東京パラリンピックの日程は?開会式や22競技など徹底解説!

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こんにちは、スポカフェ編集部です!

今月24日、いよいよ東京パラリンピックが開幕を迎えます。東京オリンピックと同様、多くのアスリートによって熱戦が繰り広げられ、スポーツファンの注目を集めることは間違いありません。今回は、そのパラリンピックの日程や競技について紹介します。

東京パラリンピックの日程は?開会式はどんな内容に?

東京パラリンピックの日程は8月24日(火)から9月5日(日)の12日間で開催され、22競技539種目でメダルが争われます。
初日の開会式はオリンピックと同様に、聖火最終点火者が誰になるかなど、大きな注目が集まります。ちなみに2018年の冬季パラリンピックは、五輪競技の選手とパラ・アスリートがともに聖火を灯しました。多様性が叫ばれ続けている現代を象徴したシーンだったと言えます。
今回の東京パラリンピックは開会式、そして大会を通してどんなメッセージを発信してくれるか、楽しみですね!

東京パラリンピックの22競技について

ここでは今大会で行われる全22競技を紹介します!それぞれ障がいの度合いにより、細かく種目が分けられている競技もあります。競技の歴史やルールにも注目です!

5人制サッカー

フィールドプレーヤー4人、ゴールキーパー1人の計5人がプレーする5人制サッカー。フィールドプレーヤーは視覚障がいを持つ選手がアイマスクを着用してプレーします。「ブラインドサッカー」としても知られ、世界的にも人気の球技です。

アーチェリー

男女別の個人戦のほか、混合戦の計9種目があります。オリンピックとほぼ同じルールで行われ、障がいの程度によって、補助用具も使用されます。

カヌー(スプリント)

リオデジャネイロパラリンピックからの正式競技となっています。200mの直線での順位を競う個人戦で行われ、水上でのスプリント種目は迫力とともに爽快感も感じることが出きます。

ゴールボール

3対3で行われるチーム球技です。視覚障がい者の選手がアイマスクを装着し、互いに鈴の入ったボールを転がしてゴール数を競い合います。試合時間は1試合12分ハーフで、延長時は「ゴールデン・ゴール」方式で決着します。

シッティングバレーボール

臀部(お尻)を床につけたままで行うバレーボール。1チーム6人、1セット25点先取の5セット制(第5セットは15点)で勝敗を競います。選手はコート内を移動する際にも床から臀部を離してはならないことが、この競技の大きな特徴です。

テコンドー

上肢に障がいを持つ選手によるキョルギ(組手)が男女とも体重別3階級で行われます。今大会からの正式競技であり、立った状態から蹴りの攻防が繰り広げられる、激しさが魅力の打撃系格闘技です。

トライアスロン

リオデジャネイロパラリンピックからの正式競技です。スイム、バイク、ランの3種目を行い、合計タイムを競います。障がいによって選手と組んでサポートをする「ガイド」や「ハンドラー」の役割にも注目です。

バドミントン

東京2020より正式競技として採用された競技です。さまざまな障がいを持つ選手らによって、6クラスに分かれ競技が行われます。車椅子クラスでは、ラケットさばきと同時に車椅子の操作も大きな見どころの一つです。

パワーリフティング

男女それぞれ10階級が実施されます。パラリンピックでは下肢や腰に障がいを持つ選手が参加し、ベンチプレス(台上で仰向けになり横たわった状態でバーベルを上げる)が行われメダルを競います。上半身の筋力のみでバーベルを持ち上げる姿は圧巻です。

ボート

前回大会までは1000mだったレース距離が今回より倍の2000mに変更された競技です。五輪と同じ距離への変更となり、レース戦略も一変しています。直線コースで順位が争われる中、選手はスタミナや持久力も勝負の大きなポイントとなりそうです。

ボッチャ

悩原性疾患や四肢に麻痺などの障がいを持つ人たちのために考案された球技です。ジャックボールという白いボールに、青や赤のボールを投げ、どれだけジャックボールに近づけられるかを競います。ルールが似ているカーリングにも例えられ、競技中は高い戦略性が求められます。

車椅子テニス

男女のシングルス、ダブルスのほか、重度障がいの男女混合「クアード」のシングルス、ダブルスが行われます。通常のテニスとは、2バウンドまでのリターンが認められている以外は、コートサイズやネットの高さも同じです。3セットマッチで2セット先取で勝敗を競います。

車椅子バスケットボール

障がいの重さによってクラス分けされた選手をいかに有効に組ませ、出場させるが競技の魅力の一つです。障がい者スポーツの中でも世界的な人気を誇り、大会最終日に決勝が行われるなど、パラリンピックの花形競技にも位置付けられています。

車椅子フェンシング

下肢に障がいを持つ選手が参加し、五輪競技のフェンシングとほぼ同じルールで行われます。車椅子を操り、相手との間合いの取り方が重要なポイントとなります。男女の個人戦のほか、3対3の国別の団体戦も行われます。

車椅子ラグビー

最大の見どころは凄まじいばかりのぶつかり合いである車椅子ラグビー。車椅子競技の中で唯一、相手へのタックルが認められています。ボールの奪い合いやポジション争いでの攻防では、車椅子が激しく転倒するシーンなどが日常茶飯事です。パラリンピック競技では最も過激なスポーツと言えるでしょう。

陸上競技

夏季パラリンピック競技の中では最も参加人数が多く、トラック競技や跳躍、投てき、マラソン、車椅子など、種目やカテゴリーがさまざまある競技です。スポーツの原点とも言える陸上種目、今回の東京パラリンピックの舞台でも大いに注目しましょう。

馬術

欧米で特に人気の高い競技として知られており、パラリンピックでは演技の美しさや技の正確さなどを競います。視覚障がい、肢体不自由選手が対象となり、5人の審判の採点により勝敗を争います。馬と乗り手がどれだけ一体となれるかが競技の注目ポイントです。

柔道

視覚障がい者の選手により行われる柔道では、両選手が互いに組み合った状態から試合が始まります。男子7階級、女子6階級によりメダルが争われます。

射撃

ライフル、ピストルによって遠方の的を撃ち、正確性を競い合います。撃ち抜いた位置によって得点が加えられ、合計点で勝敗が決定します。ライフルでは「立射」「膝射」「伏射」など、複数の撃ち方で行われます。

水泳

肢体障がい、視覚障がい、知的障がいを持つ選手が対象となる水泳競技です。さらに障がいによって細かくクラス分けされており、ターンやスタート方法などスタイルもさまざまです。選手たちは力強い泳ぎとそれぞれの個性を力いっぱい発揮します。

卓球

第1回ローマ大会から行われている競技の一つです。さまざまな障がい者が参加する競技でもあり、数多くの種目でメダルが争われます。肢体不自由と知的障がいに大きく分けられていて、その中でも立位や車椅子などで競技が行われます。

自転車競技(トラック)

迫力満点の自転車競技のトラックでは、すり鉢状の競技場で激しい争いが繰り広げられます。タイムトライアルやチームスプリント、パーシュートが実施されます。

自転車競技(ロード)

自転車競技のロードは屋外での競技のため、スタミナや天候、気温などにも勝敗が左右されます。さらにロード特有の種目として、下肢に重度の障がいを持つ選手が手で操作するハンドサイクルのレースも見ものです。走力を支える高い技術力に注目です。

まとめ

パラリンピック全22競技は、それぞれに見どころが満載です。個人種目やチームスポーツ、選手の一挙手一投足からは目が離せません。そして、今大会でも選手たちからどんなドラマが生まれるのか大きな楽しみです。大会を心待ちにしましょう!