こんにちは、スポカフェ編集部です!
プロ野球は開幕から一ヶ月以上が過ぎ、各チームとも激しい戦いを繰り広げています。ペナントレースは5月中旬に入って、いよいよセ・パ交流戦のシーズンとなります。
両リーグのチームにより普段は見られない対決を楽しめるのがセ・パ交流戦。2005年に初めて開催されてからは、2020年(新型コロナウイルスの影響)を除いて毎シーズン開催されてきました。
さらに、交流戦での成績や勝敗がそのままシーズンにも大きな影響を及ぼしてきていることや、セ・リーグとパ・リーグの対戦結果が、そのまま両リーグの力関係と重なるケースも見られています。
そこで今回は、過去10年間のセ・パ交流戦の勝敗数や優勝チーム、さらに表彰選手についても振り返っていきたいと思います!
プロ野球セ・パ交流戦のリーグ別の勝敗数
過去10年間の交流戦における各リーグの勝敗数、優勝チームは以下の通りです(2015年~2018年は『最高勝率チーム』として表彰)。
※勝敗の表記は「セ・リーグの勝利数:パ・リーグの勝利数 引き分け数」という形になっています。
開催年 | 勝利数(セ・リーグ:パ・リーグ) | 引き分け数 | 優勝チーム |
2011年 | 57:78 | 9分け | 福岡ソフトバンクホークス |
2012年 | 66:67 | 11分け | 読売ジャイアンツ |
2013年 | 60:80 | 4分け | 福岡ソフトバンクホークス |
2014年 | 70:71 | 3分け | 読売ジャイアンツ |
2015年 | 44:61 | 3分け | 福岡ソフトバンクホークス |
2016年 | 47:60 | 1分け | 福岡ソフトバンクホークス |
2017年 | 51:60 | 1分け | 福岡ソフトバンクホークス |
2018年 | 48:59 | 1分け | 東京ヤクルトスワローズ |
2019年 | 46:58 | 4分け | 福岡ソフトバンクホークス |
2021年 | 49:48 | 11分け | オリックス・バファローズ |
2005年の初開催以降、交流戦ではパ・リーグ優位の結果が続いていますが、ここ最近でもその傾向は続いているようです。
全体的な勝敗数はもちろんのこと、セ・リーグ球団の優勝も過去10年間では巨人が2度あるのみとなっており、これは2013年から2020年まで続いていた日本シリーズ結果(8シーズン連続パ球団が日本一)にも繋がる内容と捉えられます。
交流戦を通して両リーグの実力差がより顕著になっていると言えるのではないでしょうか。今季はセ・リーグ球団の奮起が見られるか、大いに注目です。
プロ野球セ・パ交流戦の表彰選手まとめ

過去10年における交流戦最優秀選手賞、日本生命賞を受賞した選手は以下の通りです。
開催年 | 最優秀選手賞(日本生命MVP) | 日本生命賞 セ・リーグ | 日本生命賞 パ・リーグ |
2011年 | 内川聖一(ソフトバンク) | 内海哲也(巨人) | 坂口智隆(オリックス) |
2012年 | 内海哲也(巨人) | 杉内俊哉(巨人) | 吉川光夫(日本ハム) |
2013年 | 長谷川勇也(ソフトバンク) | 能見篤史(阪神) | 田中将大(楽天) |
2014年 | 亀井善行(巨人) | 山田哲人(ヤクルト) | 則本昂大(楽天) |
2015年 | 柳田悠岐(ソフトバンク) | 畠山和洋(ヤクルト) | 菊池雄星(西武) |
2016年 | 城所龍磨(ソフトバンク) | 鈴木誠也(広島) | 大谷翔平(日本ハム) |
2017年 | 柳田悠岐(ソフトバンク) | 丸佳浩(広島) | 松本剛(日本ハム) |
2018年 | 吉田正尚(オリックス) | 石川泰稚(ヤクルト) | 石川歩(千葉ロッテ) |
2019年 | 松田宣浩(ソフトバンク) | 柳裕也(中日) | 鈴木大地(千葉ロッテ) |
2021年 | 山本由伸(オリックス) | D・ビシエド(中日) | 伊藤大海(日本ハム) |
上記の内容からもわかるように、最優秀選手は2018年を除いて、優勝・勝率1位チームから選出されていることがわかります。そして、MVPや日本生命賞に輝いた選手は、シーズンを通して活躍しているケースが殆どです。
昨年は交流戦MVPの山本由伸投手が、シーズンでも投手タイトル5冠に輝くなど、目覚ましい活躍を披露しています。また昨年の日本生命賞に選出された伊藤大海投手も、ルーキーながらシーズンを通して先発で投げ続け10勝を挙げ、新人特別賞(新人王に次ぐ表彰)を受賞しています。
交流戦はペナントレースでの勝敗への影響だけでなく、個人としてもシーズンを波に乗って過ごせるか重要な戦いということが良くわかります。今年は交流戦の舞台でどんなプレーヤーの活躍が見られるか非常に楽しみです!
まとめ
今回はプロ野球セ・パ交流戦について、過去10年間の勝敗や優勝チームなどを振り返ってきました。
通常のペナントレースとは異なり、リーグの違う球団との対戦は独特の緊張感や雰囲気に包まれます。その中で、この交流戦の結果が後のシーズンでも大きな影響を及ぼすことに関して、非常に興味深いものがあります。
勝敗数や優勝チームに注目してみると、パ・リーグ優位の結果が目立っている交流戦。ペナントレースの結果や順位にも反映されるため、さまざまな観点で楽しむことができるでしょう。
今年もパ・リーグの強さが見られるのか、それともセ・リーグが意地を見せるのか。2022年セ・パ交流戦の開幕はもう目の前です!
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