こんにちは、スポカフェ編集部です!
プロ野球ペナントレースも中盤に迫り、各チームともに正念場を迎えている状態です。お気に入りのチームの現況はどうでしょうか。そんな熱戦の中を持ったその時の為に座席について記事を書きたいと思います。足繁く通い詰め、人生の苦楽を阪神タイガースとともに歩んできたからこそ、皆様にお伝えしたいことがございます。球場にまだ足を運んだことの無い方には是非ともご覧頂きたいと思います。いつか観戦の機会を持ったその時の為に。観戦において、座席が占める満足度の割合は大きなものがあります。
これだけは知っておこう!甲子園球場の座席の種類
座席は大まかに分けますと、
- バックネット裏
- 内野席
- アルプス
- 外野席
となります。詳細に区分けを行えばシート名称なども更に踏み込めますが、今回は上記のカテゴリーにて紹介したいと思います。試合の見え方はもちろんのことながら、好んで狙った座席に足を運ぶ方も多い為、自分に合った席を選ぶことが肝要です。関西というお土地柄、応援は熱狂的な部分ももちろんありますが、心の温かい人たちばかりですので、観戦を通して仲良くなることも多いでしょう。
根底が似通っていれば心が通じ合うこともまた多いはずです。そうして広がっていく人脈は心地よく、球場に足を運ぶ回数も増えてくるものですよね。
球場全体を見ながら観戦できるバックネット席
バックネット席は球場全体を見渡せる席であり、観戦には非常に適した席であると共に、選手の一挙一動が良く見える席になっています。雨傘たる「銀傘」も添えられています。阪神園芸の方々がいらっしゃる限り、土砂降りの雨でない限りはゲームが無効になることはありません。そんな時にも傘を持たずに応援できるありがたさと言ったらないでしょう。
快適に過ごせるその空間ですが、残念ながら年間予約指定席となっており、一般販売はございません。稀にネットオークションなどで見かけうがますが、快適に見合ったお値段となるとなかなか手が出ません。コネクションに頼ったりなど、主体的な動きだけでは苦労することでしょう。
それでもチャンスが無いわけではありませんので、機会を得た場合は是非と堪能して頂きたいと思います。全体を見渡せることから、守備の陣形やバッテリーの狙いなどを予測することは楽しく、まるで自分がチームの一員として参加しているかのような熱を感じ取ることもできます。知らず、ネクストバッターズボックスに歩いていってしまっているやも?
監督やコーチの指示まで見える内野席
内野を見下ろすような形で観戦を楽しむことができる席で、丁度バックネット席の左右を伸ばした席にあたります。下段は選手を間近で見ることができ、上段では少し引いた状態ながらも内野グラウンドを見渡すことができます。

試合中は打球の行方を追えるほどの臨場感に溢れた席になっており、監督やコーチの指示を見ることもでき、打席に入る選手どうしの情報交換など細部までを見ることができる為、観戦に重きを置きたい方にはお勧めの座席となっています。私も観戦に行く場合は内野席で観戦することが多く、にわかファンながら、予測を立てて楽しんでいます。
後ほどご紹介する外野席に比べると応援は緩やかかな、というのが私のイメージ。お値段は大体4,500円程度になっています。外野席は攻撃中は立ったままでの応援をする方がおられたりしますが、内野席は攻撃中でも座ったままで試合を観戦することができます。名物カレーを食べながら試合の行方を見守ることが私にとっての至福の時、スコアが有利に動けば言うことはありませんね。
外野選手のプレーを見たいならアルプス席
内野席からファールポールまでの席を指してアルプス席と呼びます。内野席と景観はそう大きく変わりませんが、やはり角度がついてしまう為、目当ての選手を探したりなどは少し不向きになってくる部分があるかも。しかしながら、外野手の選手を近場で見ることができたり、リリーフカーをいち早く見ることができたりと有利に働くことが多い席でもあります。
お値段は内野席より少し下がって2,500円程度。プロ野球よりも高校野球でのイメージが強いかも。アルプスレポートは有名で、各校の応援団が陣取る場所でもあります。お目当ての選手が外野手であるならば文句のないロケーションだと思います。セットアッパーが大切になってくる踏ん張りどころの場面では、どの席よりも近くリリーフ投手を見ることができるのも売りの席ですね。
応援を楽しみたいなら外野席
さて、阪神タイガースと言えば熱狂的な応援。それを肌で熱く感じることができる席、それが外野席です。ライト側に踏み入ってしまうと、く冷たい視線が刺さってきますのでご注意を。逆に阪神タイガースファンの方はレフト側に踏み入ってはいけません。ビジターの応援席ですので阪神ファンは踏み入ると同じく視線が痛い。チケットをご購入の際には必ずご確認ください。
お値段は2,000円ほどと、上記でご紹介してきた席に比べるとお安くなっております。声を枯らして声援を送り、選手の鼓舞の為には明日の予定すらも厭わない。これが関西の応援。結構、オールスタンディングと思われるかもしれましれませんが、今ではそこまでではないようですね。知人談ですが、座ったままでも十分観戦を楽しめた、とのこと。
私は先述の通り、好んで内野席での観戦が多いのですが、チケットが取れなかった時には外野席でメガホンを振っています。そこでは友情が生まれやすい。タイムリーに狂喜乱舞し、知らない間に友人になった数はいざ知らず。初見の方は一度ならず足を運んでもらいたい応援席だと思います。
チケットの購入方法
座席を分けてご紹介を行ってきましたが、いかがでしたでしょうか。それぞれの座席に特色があり、知識としての準備は手助けできたかなと思います。観戦を楽しむことはもちろん、自分に合った座席を確保することが大切だと思います。
また、チケットの入手方法ですが、一般的には阪神タイガースの公式サイトやチケットサイトの「チケットぴあ」などから購入が可能となっております。他のスポーツと同様にチケット販売店でも購入することは可能です。また、わずかではありますが、当日販売も球場にて行われる場合がありますので、もしもの時には先に球場に問い合わせて確認しておくようにしましょう。
最後に
今回は座席をメインに据えた周辺事情をご紹介しました。楽しむ為、少しの時間に手間をかけるだけで喜びを大きくすることができます。伝統続く希代の球場にて、どこかの座席でお会いしましょう。
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