こんにちは、スポカフェ編集部です!
11月に開幕を迎えるサッカーワールドカップカタール大会は出場国も決まり、現在は各国ともメンバー選考やチーム力強化を図っていることでしょう。
選手たちのプレーが光り輝くワールドカップは、世界中のサッカーファンが釘付けになり熱狂する大会であることはもちろんですが、長い歴史の中で数々の『ジンクス』が存在します。その中でも優勝国にまつわる興味深いジンクスは、ファンの間でも大きな話題となっています。
そこで今回は、ワールドカップで注目され続けている二つのジンクスについて紹介していきたいと思います!
【W杯のジンクス①】前回大会優勝国フランスはグループリーグで敗退する?
はじめに紹介するW杯のジンクスは、「前回大会の優勝国は次の大会ではグループリーグを勝ち抜けない」というジンクスです。2000年以降に開催された5大会のうち、4大会で前回優勝国がグループリーグで敗退しています。
内容は以下の通りです。
2006年独大会:優勝 イタリア代表➡2010年ドイツ大会(グループリーグ2分1敗:4位)
2010年南アフリカ大会:優勝 スペイン代表➡2014年ブラジル大会(グループリーグ1勝2分け:3位)
2014年ブラジル大会:優勝 ドイツ代表➡2018年ロシア大会(グループリーグ1勝2敗:4位)
上記のように、近年では極めて高い確率で前回優勝国が決勝トーナメントを前に大会を後にしていることがわかります。
また、グループ最下位となったケースも3度あり、本来の実力が発揮できないまま敗退しています。
主力選手の不調や怪我など原因はさまざまですが、どの国も本来ならばグループリーグを勝ち抜くチーム力を持っているはずです。それでも、これだけの不思議な事態が生じてしまうのがサッカーの怖さであり魅力でもあります。
2022年カタール大会では、前回優勝国のフランスがグループリーグを勝ち抜けるのか、それともジンクス通り敗退してしまうのか。本大会での結果が楽しみです。
【W杯のジンクス②】優勝国は必ず自国出身の監督

もう一つ紹介するのは、優勝国の監督についてのジンクスです。
これまで21回行われてきたワールドカップ全大会での優勝国の監督が何れも「自国出身」の監督となっています。もちろん代表チームの選手とは違い、監督は外国籍も認められています。
毎回、外国人監督に率いられるチームも多く見られるものの、優勝国を果たす国に関しては自国出身監督によって成し遂げられています。
サッカーファンにとっては、非常に興味深く、気になるジンクスと言えます。11月のカタール大会ではどの国が勝ち上がり、どの監督が優勝監督となるのか注目しながら、大会を楽しみましょう。
開催年 | 優勝国 | 監督 | 開催国 |
1930年 | ウルグアイ | アルベルト・スッピチ | ウルグアイ大会 |
1934年 | イタリア | ヴィットリオ・ポッツォ | イタリア大会 |
1950年 | ウルグアイ | ファン・ロペス | ブラジル大会 |
1954年 | 西ドイツ | ゼップ・ヘルベルガー | スイス大会 |
1958年 | ブラジル | ビセンテ・フェオラ | スウェーデン大会 |
1962年 | ブラジル | アイモレ・モレイラ | チリ大会 |
1966年 | イングランド | アルフ・ラムゼイ | イングランド大会 |
1970年 | ブラジル | マリオ・ザガロ | メキシコ大会 |
1974年 | 西ドイツ | ヘルムート・シェーン | 西ドイツ大会 |
1978年 | アルゼンチン | セサル・ルイス・メノッティ | アルゼンチン大会 |
1982年 | イタリア | エンツォ・ベアゾット | スペイン大会 |
1986年 | アルゼンチン | カルロス・ビラルド | メキシコ大会 |
1990年 | 西ドイツ | フランツ・ベッケンバウアー | イタリア大会 |
1994年 | ブラジル | カルロス・アルベルト・パレイラ | 米国大会 |
1998年 | フランス | エメ・ジャッケ | フランス大会 |
2002年 | ブラジル | ルイス・フェリペ・スコラ―リ | 日韓大会 |
2006年 | イタリア | マルチェロ・リッピ | ドイツ大会 |
2010年 | スペイン | ビセンテ・デル・ボスケ | 南アフリカ |
2014年 | ドイツ | ヨアヒム・レーヴ | ブラジル大会 |
2018年 | フランス | ディディエ・デシャン | ロシア大会 |
まとめ
今回は、ワールドカップの舞台で語り継がれるジンクスについて振り返ってきました。特に気になるのが前回優勝国の早期敗退のジンクスです。
2000年代ではジンクスの通り、グループリーグで敗退という結果が目立っています。その中でも、2002年日韓大会優勝国のブラジルは、翌2006年のドイツ大会では決勝トーナメントベスト8進出を果たしており、グループリーグでも3戦全勝と強さを見せつけています。
ワールドカップ優勝国は言わずと知れたサッカー伝統国。グループリーグでも毎回のようにシードされるほどの実力を備えています。それでも、信じられないような結果が起きてしまうのが、サッカーという競技の怖さでもあります。
優勝国の監督も含め、今回紹介したジンクスの行方に注目しながら、4年に一度の祭典を楽しみましょう!!
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