東京オリンピックのチケットは再抽選?落選した場合のチケットの払い戻し方法、追加販売の有無は?

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こんにちは、スポカフェ編集部です!

東京オリンピックの開催が差し迫っている中、観客動員数の上限が決定しました。

残念ながらコロナ禍が落ち着いたとは言えない状況で、ワクチン接種もアメリカなどに比べると難航しているため、仕方のないことだと言えるでしょう。

動員数が最初の予定の50%以下に決まったことにより、チケットの再抽選が予定されています。もし抽選に落ちた場合は、チケットの払い戻しが行われるので今後のチケット情報には注意したいですよね。

今回の記事ではこの決定事項によるチケットの再抽選や払い戻し、追加販売などの情報をお届けします。

東京オリンピックの観客上限が決定

すでに大きくニュースになっているためご存知の方も多いと思いますが、まずは観客上限の事情をおさらいしておきましょう。

東京オリンピックにおける観客動員数の上限は、会場の収容人数の50%以内かつ1万人以下と決まっていました。

つまり会場の収容人数が2万人を超える場合は1万人まで、そうでない場合は50%までということになります。

実際にオリンピックで競技が行われる予定の会場のひとつである国立競技場の収容人数は6万8000人のため、1万人が上限となると本来の収容人数の約15%というかなり少ない観客人数になります。

しかし先日、緊急事態宣言の再発令があったことから観客の上限はさらに減る可能性が高まっています。場合によっては無観客開催になる可能性もあるため、競技によってはまったく観客がいない中で試合が行われるかもしれません。

ちなみに東京パラリンピックの観客動員数に関しては7月16日までに決定する予定で、現在はどうなるか分からないという状況です。

パラリンピックのチケットを持っている方は、今後の動きに注目しておきましょう。

チケットの再抽選により最低でも91万枚が無効に

上限が改めて決まったことによって、無効になるチケットが出てきます。

上記で紹介した上限を適用した場合、すでに販売されている363万枚のうち、すでに91万枚が無効となってしまいます。先日の緊急事態宣言の再発令を受け、さらに多くの枚数が無効になる可能性が高いでしょう。

再抽選を行うチケットは野球、陸上、サッカー、ゴルフ、ラグビー、サーフィンなどの競技です。

合計で91のセッションが再抽選する運びとなっています。

以下にどの競技が何セッション再抽選となっているかを記載します。チケットをお持ちの方は確認しておきましょう。

野球 16
陸上 16
サッカー 30
ゴルフ 8
ラグビー 8
サーフィン 8
ソフトボール 8
近代五種 2
開幕式・閉会式 2

再抽選の結果はインターネットで確認することができます。

上記のチケットを持っている場合は再抽選の結果を確認して、無効となっている場合は払い戻しの対応をする必要があります。

当選している場合は有効、落選した場合は無効と表示されます。

東京オリンピックのチケットの払い戻しはどうなる?

チケット払い戻しの申請期間は、オリンピックは7月6日~15日、パラリンピックは7月16日~26日です。

再抽選に外れて無効になった方だけではなく、再抽選に当選していても行くのを断念するという方も対象となっています。

チケットの払い戻し対応は今回が最後のようなので、今回を逃してしまうともし実際には行けなかったとしてもお金が戻ってこなくなってしまいます。

コロナウイルスの感染リスクやその他個人の事情などで払い戻しを求める場合もしっかりと申請するようにしましょう。

飛行機や新幹線、あるいは高速バスやホテルなど、移動手段や宿泊施設を予約している場合はそちらのチェックも併せてしておくと良いでしょう。

予約しているサービスによっては緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などの特別対応でキャンセル料がかからないこともあるかもしれません。

東京オリンピックのチケット追加販売は?

結論から言ってしまうと、今後公式からチケットのリセールや追加販売が行われることはありません。

新規にチケットを購入したい方には残念ですが、今後はチケットを公式に入手することはできない形となってしまいます。

ということは再抽選、ならびに払い戻しを受け付け、そこで今回定められた観客動員数の上限を割ることになってもそのまま少ない観客数で大会が実施されるということになります。

新型コロナウイルスの脅威が去っているとは言い難い以上、収益を優先するのではなく、感染拡大を抑えることを重視し、観客数は少ないに越したことはないという判断であるということだと思われます。

まとめ

東京オリンピックの観客数の上限は50%以下かつ1万人以下という、2つの条件を満たした人数に決定していましたが、緊急事態宣言の再発令により、その上限はさらに少なくなると考えられます。

この決定によってすでに販売されているチケットから91万枚が減らされることとなり、再抽選がされます。

再抽選で落選した方、さらには再抽選で当選した方でも払い戻し期間に申請をすることでチケット代を返金してもらうことができます。

今回の払い戻し対応が最後の払い戻しとなるので、チケットを持っている方は必ずチェックするようにしましょう。

チケットの再販はありませんので、再抽選に当選した場合はその点も踏まえて払い戻しをするのか考える必要があります。

チケットを持っている方は、必ず再抽選の結果を確認し、確実に対応していくようにしましょう。