こんにちは、スポカフェ編集部です!
オリンピックイヤーの今年、オリンピック出場組のサッカー日本代表U-24の活躍が期待されています。
2020年に開催される予定だった東京オリンピックの開催が1年延期されたことに伴い、年齢制限が「97年1月1日生まれ以降」の選手となり、U-24での出場が可能となりました。
この記事では、U-24世代の選手たちの特徴と、彼らの東京オリンピックに向けた試合のスケジュールをご紹介します。
黄金世代と呼ばれるU-24組
東京オリンピックが1年延期された結果、いつもと異なりU-24というカテゴリーとなったこの世代ですが、昨年まではいわゆるU-23と呼ばれた世代の選手たちが、オリンピックの日本代表選手の中心になります。
具体的には1997年1月1日以降に生まれた選手たちの世代となり、一般的には「ミレニアム世代」と呼ばれている世代でもあります。
西暦2000年前後に生まれたこの若い世代は、サッカーでは「黄金世代」と呼ばれるほど才能豊かな選手が揃っており、そのため東京オリンピックで彼らの活躍が期待されています。
U-24サッカー日本代表の注目選手
ポジション別に注目選手を見てみると、まず人材豊富なのがアタッカー陣です。97年生まれの三好康児(アントワープ)や前田大然(横浜Fマリノス)、98年生まれの堂安律(ビーレフェルト)と食野亮太郎(リオ・アヴェFC)、99年生まれの安倍裕葵(バルセロナB)という選手がひしめきます。
2000年以降に生まれた選手にも逸材が多く、現在スペインリーグで活躍する久保建英を始めとした期待の若手選手が揃っています。中村敬斗も、両サイドとシャドウをこなせるマルチな能力を備えている注目の選手です。
GKは、99年生まれの大迫敬介(広島)か2000年生まれ谷晃生(湘南)のどちらかがオリンピックでプレーすることになると予想されています。
センターバックは、98年生まれの富安健洋(ボローニャ)はまず間違いないと見ていいでしょう。97年生まれの岩田智輝(横浜Fマリノス)や2000年生まれのDF瀬古歩夢(C大阪)あたりも中心選手となる可能性が高いです。
右アウトサイドは、99年生まれの橋岡大樹(シント=トロイデン)。左アウトサイドは杉岡大暉(鹿島)の2人がオリンピックでもプレーする可能性が高く、ボランチは98年生まれの田中碧(川崎)の評価が非常に高いです。
U-24組の2021年の試合スケジュール
個々のレベルが高く、海外でも活躍している選手の多いU-24世代ですが、新型コロナウイルスの感染拡大により、現状ではU-24 世代のオリンピック前の親善試合が設定できていません(2021年2月18日現在)。また、海外でプレーする選手も自由に日本を入国・出国するのが難しいのが現状です。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、U-24組の2021年の試合スケジュールは、日程と会場は決まっているものの、対戦相手が未定となっています。
日付 | 試合 | 対戦相手 | 会場 |
3月26日(金) | 国際親善試合 | 未定 | 東京スタジアム |
3月29日(月) | 国際親善試合 | 未定 | 北九州スタジアム |
6月5日(土) | 国際親善試合 | 未定 | ベスト電器 スタジアム |
6月12日(土) | 国際親善試合 | 未定 | 豊田スタジアム |
7月12日(月) | キリンチャレンジカップ2021 | 未定 | 長居球技場 |
JFA公式サイト(2021年2月16日現在)
7月12日(月) | キリンチャレンジカップ2021 | 未定 | 長居球技場 |
7月17日(土) | キリンチャレンジカップ2021 | 未定 | ノエビアスタジアム神戸 |
7月23日(金) ~8月8日(日) | 東京オリンピック | 未定 | 各地スタジアム |
まとめ
昨年から感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響により、1年延期された東京オリンピック。そのオリンピックで金メダルの獲得を目標に掲げるU-24日本代表は未だに親善試合が計画できておらず、調整が遅れています。
こうした状況をどのように乗り越え、オリンピック本番を迎えるのか。前例のない戦いにU-24は挑んでいると言ってもよいのかもしれません。