こんにちは、スポカフェ編集部です!
テレビでの野球観戦は、好きなチームの勝敗、贔屓の選手のプレーなど“野球そのもの”を見るには、カメラの数も多いことから十分かもしれません。それはそれで良いものなのですが、球場へ行けば+@となる楽しみが盛りだくさん。選手を間近に見られるのはもちろんのこと、打球、投球、ワンプレーによって上がる生の歓声。チームによって違う個性のある応援も魅力のひとつです。
でも「まだ野球は見始めたばかりで…」と球場観戦に今一歩踏み出せない人もいるかもしれません。もちろん球場は野球を見るのがメインですが、入り口が試合やプレーである必要はないのです。例えばグルメはどうでしょう?球場ではそこでしか食べられない限定品、野球にかかわりがありながらも味と個性を盛り込んだお弁当がたくさんあります。
今回はそんな球場グルメの中から、東京ヤクルトスワローズが本拠地とする明治神宮野球場のお弁当、とくに“選手プロデュース弁当”に絞って紹介していきましょう。都会の真ん中にある緑豊かな明治神宮野球場は、アクセスの良さからナイターなら仕事終わりに寄れることからも、プロ野球観戦の入り口としてはおススメの球場です。
<山田哲人、青木宣親選手のプロデュース弁当は?>
山田哲人選手プロデュース「哲人の特性そぼろ弁当」(1,300円)
哲人の特製そぼろ弁当。 pic.twitter.com/KdQxbRSMPD
— Kosei_tokyo14 (@k_tokyo14) 2018年4月8日
東京ヤクルトスワローズの背番号1というのは、チームの顔となる選手が付けるもの。現在スワローズの背番号1は、走攻守揃った選手として25歳の若さで日本のトッププレーヤーまで上り詰めた山田哲人選手。球団が行った“イケメンコンテスト”でも1位となった老若男女問わず人気を誇るまさにチームの顔ともいえる選手です。その山田選手がプロデュースしたのが、「哲人の特性そぼろ弁当」。
山田選手が幼い頃から好物だったというそぼろに、「背番号1」をイメージしたエビフライが真ん中にどんと乗っています。卵焼きには「1.哲人」という文字も。ただそこはスポーツ選手、栄養バランスも考え、きんぴらとひじきがが入っています。付け合わせのようですが、山田選手にとってはなくてはならないメニューだということ。意外にあっさり食べられるので、山田選手もあって女性に人気があるようです。
その山田選手の前に背番号1をつけていたのが、青木宣親選手。スワローズでキャリアを積み、記録を打ち立てて海を渡りメジャーへ。野球選手としては小柄なことから、大きな期待は掛けられていませんでしたが、這い上がり7年間メジャーリーガーとして活躍し、2018年にスワローズへ帰ってきました。
青木宣親選手プロデュース「アメリカ帰り青木宣親のステーキBOX」(1,600円)

そんな青木選手のプロデュース弁当は、「アメリカ帰り青木宣親のステーキBOX」(1,600円)。その名の通り、ライスの上にステーキが敷き詰められたお弁当。強過ぎないガーリック風味でスタミナも付きそうです。付け合わせは口直しのコーンにマッシュポテト。小さな体で野球の本場メジャーリーグで活躍した青木選手のプレーを表現しています。見た目よりもガッツリしているお弁当なので、こちらは男性向きかもしれませんね。
<まだまだある人気選手のプロデュース弁当>
坂口智隆選手プロデュース「グッチの関西づくし弁当」(1,300円)
関西づくし弁当はソース系ば。ぐっち、どんだけソース好きなんwタコしょうゆ煮美味しかった♪ pic.twitter.com/ZDS8gVtu8p
— れい (@rererei1026) 2018年5月26日
今やグランドで女性の視線をくぎ付けにしているのが、“グッチ”こと坂口智隆選手。兵庫県明石市出身でプロとしてのキャリアを大阪でスタートさせた坂口選手がプロデュースしたのが「グッチの関西づくし弁当」(1,300円)。横長のお弁当で、左角は「坂口智隆42」とネーム入りのノリが乗ったご飯と好物だというそばめし。関西といえば名物の串カツに明石で有名なタコも入っています。
まさに“づくし”といえるほど関西ゆかりのおかずが盛りだくさん。バラエティーに富んではいますが、量はほどほどですから、女性に人気の高い坂口選手のファンにはピッタリですね。
川端慎吾選手プロデュース「川端慎吾のオリジナルのり弁」(1,300円)
勝ったネ??✨
( i _ i )ヤッター??
昨日食べられなかった川端選手のお弁当が晩御飯。海苔に小さくサインがしてあってうるうるしました。ご飯は二段ののり弁でひとつひとつが美味しいです。ボリーミーでお腹空いているひとには大満足なお弁当だと思います!
