毎年恒例ヤクルト「TOKYO燕プロジェクト」を見に行く!

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毎年恒例ヤクルト「TOKYO燕プロジェクト」を見に行く!




紘野涼
フリーライター。野球に関しては、日本初、個人、部外者による特定球団を対象にした有料課金ブログ「スワローズ観察日記R」を展開。休眠状態の「野球ファンネット」のコアメンバー、メインライター、ベースボールタイムズオンライン「アウトサイドレポート」企画、ライターの他、媒体への寄稿もあり。

こんにちは、スポカフェ編集部です!

神宮の杜の中にある明治神宮球場。そんな緑に囲まれたスタジアムを”緑色”に染める東京ヤクルトスワローズのイベント「TOKYO燕プロジェクト」も今年で6周年。毎年恒例のイベントですが、その規模はどんどん拡大しています!

行けなかった人は来年の楽しみに、参加した人は思い返して…そんな記憶の記録としての「TOKYO燕プロジェクト」観戦記。

燕パワーユニフォームを着ているので一目でわかるスワローズファン。思いっきり東京ヤクルトスワローズを応援したいファンには打ってつけです。

イベント、野球、花火と欲張りなあなた?、今季のイベントDAY観戦の予定がある人たちも参考にどうぞ!

試合前から熱い、ヤクルト「TOKYO燕プロジェクト」

毎年恒例となった明治神宮球場で夏に行われる東京ヤクルトスワローズのイベント「TOKYO燕プロジェクト」。

✔︎円=コミュニティーサークル
✔︎スワローズとの縁を深める
✔︎エンターテインメント
✔︎エンパワーメントで勝利に向けて選手たちへパワーを

というテーマを柱に、グランド上だけでなく、グルメ、スタジアム外周を含め、例年以上の企画が盛りだくさんでした。

開門直後につば九郎&ドアラのイベント!

開門と同時にバックネット裏7番入口のイベントスペースに人だかりが出来ています。ここへ登場したのが、東京ヤクルトスワローズのメインマスコット「つば九郎」と中日ドラゴンズのこちらも人気マスコット「ドアラ」が名古屋からゲスト出演。

多くのファンに囲まれ、“しゃべらない会見”が行われていました。

入場して受け取る「TOKYO燕ユニフォーム」を受け取りテンションアップ!

入場ゲートをくぐると、今年の「燕パワーユニフォーム」が配られます。続いてコンビニで売られている球団情報誌「丸ごとスワローズ」が無料配布。

毎年恒例ヤクルト「TOKYO燕プロジェクト」を見に行く!

さらに今日のイベントで使われるグリーンライトシールなど手にたくさんのものを抱えて、球場内に入っていきます。

座席へつくと、早速燕パワーユニフォームに着替える人が多数。試合前からどんどんスタンドが緑色に染まっていきます。

グルメも”緑=燕”をテーマに特別メニュー豊富

燕パワーユニフォームに着替え、身支度を整えたら、ちょっと腹ごしらえに売店へ。イベントが行われる日は、お弁当なども売り切れが多く出るため、試合前に買うのがおススメなのです。

グルメも”緑=燕”をテーマに特別メニュー豊富

とくにこの日は「TOKYO燕プロジェクト」の限定メニューを各売店が販売。イベント試合、日曜日ということで、すでに長蛇の列が出来ていました。

その中でも内野売店で人気があったのが、「銀だこ」の「燕パワーネギマヨラー醤ねぎ増量」。“ねぎ増量”が緑に掛かっているのですね。

グルメも”緑=燕”をテーマに特別メニュー豊富

ポテトと唐揚げがセットになった「緑ヘルメットバスケット」も燕パワー使用。子供は当然、大人のファンも可愛い緑のヘルメット容器を持って歩いていました。

グルメも”緑=燕”をテーマに特別メニュー豊富

グランドで行われている選手たちの練習風景を見ながら、食べていると汗がどんどん流れていきます。これはたまらない…そこで再び買いに行ったのが、酷暑の夏、大人気のパイン氷。

グルメも”緑=燕”をテーマに特別メニュー豊富

普段は目に鮮やかな黄色いパイナップルが乗ったかき氷ですが、今日はこれも「燕パワーパイン氷」で緑色。味はちょっとサッパリ加減で、少し涼やかになったところで、試合開始を待ちます。

つば九郎&つばみの共演!ドアラにPontaも加わって♬いよいよ試合開始!

まだナイトゲームとは言えない中、試合前の恒例、スタメン発表前の「つば九郎の一言」。この日は同時イベント「ローソンPontaDAY」ということで、つば九郎がゲストのPontaをいじっていました。

つば九郎&つばみの共演!ドアラにPontaも加わって♬いよいよ試合開始!

