子ですね。
世界的なスポーツの祭典であるオリンピック。その中でも今回はマラソンについて紹介します。
事前に情報を知っておくことで、大会の観戦をする際により楽しむことができるようになることでしょう。
この記事では日程や開催地、コースや日本代表選手などを紹介します。事前に予備知識を持ってマラソン観戦に臨んでみてください!
東京オリンピック マラソンの開催地は札幌!
マラソンの開催地は札幌で、以下の日程で行われます。
女子マラソン
2021年8月7日(土曜日)7時00分~10時15分
男子マラソン
2021年8月8日(日曜日)7時00分~9時45分
コースは札幌駅を中心に南北に伸びているコースとなっています。
なぜマラソンの開催地が札幌になったのか
マラソンおよび競歩の開催地を巡って、2019年に物議を醸しニュースになっていたことがあります。
本来は東京にて行われる予定でしたが大会は夏に行われるため、東京では気温が高く、熱中症のリスクがあることからIOCが開催地を変更すると決定しました。
札幌で行われることが決定した当初、小池都知事は「決定権限はIOCにある。都としては同意できないがIOCの決定を妨げない」「合意なき決定」などとコメントしており、当時はニュースでも大きく取り上げられることもありました。
都として払ってきた経費などもあるので小池都知事の怒りや言い分はもっともであるものの、選手の体調面のことを考慮するとやはり札幌での開催は致し方ないとも思える出来事でした。
東京オリンピック マラソン日本代表選手

2017年からオリンピック日本代表の選出のために行われていたレース“MGCシリーズ”(マラソングランドチャンピオンシップ)にて好成績を収めた選手が出場する予定です。
ここでは、選手の名前とそれぞれの成績や特徴を紹介します。
・中村 匠吾(男子)
MGCで優勝した選手です。
高校生の頃から大会で好成績を記録している選手で、主にハーフマラソンや5000mなどで3位以内に入っている実績が多くあります。
過去の大会の順位を見てみるとMGCで優勝しているかと思いきや、その前のマラソン成績は15位であるなどムラがあるように思えますが、その分調子がいい時の爆発力に期待したい選手です。
・服部 勇馬(男子)
MGC2位の選手です。
中学の全国大会から活躍している選手で、その全国大会では7位に入賞しています。
2018年に福岡国際マラソンで優勝、プラハマラソンで日本人1位(大会5位)を獲得しているなど、近年かなり活躍している印象を受けます。
先程紹介した中村選手と違い、安定して好成績を収めているということが過去の大会の順位から見て取れます。
・大迫 傑(男子)
MGCファイナルチャレンジ認定記録突破選手です。
こちらも中学生の全国大会から活躍している選手で、その大会で3位入賞した過去を持つ選手です。
2017年以降にマラソンの大会に出場しており、完走したものはすべて3位もしくは4位の成績を収めています。
3位の壁を破ってトップに立つことができるのか注目したいところです。
2019年に途中棄権しているレースが一度ありました。体調を万全に整えてしっかり走り切ることができるかといった点も重要になってきそうです。
・前田 穂南(女子)
MGS優勝の選手です。
小学校から陸上を始めており、学生時代には800mや1500mなど短めの距離のレースでも活躍しています。
2017年以降にマラソン大会に参加し始めました。マラソンではもちろん、マラソン以外でも何度も優勝経験をしている実績があります。
・鈴木 亜由子(女子)
MGC2位の選手です。
フルマラソンの出場歴はMGC以外では一度だけですが、そちらは優勝しています。
小学校から陸上を始めたものの、中学校に陸上部がなくバスケットボール部に所属していたという過去があります。
まだマラソンの歴史が浅い選手ではありますが、優勝と2位というかなりの好成績を収めている選手なので期待ができそうですね。
・一山 麻緒(女子)
MGCファイナルチャレンジ認定記録突破選手です。
小学校から陸上を始めていて、きっかけは「運動会で一等賞を取りたかったから」という実に子どもらしく微笑ましいエピソードがあります。
過去の実績を見てみると大会記録や区間記録などをいくつも出しており、その爆発力が伺えます。
オリンピックでもその実力を発揮することができれば、好成績を収めることでしょう。
まとめ
今回は東京オリンピックのマラソンについて紹介しました。
日程は8月最初の土日である7日(土)に女子、8日(日)に男子となっていて、開催地は札幌市です。
選手は、MGCという日本代表を選考する目的であったレースで好成績を収めた選手が選ばれています。
紹介した各選手の過去の実績やエピソードにも注目です。
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