東京オリンピック 聖火リレーの日程やルートは?誰がランナーとして走る?

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こんにちは、スポカフェ編集部です!

今年いよいよ開催となる東京オリンピックに向けて、3月25日(木)から聖火リレーが始まります!

今回のオリンピックはコロナ禍ということもあってさまざまな障壁があり、森元組織委員会会長の女性蔑視発言などの影響もあいまって辞退者が続出するという事態になりました。

著名人では田村 淳氏を始め、五木 ひろし氏や阿部 真央さん、藤井 聡太氏といった誰もが知るような顔ぶれが辞退してしまったことでも大きなニュースとなっていました。

コロナ禍での開催に関して、感染拡大の観点から賛同できないという人もいれば、経済的な見方や競技者の立場に立って考えたり、コロナ禍だからこそ希望を繋ぐ必要があるという考えがあったりと、人それぞれオリンピックの聖火リレーに対する見解が異なります。

いずれにしても組織委員会としては開催することを前提に計画が進められており、聖火リレーはいよいよ始まります。

本記事では、聖火リレーがどのように行われていくのかを紹介します。

聖火リレーとは

聖火リレーについて、東京オリンピック公式サイトには以下のように記載されています。

聖火リレーとは、ギリシャ・オリンピアの太陽光で採火された炎を、ギリシャ国内と開催国内でリレーによって開会式までつなげるものです。 オリンピックのシンボルである聖火を掲げることにより、平和・団結・友愛といったオリンピックの理想を体現し、開催国全体にオリンピックを広め、きたるオリンピックへの関心と期待を呼び起こす役目を持っています。

要約すると、ギリシャで生まれた炎をギリシャ国内と開催国内(今回の場合は日本)でリレーをして繋ぐということですね。

テレビなどでよく見る光景は、聖火リレー終盤のゴール部分であることが多く、その裏では数ヶ月にも及ぶ道のりをたくさんの人が繋ぐ壮大なリレーをしていることが分かります。

ちなみに、東京オリンピック2020の聖火リレーコンセプトは「Hope Lights Our Way/希望の道を、つなごう。」です。

東京オリンピック 聖火リレーの日程・ルート

聖火リレーは3月25日(木)から始まり、全ての都道府県を経由して最終的に東京都でオリンピック開催中にゴールとなっています。

ルートは福島県から始まり、段々と南下していきます。沖縄県までたどり着いた後はまた北上し、北海道や東北地方を一通り回ったら静岡県に行きます。最後に、関東圏を回って東京に来ます。

以下に各都道府県をリレーする順番やスケジュールを紹介します。

1 福島県 3月25日(木)~27日(土)
2 栃木県 3月28日(日)~29日(月)
3 群馬県 3月30日(火)~31日(水)
4 長野県 4月1日(木)~2日(金)
5 岐阜県 4月3日(土)~4日(日)
6 愛知県 4月5日(月)~6日(火)
7 三重県 4月7日(水)~8日(木)
8 和歌山県 4月9日(金)~10日(土)
9 奈良県 4月11日(日)~12日(月)
10 大阪府 4月13日(火)~14日(水)
11 徳島県 4月15日(木)~16日(金)
12 香川県 4月17日(土)~18日(日)
13 高知県 4月19日(月)~20日(火)
14 愛媛県 4月21日(水)~22日(木)
15 大分県 4月23日(金)~24日(土)
16 宮崎県 4月25日(日)~26日(月)
17 鹿児島県 4月27日(火)~28日(水)
18 沖縄県 5月1日(土)~2日(日)
19 熊本県 5月5日(水)~6日(木)
20 長崎県 5月7日(金)~8日(土)
21 佐賀県 5月9日(日)~10日(月)
22 福岡県 5月11日(火)~12日(水)
23 山口県 5月13日(木)~14日(金)
24 島根県 5月15日(土)~16日(日)
25 広島県 5月17日(月)~18日(火)
26 岡山県 5月19日(水)~20日(木)
27 鳥取県 5月21日(金)~22日(土)
28 兵庫県 5月23日(日)~24日(月)
29 京都府 5月25日(火)~26日(水)
30 滋賀県 5月27日(木)~28日(金)
31 福井県 5月29日(土)~30日(日)
32 石川県 5月31日(月)~6月1日(火)
33 富山県 6月2日(水)~3日(木)
34 新潟県 6月4日(金)~5日(土)
35 山形県 6月6日(日)~7日(月)
36 秋田県 6月8日(火)~9日(水)
37 青森県 6月10日(木)~11日(金)
38 北海道 6月13日(日)~14日(月)
39 岩手県 6月16日(水)~18日(金)
40 宮城県 6月19日(土)~21日(月)
41 静岡県 6月23日(水)~25日(金)
42 山梨県 6月26日(土)~27日(日)
43 神奈川県 6月28日(月)~30日(水)
44 千葉県 7月1日(木)~3日(土)
45 茨城県 7月4日(日)~5日(月)
46 埼玉県 7月6日(火)~8日(木)
47 東京都 1日目 – 3日目7月9日(金)~11日(日)
47 東京都 4日目 – 6日目7月12日(月)~14日(水)
47 東京都 7日目 – 9日目7月15日(木)~17日(土)
47 東京都 8日目(小笠原諸島)7月16日(金)
47 東京都 10日目 – 12日目7月18日(日)~20日(火)
47 東京都 13日目 – 15日目7月21日(水)~23日(金)

聖火リレーのランナーは誰が走る?

聖火リレーのランナー募集はすでに終了していますが、参加するための特別な要件はほとんどありませんでした。2008年4月1日以前の生まれであり、自分の意志で聖火を運ぶことができる人であればほとんど誰でも応募できました。

・一般人

走行希望地域にゆかりがある方で、国籍や障がいの有無なども問わず一人あたり約200mのリレーをして聖火を繋ぎます。

ただし国会議員や首長、及びこれを目指す方は対象外となっていました。

また政治思想や宗教、個人や店舗などのPR行為はNGです。

・芸能人

女優の石原 さとみさん、女優・のん、お笑い芸人コンビのサンドウィッチマン、タレントの壇蜜さん、俳優の香川 照之氏など、数多くの著名人が聖火リレーに参加する予定となっています。

この他にも多数の著名人が参加する予定です。

まとめ

今回のオリンピックはどうしても一筋縄でいかない部分もありますが、もう間もなく開催という段階に来ています。

もしかしたら今後も辞退者が出てくるかもしれませんが、それでも東京オリンピックの開催はされると予想されています。

開催されるのであれば、オフラインでの観戦はなるべく避けるなどの感染症の対策だけは万全に行った上で大会を楽しむのが吉です。

聖火リレーで希望を繋ぎ、そこに参加した方やそれを見た方が明日を強く生きる勇気を手にすることができれば、オリンピックの存在意義も達成されることでしょう。