緩んだ雰囲気をつばみとPassionがキレキレのダンスを見せ、試合前の盛り上がりを加速させていきます。さあ試合開始です!

バレンティンの燕プロジェクト開始の号砲!

中日ドラゴンズに先制を許したスワローズですが、「TOKYO燕プロジェクト」開始の合図かのように、その裏ウラディミール・バレンティンが、レフトスタンドへ花火より早い本塁打を打ち込み、緑に包まれたスタンドを盛り上げます。

しかし応援では劣勢の中日ドラゴンズもレフトポール際に陣取るファンに応えようと反撃。試合はシーソーゲームとなりイベント同様熱く緊張感のある展開。イベントよりも野球というファンも満足する内容で進行していきます。

シーソーゲームの5回裏グリーンライトでスタジアムは緑一色

いくら野球第一と言ってもそこは日本人。5回裏終了時に打ちあがる300発の花火は楽しみにしていたのでしょう。

シーソーゲームの5回裏グリーンライトでスタジアムは緑一色

ここでスタジアムDJのパトリックさんが合図をかけます。入場時にもらったグリーンライトシールを張ったスマホの出番。グリーンのライトがスタンドに集まり、グランドを照らします。

つば九郎&つばみの共演!ドアラにPontaも加わって♬いよいよ試合開始!

そしてドンという音とともに花火の打ち上げ。この美しさには、どちらのファンも関係なく大歓声。夏の風物詩花火を30,000人以上の人たちと座って余裕を持ち見られるのは、おそらくこの明治神宮球場だけでしょう。これを楽しみに球場へ足を運ぶ人がいるぐらい長年続くイベントです。

グリーンライトの点灯という新たな企画との融合は大成功といっていいぐらいの盛り上がりでした。

7回の東京音頭でスワローズを後押し!

試合は両チーム決定打が出ないまま終盤へ。
数々の名場面を作ってきた「TOKYO燕プロジェクト」、東京ヤクルトスワローズとしては負けるわけにはいきません。

選手と同じユニフォームを着たファンたちの、7回東京音頭の大合唱もいつもより大きく迫力が感じられました。

山田哲人の一発で試合を決める!

そんなファンの後押しの中生まれたのが、若き主砲山田哲人の一発!打った瞬間わかる打球がレフトスタンドへ飛び込むと、ボルテージは最高潮。

燕パワーの日だけの特別仕様、緑の文字のスコアボードがスワローズの勝利を表します。ウラディミール・バレンティンの一発に始まり、山田哲人の本塁打で締める、今年の名場面を作った2人がヒーローインタビューのお立ち台。

それを見届けファンは、勝利の余韻に浸りながら、燕パワーユニフォームを着たまま、夏の宴に満足な表情を浮かべ、それぞれの家路へ向かっていくのでした。

来週は「TOKYO燕日」!まだまだスワローズのイベントは続々と!

今年も大いに盛り上がった「TOKYO燕プロジェクト」。来年はどんな企画で楽しませてくれるのか?今からわくわくですね。

来週7月31日~8月2日までの広島カープ3連戦の「TOKYO燕日」、8月7日~9日の横浜DeNAベイスターズ3連戦の「KIDS PROJECT」とまだまだ東京ヤクルトスワローズのイベントは続きます。もちろん恒例の花火の打ち上げも9月2日(日)まで継続。

また8月24日横浜DeNAベイスターズ戦、9月5日、6日の中日ドラゴンズ戦は、ビール好きにはたまらない「ビール半額ナイター」が行われ、球場の暑さにつられ、2杯、3杯と紙コップがどんどん積まれていきそうですね。グランドでは混戦となっているペナントレースで上位を目指す、東京ヤクルトスワローズの熱い戦いが続きます!

仕事や学校では暑いのが気になるものの、球場ではそれすら季節を実感出来しているという満足感が得られるはず。夏と言えば海…だけでなく球場も楽しいですよ!熱中症にだけは気を付けて、夏の球場でのプロ野球観戦楽しんでみませんか?

ヤクルト名物『つば九郎DAY2018~海の日~』を見に行く!はこちら

『つば九郎DAY2018~海の日~』を見に行く!

2018.07.14

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SportsMap公認ライター。野球に関しては、日本初、個人、部外者による特定球団を対象にした有料課金ブログ「スワローズ観察日記R」を展開。休眠状態の「野球ファンネット」のコアメンバー、メインライター、ベースボールタイムズオンライン「アウトサイドレポート」企画、ライターの他、媒体への寄稿もあり。