????ぁ~嬉しい!!#swallows pic.twitter.com/i6qYxP76fi— 1994tokyo 君に見せたい神宮球場 (@Jingu_stadium) 2018年4月4日
こちらも関西出身で結婚しても人気の落ちない“燕のプリンス”こと川端慎吾選手。その川端選手がプロデュースしたのが「川端慎吾のオリジナルのり弁」(1,300円)。左側はおかかと昆布が挟まったのりが二重になったご飯。のりにはシルエットとして川端選手の打撃フォームが描かれています。
右側には大きなサケ、ハンバーグにちくわの天ぷらと誰もが好きな定番おかずが並ぶボリュームたっぷりのお弁当。華麗な打撃が売りの川端選手ですが、お弁当はスタミナ型。選手プロデュース弁当の中でおそらくボリュームはトップ。お腹がすいているときは、女性でもおススメです。
由規選手プロデュース弁当「由規の牛たん奪三振弁当」(1,300円)
由規の奪三振牛たん弁当でお昼! pic.twitter.com/toGwTdPt8H
— RN与太ガラス/HNイソップ (@isop_yotagaras) 2018年3月18日
仙台出身の由規投手がプロデュースしたのは「由規の牛たん奪三振弁当」(1,300円)。速球派の由規投手には奪三振が似合います。その好投に願いを掛けて三振と3種類の牛たんが並んだお弁当です。
小川泰弘選手プロデュース「ライアン小川の豪快焼き29重」(1,300円)
ライアン小川の豪快!焼29重
( ゚Д゚)ウマー pic.twitter.com/EHXXX81VSQ— くまっぽいもの (@K20_yokoyoko) 2018年3月19日
若きエース小川泰弘投手は、メジャーの大投手ノーラン・ライアンをお手本にしたことから、愛称が“ライアン”。プロデュースしたお弁当はその名も「ライアン小川の豪快焼き29重」(1,300円)。背番号29と肉が掛かっているお弁当です。焼肉好きなところと、小川投手らしいシンプルかつ大胆な仕上がりになっています。
中村悠平選手プロデュース「ムーチョのナイスキャッチ弁当」
今日は
ムーチョのナイスキャッチ弁当? pic.twitter.com/9XvPpFDbU8— ゆんた@6/13.23マリン7/1横浜 (@yunta111) 2018年4月4日
投手陣を支えるチームのキャプテン中村悠平捕手のプロデュース弁当は、「ムーチョのナイスキャッチ弁当」どんな球でも受け止めるキャッチャーというポジションから、“捕る”からイメージされた鳥づくしのお弁当。 つくねや唐揚げが薄味で仕上がった、女性向けのヘルシー弁当です。
【番外編】選手以上に人気?マスコットのお弁当
「つば九郎米弁当」(800円)
つば九郎米弁当おいしかったです。 #swallows pic.twitter.com/GrI0sll3AY
— こんぶだし (@kombudashi) 2018年5月25日
選手ではありませんが、今はプロ野球球団のマスコットの枠を超えて活躍するのが、「つば九郎」。ペンギンと間違われやすいですが、スワローズのマスコットですから当然つばめです。そのつば九郎のお弁当が、「つば九郎米弁当」(800円)。つば九郎もイベント出演している新潟県燕市で出来たブランド米?「つば九郎米」にご当地グルメの燕餃子、唐揚げに御口直しの野菜の煮物が入った王道のお弁当。
「つば九郎つばみ弁当」(1,000円)
今日の神宮球場グルメ。
つば九郎つばみ弁当。 #swallows pic.twitter.com/jvjQPtl2GL— あふろ03 (@03afro) 2017年6月2日
そんなつば九郎と妹つばみのお弁当が「つば九郎つばみ弁当」(1,000円)。ごはん部分はピラフで、つばみの好物サラスパが口の中をサッパリとさせてくれる定番品。「つば九郎米弁当」「つば九郎つばみ弁当」はともに、マイナーチェンジをしながら、マスコットとともに愛され続けているお弁当です。
<電子マネーも使える進化する球場売店>
選手プロデュースのものだけでなく、崎陽軒の「シュウマイ弁当」や叙々苑の「焼肉弁当」といった名物弁当もあります。また今回は紹介出来ませんでしたが、ヘルメット型の容器に入った唐揚げやフライドポテト、ウインナー盛り。昔から名物といわれている「神宮カレー」も健在。球場のイベントと連動し、期間限定のメニューも東京ヤクルトスワローズや明治神宮野球場のHPを見れば、いつ食べられるかわかります。
一部店舗ではEdyやSuicaやPASMOの交通系電子マネーが使えるようになるなど、メニューだけでなく進化を続ける明治神宮野球場の売店。売り切れるお弁当もあるので、球場へ行ったら席へ着く前に買いに行けば選ぶ楽しさも味わえます。お弁当屋さん、コンビニに負けないだけのバラエティー豊富なメニューを誇る明治神宮野球場の各売店。
まとめ
明治神宮野球場は野外の球場ですから、ナイターなら夜空を見ながらお弁当を食べられます。プレーに声を出し、応援で楽しむ。そんな本当の“外食”を楽しんでみませんか?