こんにちは、スポカフェ編集部です!
欧州サッカーは8月より、各国のリーグの開幕を迎えています。今年は、11月にカタールワールドカップが行われることにより、開(画像はプレスリリースより)
幕時期や、シーズン途中での中断など、日程が例年とは異なる中でシーズンが繰り広げられて行きます。
また、欧州の舞台では古くから、そのシーズンで最も活躍したプレーヤーに「バロンドール」という個人タイトルが与えられてきました。現在は全世界に対象地域・選手が拡大されており、毎年、サッカー界での注目の賞として知られています。
また、今季よりバロンドールの選考対象となる期間が欧州シーズンに合わせた8月~翌年の7月に変更されたことも、大きな注目点の一つと言えるでしょう。
サッカー選手のその年で最も輝いた選手に与えられるバロンドール。今回は、昨シーズンの受賞・候補者や、歴代受者なども振り返ってみたいと思います!
バロンドールとは?
1956年にフランスのサッカー専門誌により創設された年間最優秀選手に贈られる賞です。
元々は欧州国籍の選手のみが受賞対象であり、投票も欧州52ヶ国のサッカー記者によって行なわれていましたが、1995年からはヨーロッパのクラブチームでプレーをしていれば国籍を問われないようになり、2007年からは選考対象を全世界でプレーする選手に拡大されています。
2010年から2015年までの間は「FIFA最優秀選手賞」と統合され「FIFAバロンドール」として表彰が行われていましたが、2016年からは再び単独でのバロンドールとして選考・表彰が行われるように制定されています。
賞の名前である「バロンドール」とは、フランス語で「黄金の球」という意味で、受賞者には金色のサッカーボールを模したトロフィーが贈られ、サッカー界で個人に贈られる賞としては最も栄誉ある賞の一つとして知られています。
また、受賞者がいつ発表になるかも気になるところですが、今回の選考期間変更により、例年12月に行われていた表彰式が、次回からは欧州シーズン終了後の夏頃に行われることとなります。
これにより、今まで以上に欧州クラブ所属選手の受賞が有力となったとも考えられるでしょう。
2021年候補者ランキング
昨年2021年の受賞者、候補者は以下の通りです。
昨シーズン受賞のリオネル・メッシは通算7度目の1位に輝き、歴代最多受賞数を更新することとなりました。
1位 リオネル・メッシ(アルゼンチン/パリ・サンジェルマン)
2位 ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド/バイエルン・ミュンヘン)
3位 ジョルジーニョ(イタリア/チェルシー)
4位 カリム・ベンゼマ(フランス/R・マドリー)
5位 ヌゴロ・カンテ(フランス/チェルシー)
6位 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/マンチェスター・ユナイテッド)
7位 モハメド・サラー(エジプト/リヴァプール)
8位 ケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー/マンチェスター・シティ)
9位 キリアン・エンバペ(フランス/パリ・サンジェルマン)
10位 ジャンルイジ・ドンナルンマ(イタリア/パリ・サンジェルマン)
11位 アーリング・ハーランド(ノルウェー/ドルトムント)
12位 ロメル・ルカク(ベルギー/チェルシー)
13位 ジョルジョ・キエッリーニ(イタリア/ユヴェントス)
14位 レオナルド・ボヌッチ(イタリア/ユヴェントス)
15位 ラヒーム・スターリング(イングランド/マンチェスター・シティ)
16位 ネイマール(ブラジル/パリ・サンジェルマン)
17位 ルイス・スアレス(ウルグアイ/アトレティコ・マドリー)
18位 シモン・ケアー(デンマーク/ミラン)
19位 メイソン・マウント(イングランド/チェルシー)
20位 リヤド・マフレズ(アルジェリア/マンチェスター・シティ)
21位 ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル/マンチェスター・ユナイテッド)
21位 ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン/インテル)
23位 ハリー・ケイン(イングランド/トッテナム)
24位 ペドリ(スペイン/バルセロナ)
25位 フィル・フォーデン(イングランド/マンチェスター・シティ)
26位 ニコロ・バレッラ(イタリア/インテル)
26位 ジェラール・モレノ(スペイン/ビジャレアル)
26位 ルベン・ディアス(ポルトガル/マンチェスター・シティ)
29位 セサル・アスピリクエタ(スペイン/チェルシー)
29位 ルカ・モドリッチ(クロアチア/R・マドリー)

過去10年間の歴代受賞者一覧
過去10年間のバロンドール受賞者は以下の通りです。
2019-20シーズンは、新型コロナウイルスの流行により、各国リーグ、主要大会等が従来の日程通りに実施されなかったことにより、選考に関して「公平性を欠く」として、史上初めて表彰中止が決定されています。
なおこの年は、ブンデスリーガ、DFBポカール、UEFAチャンピオンズリーグの三冠を達成し、そのすべてのステージで得点王を獲得したロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン) が最有力候補という見方が強まっていました。
表彰が実施されていた場合、レヴァンドフスキの受賞が確実だったとも言われています。
2021年 リオネル・メッシ(アルゼンチン/パリ・サンジェルマン)
2020年 新型コロナウイルス感染症の世界的流行により選出なし
2019年 リオネル・メッシ(アルゼンチン、バルセロナ)
2018年 ルカ・モドリッチ(クロアチア/Rマドリード)
2017年 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/R・マドリード)
2016年 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/R・マドリード)
2015年 リオネル・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)
2014年 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/R・マドリード)
2013年 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/R・マドリード)
2012年 リオネル・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)
2011年 リオネル・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)
2010年 リオネル・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)
まとめ
今回はバロンドールについて詳しく調べてきました。
選考対象となるのは、シーズンでの成績やプレーだけでなく、今年11月のワールドカップも選考期間内に行われるため、そこでのパフォーマンスも重要となってくるでしょう。
ワールドカップに集うスター選手は同じくバロンドール有力候補でもあります。大舞台でどんな活躍をみせてくれるのでしょうか。
欧州シーズンをはじめ、今季の各国リーグをチェックし、バロンドールの行方にも想像を膨らませるのも大きな楽しみの一つです!!
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