大谷翔平の凄さはエンゼルスタジアムの「見学ツアー」で判明した

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エンゼル・スタジアム




写真提供:@ori_rollingblue

日本の球団もちらほら開催しているスタジアム見学ツアー。その見学ツアーと似た企画が、メジャーリーグにもあります。ダグアウトやロッカールームの紹介など普段とは違ったスタジアムの観戦ができるとても楽しい企画です。

今回私は、大谷翔平選手の加入で話題のロサンゼルス・エンゼルスの本拠地エンゼル・スタジアムのツアーに参加してきましたたのでツアー記録をご紹介します。見学の中で大谷翔平選手の人気度合いが改めて実感しました。その内容も含めてご覧ください。

一回10ドルのエンゼルス・スタジアムツアー

エンゼル・スタジアムの見学ツアーは1日3回行われています。私が行った回の参加者は30人ぐらいでした。平日の昼間だったのですが、既に夏休みに入っていたせいか、子供も何人かいました。私は事前に球団公式ウェブサイトでチケットを購入してから行きましたが、その場で買うことも出来るようです。お値段は10ドルでした。

大谷選手のおかげでエンゼルスの経営が大幅アップ!?

ちなみに私が参加したときより1つ前の回は売り切れでした。後でガイドさんが教えてくれたのですが、日本人団体客の貸し切りだったそうです。

嘘か本当かわかりませんが、そのガイドさんが言うには、大谷がエンゼルスに来て以来、試合があってもなくても、日本人を載せた観光バスが1日に何回もエンゼル・スタジアムにやって来て、1日平均して700人ぐらいの日本人が球場のショップで大量の買い物をしていくのだそうです。エンゼルス経営サイドにとってまさに大谷様様なんでしょうね。

大切に扱われている球団の歴史

ツアーの開始時刻になると、ガイドさんの簡単な自己紹介とツアーの説明があり、ホームベース裏のメインゲートから球場内に入りました。当たり前と言えば当たり前なのですが、試合のない日のスタジアムは非常に閑散としています。

ワールドシリーズ制覇の記念品ショーケース

まず最初に見せられたのが、エンゼルスが2002年にワールドシリーズを制覇した時の記念品の数々が飾ってあるショーケースです。ここは球場内の通路にあり、特にツアーでなくても見ることは出来るのですが、試合のある日は何しろ多くの人でごった返していますので、なかなか立ち止まってじっくり見る機会はありません。

エンゼルスが誕生したのは1961年、アナハイムに本拠地を構えたのが1966年、約60年の球団の歴史の中でワールド・チャンピオンになったのはこの2002年だけです。大切な大切なエンゼルスの宝物なのですね。ガイドさんは記念品の一つ一つの由来を丁寧に説明してくれました。

初代・球団オーナーの名前を冠したカフェテリア

次に案内されたのは球団最初のオーナーの名前を冠したカフェテリア。テーブルが20ぐらいあるだけのさほど広くない部屋で、普段は選手とスタッフしか使えないそうです。球団創設当時のスタジアムやチームの写真が壁中に飾られています。

メジャーリーグに限らず、アメリカのどこの球場に行っても歌われる有名な『私を野球に連れてって』の歌詞に”the old ball game”とありますように、アメリカ人は野球を古き良きものとする気分が大きいように感じます。ガイドさんは多分70歳ぐらいの人でしたが、とても熱心に球団の歴史を説明してくれて、彼がいかにエンゼルスを愛しているかが伝わってきました。

ツアーに来たなら、ダウアウトやロッカールームを早く見たい

ただ、大きな声では言えませんが、私はその辺にあまり興味がありません。そんな話(失礼)より早くダウアウトとかロッカールームとかブルペンとか見せてくれないかなあって思いながら、ガイドさんの話はろくに聞いていなかったことをここに告白する次第です。

そんな私の心の声が聞こえたわけではもちろんないでしょうが、見学ツアーはその後いよいよ貴重な場所へと私達を連れて行ってくれました。

中継ブースからの眺め

アナウンサーや解説者が実況中継するブースから見るフィールドです。遠くに見えるのは故障者リスト入りして調整中の選手達だそうです。

大谷翔平もやった、エンゼルスの「記者会見ルーム」

大谷選手の入団発表もこの部屋で行われました。この日座っているのはガイドさんとお客さんの1人です。壁には今季からエンゼルスとスポンサー契約を結んだ船井電機のロゴが表示されています。

ビジターチーム用ロッカールーム

エンゼルスではなく、ビジターチームが使うロッカールームです。ホームチーム用の方が格段に豪華なんだとか、選手の私物が一杯だから公開出来ないとかガイドさんは言っていました。ホントかな。

ダグアウト・スイート

ホームベース裏にあり、グラウンドとほぼ同じ目線で試合を観れる特等席から見た眺めです。普段は主に企業の接待用に使われているそうです。ちなみに打撃練習をしているのはアンデルトン・シモンズ内野手。

エンゼルス側のダグアウト

エンゼルス側のダグアウト。大谷選手もここに座っているかと思うとワクワクします。テレビで観る試合中のダグアウトは紙コップやらヒマワリの種やらが床に散乱して非常にきたないですが、この日は綺麗に掃除してありました。

おまけです。ダグアウトからロッカールームに続く通路にぶら下がっているサンドバッグ。トレーニングのためではなく、試合中頭にきた選手や監督がぶん殴るためなんだそうです(笑)

スタジアム見学ツアーは90分で試す価値あり

最後に3塁側ダグアウト前からグラウンドに上がり、ホームベース裏を通って、反対側の1塁側ダグアウト裏へ回って、ツアーは終了しました。かかった時間は1時間半ぐらいです。美しい芝生のフィールドに青い空。私の中ではこの風景を見れただけでもツアーに参加した価値はありました。

エンゼル・スタジアムツアー観戦のまとめ

エンゼル・スタジアム以外でもメジャーリーグの球場の多くはこうした見学ツアーを行っています。チケットの価格は球場によってまちまちですが、大体5~30ドルぐらいのようです。エンゼル・スタジアムはそれほどでもありませんが、ニューヨークのヤンキー・スタジアムやボストンのフェンウェイ・パークのように、シーズンを通していつも満員売り切れで試合観戦が困難な球場でも、見学ツアーなら比較的簡単に参加できます。是非一度、メジャーの球場内部を見学してみてはいかがでしょうか。

在アーバイン 角谷 剛

ABOUTこの記事をかいた人

角谷 剛

角谷剛 • 米国公認ストレングス・コンディショニング・スペシャリスト(CSCS) • コーチング及びスポーツ経営学修士(カリフォルニア州コンコルディア大学) • CrossFit L1 公認トレーナー • カリフォルニア州アーバイン市TVT高校クロスカントリー部監督 カリフォルニア在住。IT関連の会社員生活を25年送った後に趣味のスポーツが高じてコーチ業に転身。  著書に「大人の部活―クロスフィットにはまる日々」(デザインエッグ社)がある。